はまあるきの東屋

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論語語論

2015-02-09 20:38:19 | 読書




論語語論
一海知義著
藤原書店
3000円+税
2005年

 私は2月8日、やっと半分ぐらい読みました。
 高校で漢文を習ったのですが、それ以後
全然漢文は読んでいなかったので、懐かしく読みました。
私が気に入った文を少し紹介します。

「虎なるものは百獣の長なり、酒なるものは百薬の長なり」
 百というのは全てという意味です。
「子、 怪力乱神を語らず」
 孔子は、物の怪、超能力的力、カオス、神がかったことを、議論しなかった。これらの
四っつは日常生活の中ではありうべからざるようなことだから。
「子曰く、唯女子と小人は養いない難しと為す。
之を近づくれば、則ち不遜なり、之を遠ざくれば、則ち怨む」
 女性と徳のない人間は、近づかすと傲慢になる。遠ざけると恨まれる。
この文を知りあいの女性に見せると、
第一、女性と小人を一緒に扱うことから間違っている、と言ってました。
 「吾(われ)、十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、
五十にして天命を知る、六十にして耳順い、七十にして心の欲するところに従いて、矩(のり)を超えず。」
 私は、まだ勉強不足、文句ばかし、迷ってばかし、欲はかぎりなし・・・
 「小児の学問は論語に止まる」
 寺小屋の子供の学問はせいぜい論語ぐらいまでだ、と。


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