ホリコは今…

見たり、聞いたり、感じたり、そんなものを何かに綴って残したい、そう思うこの頃です。

ありがとう!「劇団美鳳」

2015-03-01 00:29:55 | 日記
劇団美鳳
総座長:紫鳳友也さま
座長:一城進悟さま
劇団員の皆さま

2月の浅草木馬館公演
素晴らしい舞台を見せていただき、ありがとうございました。

厳冬期の2月でしたが
「今日は木馬館へ」と思うと
厳しい寒さも 雪も 雨も 何のその
心は期待に熱くなり 歳を忘れて足取りも軽やかに?
華やかな舞踊絵巻、重厚な舞台、そして余韻が残る渾身こめた芝居に
感動したり 感心したり 大きな声で笑ったり 涙したり ‥‥‥
そして 心から 楽しませていただきました。

最後に、千秋楽前日の「世話情浮名横櫛~お富与三郎~」は
芝居の構成、舞台、もちろん皆さんの演技、
その全てが素晴らしいというか 見事!の言葉以外出て来ません…
   
     背を向けて座っている老人(与三郎)
     その前には 屏風絵のように描かれた砂浜が広がる
     その松林にスポットが当たる
     屏風が閉じられ(幕が開く) 舞台は松林
     お富と与三郎の出会いが始まる
         ‥‥‥‥

     そしてラストシーン
     背を向けた老人(与三郎)
     足ぬけの遊女を伴う若い二人を逃がし
     拍子木を打ちながら去っていく  
     ~完~

「大衆演劇でここまでやる?」「凄いなあ~」「驚いたなあ~」
後部座席の男性二人組が囁きあっていました。
「そうですよね!」と 私もその話に加わりたくなりました。

総座長・紫鳳友也さん
舞台に向う情熱、迫真迫る演技、‥‥
そして、芝居に懸ける熱い思いと真摯な態度
痛いほど伝わり 胸が熱くなりました。
「世話情浮名横櫛~お富与三郎~」
素晴らしいお芝居、心にしっかりと残りました。

座長・一城進悟さん
全てにわたり 座長・進悟さんの存在が とても大きく感じる一か月間
敵役、三枚目役、頼りになる兄貴から老いた女郎役まで
どんな役をもしっかりこなして 脇を固める

時々ご自分を謙遜する発言をされますが
とんでもないです!
憎々しい敵役を演じながら ちらっと見せる人間味
それがあるから
悲惨な結末の芝居にも どこか暖かい
だから
見ていたおばちゃんたちは 安心して家路につけるんですよ。

進悟座長がいるから 友也総座長が輝く
友也総座長がいるから 進悟座長の良さが光る
素敵なご兄弟に 拍手ですね! 


最後に
千秋楽の芝居「雪ざんげ」
悲しい結末に 涙しましたが、
何より 芝居が 芝居をやることが 楽しくてたまらない
そんな
総座長・紫鳳友也さん、座長・一城進悟さんの 
思いのたけをぶつけるような立ち回り
圧巻でした!
改めて 大きな大きな拍手を送りたいと思います。

2月公演 
本当に お疲れさまでした。
そして たくさんの感動をありがとうございました。

名残は尽きません…
しばらく お別れですね~
次回の木馬館公演を 首を長~くして 待ってます!



     長々と 読んでいただき ありがとうございました。
     (いつもの場所 下手壁際) 
     芝居大好きなおばちゃんより