先日久しぶりにコンサートに行った。元来音楽家はあまりコンサートに行かない。
どうしてかというと行けないから。コンサートの時間とは大抵の場合、自分が弾いているか、または練習しているから。
東京でフリーの音楽家になってもそれは変わらない。大抵レッスンをしている時間になってしまうので、たまにそういう時間が空いているとゆっくりしたくなる。
それともっと大きい理由は行ってみて、好きじゃない演奏を聞く羽目になった時不機嫌になってしまうからというのもすごくある。どうしてもチケットを買うときにためらってしまう。
それで聞きに行ったコンサートの話に戻るが、素晴らしい演奏だった。が、感動しなかった。ホールのせいなのかなんなのかよく分からない。日本のオケは弦楽器が素晴らしい。楽器もいい楽器がそろっている音がする。でも感動しない。
管楽器も上手い。特にこの前聞いたオケではフルートとオーボエが抜群に素晴らしかった。
金管はというと少し悪口になるが日本のオケの金管はあまり好きになれない。音にセンスがない。上手いがデリカシーがない。
だいぶ前にあるオケで聞いたショスタコビッチの時は本当にそう思った。やたらに鳴らしすぎだと思う。それを制御する指揮者も大事だ。
音量が全てではないと思うのだが、、、
さて、このコンサートの指揮者が気になって仕方がなかった。指揮者は日本人の有名な方だった。素晴らしい指揮だったのだが、この方オケに真っ正面に向かって振ることがほとんど無いのだ。いつも45度くらい微妙にファーストヴァイオリン側に体が向いている。
それで以前聞いたオケで同じことを感じた指揮者がいたことに気付かされた。そのかたも日本人だった。
僕には非常に気持ちが悪い。音楽のクライマックスに向かって高揚している時、斜め後ろから見る指揮者ってなんだかね、、、いや気になって仕方ない。
もしかして、こういう指揮者ってオケの団員に対する自信のなさの表れなのかもしれない?
ベームやカラヤンやアッバードが斜め向いて降る姿なんて考えられますか?
出羽守ですが、ヨーロッパでそういう指揮者は一人も見たことがない。
どうしてかというと行けないから。コンサートの時間とは大抵の場合、自分が弾いているか、または練習しているから。
東京でフリーの音楽家になってもそれは変わらない。大抵レッスンをしている時間になってしまうので、たまにそういう時間が空いているとゆっくりしたくなる。
それともっと大きい理由は行ってみて、好きじゃない演奏を聞く羽目になった時不機嫌になってしまうからというのもすごくある。どうしてもチケットを買うときにためらってしまう。
それで聞きに行ったコンサートの話に戻るが、素晴らしい演奏だった。が、感動しなかった。ホールのせいなのかなんなのかよく分からない。日本のオケは弦楽器が素晴らしい。楽器もいい楽器がそろっている音がする。でも感動しない。
管楽器も上手い。特にこの前聞いたオケではフルートとオーボエが抜群に素晴らしかった。
金管はというと少し悪口になるが日本のオケの金管はあまり好きになれない。音にセンスがない。上手いがデリカシーがない。
だいぶ前にあるオケで聞いたショスタコビッチの時は本当にそう思った。やたらに鳴らしすぎだと思う。それを制御する指揮者も大事だ。
音量が全てではないと思うのだが、、、
さて、このコンサートの指揮者が気になって仕方がなかった。指揮者は日本人の有名な方だった。素晴らしい指揮だったのだが、この方オケに真っ正面に向かって振ることがほとんど無いのだ。いつも45度くらい微妙にファーストヴァイオリン側に体が向いている。
それで以前聞いたオケで同じことを感じた指揮者がいたことに気付かされた。そのかたも日本人だった。
僕には非常に気持ちが悪い。音楽のクライマックスに向かって高揚している時、斜め後ろから見る指揮者ってなんだかね、、、いや気になって仕方ない。
もしかして、こういう指揮者ってオケの団員に対する自信のなさの表れなのかもしれない?
ベームやカラヤンやアッバードが斜め向いて降る姿なんて考えられますか?
出羽守ですが、ヨーロッパでそういう指揮者は一人も見たことがない。