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音楽の話題を日々徒然に。

オフコース本 ~Three and Two~

2009-05-11 23:06:16 | 小田和正/鈴木康博

前回の記事、「復活して欲しいバンド」に、色々とコメント頂きありがとうございました
コアなファンの方々の想いというのは、枝葉は違っても、幹の部分は同じ。
太くてしっかりしたものがあるのだなぁとあらためて感じた次第です。
私の心も、乱れてはおりますが、だいぶ整理されたように思います。
それについてはまたいつか、あらためて書かせて頂きますね。

で、そんな真摯な思いから一転、今回は少々”下世話な話”をば・・・

これは、私が持っているオフコース本の中で、おそらく一番古いものです。
GWに引っ張りだして読み返し、楽しんでおりました。

『OFF COURSE ~Tree and Two~』

初版は昭和54年10月。『さよなら』でブレイクする直前ですね。
いわゆる”タレント本”のようなもので、作りは少々アイドルものっぽくもあるのですが、内容は盛りだくさんで、読みごたえ十分なボリュームです

中は、各メンバーへのインタビューが中心なのですが、これがまた・・・

-小田さんの結婚問題なんですけど、一体どうなっているんでしょう?

などと、今じゃ考えられないようなスゴイ質問を、さくっと訊いております
ちなみに小田さんの回答からは、この頃はあまり結婚する気がなかった模様

一方のヤスさん、この頃は既に結婚されてました。
・・・ヤスさんてば、かな~り、ノロけておられます

そういえば、奥様とは杉田二郎さんのコンサートの打ち上げパーティで知り合った、という話をこの本で読んで以来、私の中では、『通りすぎた夜』の主人公はヤスさんと奥様になりましたね。

♪ぬけるような白い肌 パーティドレス♪ってね。


この本の最後にはメンバー5人の「座談会」なるものが載っています。
この座談会の中で、清水さんのコメントが私のツボなんです。

「・・・でもヤッさんと初めて会ったときはすごく印象が良かったんだけど、
小田ちゃんの場合(中略)、なんや、コイツ、一発くらわしたろかって感じだった(笑)
もうえらく印象悪かったね~」

答えて小田さん、
「俺としては普通にあいさつしてるつもりなんだけどね(笑)」

なんとも、”らしい”話で、今読んでも吹き出します

・・・とまぁ、こんな感じで若かりし日の5人の率直な話が載っております。
ストイックなイメージのあるオフコースですが(って、実際そうなんですが)、たまにはこんな話もいいかもしれません。

コメント (13)    この記事についてブログを書く
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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (wanwan)
2009-05-11 23:40:00
持ってます、持ってます。きっと、ひと通りは読んだと思うのですが…そんな事やこんな事が書かれていたんですねぇ(笑)
しっかし、nanoriさんの記憶力や読破力!?はすごい!!です。
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Unknown (nico)
2009-05-11 23:49:43
ああああ、私、この本を知らない~
おまけにもう私は Give Up も藤沢映子さん(?)の本も、月刊カドカワの小田さん特集?も写真集もぜーーーーんぶない。(月刊カドカワのなんて、きっとおととしの大掃除のときに捨てちゃったんですよ)
もうね、ほっんとにね、悔やまれます。

それにしても、その清水さんの言葉、サイコーですね。そして、それに しれっと答える小田さんがイカシテます
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フェアウェイも持ってます (みゆ)
2009-05-12 00:20:49
懐かしいですね
この温度差のある発言がいかにも当時の小田さんらしくて素敵です←?

もう30年近く前(!)だから当然なんですが皆さん若いですよね

ホントに「等身大」の5人の声がそのまま入っているのが凄いです
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Unknown (うるとらK)
2009-05-12 10:20:05
すご~い!こんなに前からファンだったんだね。同い年とは思えませぬ。
本当に下世話な話が直球ですね。
ま、年齢的に今のあたしらより若い頃のメンバーへの質問だったりしますよね?
そりゃあこの手の話題も普通に出て当然なのかも。
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まとめてレスします (nanori)
2009-05-12 19:16:05
>wanwanさんへ

やっぱり持っておられましたか
今読むとなかなか面白いですよ♪
しかし、ホント、これだけ熱中してもっと別のものを読破していれば
私ももう少し立派な人間になれたでしょうにねぇ

>nicoさんへ

その後悔、わかります!
私の最大の後悔は、『はじめの一歩』を捨ててしまったこと
小田さんの子供の頃の写真やら、今思えば物凄く貴重な話が満載だったのに!
あとは、チケットの半券とかツアーTシャツとかも・・・
これからは気をつけようと思ってます。

>みゆさんへ

30年前・・・あらためて書くとものすごく遠くの話に思えます
「当時の小田さんらしくって素敵」って、
その感じ、なんともよくわかります
それにしても、皆の話してる内容が若いですよね~。

>うるとらKさんへ

いや、初版の頃はさすがにまだファンになってなかったです。
これは後に入手したもので、
私がファンになった頃(とは言ってもこの3年後くらいですが)は既に
「寡黙な小田さん」でした
とてもこんなインタビューに答えるような雰囲気ではなかったですね
この本は、小田さん、ヤスさんは32歳?
話してる内容に、若さの勢いを感じますよ。
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この胸のチクチクは・・・なに? (くるみ)
2009-05-12 19:28:17
これ、たまにオークションで出てたりして、欲しいなぁ~って眺めてる間に、落とされちゃうのよね
しかし、ヤスさん、すんごいノロケてらっしゃるのですか・・・奥様が羨ましい・・・
むむむ・・・この胸のチクチクというか、ザワザワというか・・・
これって、ひょっとしてプチジェラスィ~かしらん
小田さんは、なんだか変わんないっていうか微笑ましい♪
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くるみさんへ (nanori)
2009-05-12 19:43:38
この時ヤスさんは結婚4年目。
「本当にあいつと結婚してよかったと今も思ってる」
「モデルやってる女って、派手でわがままでってイメージあるけど、あいつにはそういう感じ全然なかったんだよね」

・・・だそうです。なんとも妬けますなぁ
ま、昔も今も、いつも指に光ってる結婚指輪がね、ヤスさんらしいですよね。
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Unknown (アベちゃん)
2009-05-12 22:35:58
実は、これなぜか持ってるんですよ~。
何で僕のようなたかがファン暦6年の者がが持っているのか・・・・・・・・
いつもお世話になっているあるオフコースのベテランファンの方がプレゼントしてくれたんです♪

これ読むとメンバーの知られざる?素顔というか、そんなようなものが分かるので、すごく面白いですよね♪
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アベちゃんへ (nanori)
2009-05-13 12:57:25
おぉ!アベちゃんのような若者がこの本を持ってるとは!
もしかして、イヤもしかしなくても、まだ生まれてませんよね
この頃のインタビューって、皆ものすごく素直に直球で語ってるところが、面白いです。
逆にいえば、『さよなら』以降の姿の方が不自然だったのかも、なんて思っちゃいます。
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予約しました (はる)
2009-05-14 21:33:06
nanoriさん  こんばんは。 このブログを読みまして 早速図書館に行きましたら「この本は蔵書にございません」との事でしたので 全国の図書館から探してくれるという ありがた~い相互賃借のシステムを利用して また予約してきました。 しかし、検索してくれた若い図書館司書さんに「この本はどういった内容で・・?」と聞かれ、「オフコースというグループに関して書かれた本で・・・」と答えたところ「あぁ~!」とすぐ分かってくれました。うれしいなぁ~。 
でも 図書館司書の方々は 多方面の情報を持っておられるのでしょうね。   本が届くのが楽しみです。
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