ハイストリートの大道芸人

2006-08-27 | 音楽
こちらは多くの大道芸人のうちのひとつ。
背の高いスコットランド人たちの後ろからカメラを頭上に構えて
めくら撮りしたので良くわからないかも知れませんが、
一輪車に乗って客に投げてもらうキーユを器用に受け取ると言う
定番の大道芸です。

芸そのものはちょっと?と言う感じでしたが、
しゃべりで笑いを取って(あんまり分からなかったけど)
人気を呼んでいました。

エジンバラ音楽祭 / フェスティバル

2006-08-27 | 音楽
おとといまで2週間、エジンバラフェスティヴァルにリヨンオペラ座の
引越し公演で行ってきました。

1週間目はクルト・ヴァイルの「リンドベルグの飛行」と「7つの大罪」
の2本立て。どちらも45分くらいの短いオペラです。
翌週はチャイコフスキーの「マゼッパ」でした。

どちらも週間のベスト・パフォーマンスに選ばれて大成功でした。
因みに今週はアッバド指揮マーラー・チェンバーオーケストラで、
「魔笛」が演目に上がっていました。

エジンバラのフェスティヴァルは音楽に限らず、演劇、映画、美術、本と
あらゆる分野に亘り、街を挙げての大イヴェントです。
エジンバラ城に上る目抜き通りのハイストリートには、
いわゆるフェステヴァルOFFと言う、大道芸のパフォーマンスなどもあり、
街中が毎日文字通りのお祭り騒ぎでした。

この写真はニュータウンからオールドタウンを見たところ。
建物の感じがまるでハリーポッターのようだとは多くの
フランス人同僚の感想。僕は映画も本も見ていないので知らないけれど。
バスやタクシーが忙しく走り回り、歩道は人混みでまっすぐ歩くのが
かなり困難です。意外に日本人の観光客が少なく、それにかわって
フランス人が目立ちました。

北海道にて

2006-08-10 | 音楽
話は前後しますが、7月20日は僕の郷里の中学校で生徒たちを前に
お話と演奏をしました。バッハの3番の抜粋など。
その後吹奏楽の指導もしました。
生徒たちの真剣な眼差しに感動。

7月24日は札幌市東区民センターで、童謡を歌う会と日本歌曲を歌う会
の二つの会の合同の集まりで、バッハ第3番の他、
フォーレ、ラヴェル、ウエーバーなどを演奏しました。

この集まりは僕の中学時代の恩師であるYさんが主催している会です。
Yさんは武蔵野音大声楽科の出身で現在は音楽療法の専門家ですが、
中学時代に芸大進学のためにとてもお世話になった方で、現在僕が
こういう仕事をして居られるのは此の方のおかげと言って間違えありません。

さすがに歌を歌う会の集まりとあって、演奏に対する反応が敏感で、
聴衆とやり取りしながら演奏する楽しさを味わえました。
こういった集まりでどんどん演奏できたらな、と思う。

後半では、Yさんの指導で「初恋」(作詞 石川啄木 作曲 越谷達之助)や
「荒城の月」などを皆さんが歌いました。
僕もこの「初恋」や「からたちの花」等を、チェロで弾いてみました。
日本歌曲には本当に美しい歌が多いですね。
山田耕筰、中田喜直、、、、
日本語がイタリア語やドイツ語と同じくらい知られた言語になれば、
もっと世界に知られるのに、、と思います。

マリオネット劇 「つんつるてん」

2006-08-09 | 音楽


7月30日、今年も去年につづいて愛媛県四国中央市のユーホールで、
石川もう作のマリオネット劇の作曲と演奏を担当しました。

監督  脚本 マリオネット制作 :   石川もう
演出 : 石川真悟
語り    :  高見知佳
マリオネット操作 : パコダ幼稚園の先生の皆さん
演奏   :  ヴァイオリン 古澤英子  ヴィオラ 井桁正樹 
        チェロ 津留崎直紀  

お話
昔々村の衆が皆つんつるてんと言うおかしな村があったそうな。
たまたま通りかかった越中富山の薬売りも見事につんつるてんにされてしまった。どうやら悪さを働くきつねのせいのようだ。たまりかねた庄屋は村一番の若者三平に名刀備前長船を授け、きつね退治を託す。三平は見事おこんに化けた女ぎつねを捕まえ、枯葉を燃やして燻りだしその正体を暴こうとする。

ところが、無実を叫ぶおこんは尻尾を出すどころか、煙に燻られ敢え無く死んでしまう。おばばに責められ三平は自らの命を絶って罪を償おうとするが、そこに通りかかった和尚に諭され、三平は頭を剃り仏道に身を置き罪を償うことにする。

しかし、すべてが終わって辺りを見回すと死んだはずのおこんはおろか、おばばも和尚も誰一人居らず、三平は見事にきつねに化かされた事を悟ります。

嗚呼、この世はどいつもこいつもきつねばかり。

以下続く

帰仏

2006-08-08 | Weblog
たった今、日本からフランスはリヨン郊外の我が家へ帰ってきました。
日本滞在中はついにアクセスが出来ませんでした。
今日は時差と疲れでぼろぼろなので、
日本でのお話は又、少しずつ。

こちらは猛暑が過ぎ去って涼しいくらいです。
コオロギがもう鳴いています。