2月から3月にかけては、本来なら閑散期なのですが、今年はどうにも自分の力の及ばないところでスケジュールの調整がつかず、土日の休みすら、取れるのだか取れないのだかはっきりしないありさまで。予定がたてられない~
そんななか、唐突に今週末に3連休。
いろんなモヤモヤを吹っ切る意味もこめて、急ですが旅に出てることに。
行き先はどうしよう?
「あ~、温泉入りたいなぁ」「海がみたいかも」ってことで伊豆を候補に。「そういや、伊豆って早咲きの桜ってなかったっけ?」と検索すると、”河津桜”がヒット。よし、行き先は河津に決定!
しかし、河津が伊豆半島ののどの辺りかもよくわかってない私
東京の友人を誘うことに。急な誘いにもフットワーク軽く応じてくれる友に感謝!
ということで、行ってきました。
友人とは金曜日のお昼前に三島駅で待ち合わせ。熱海でもよかったのですが、せっかくなので三島で有名な鰻を食べてから行こうかと。
三島で一番人気の『桜家』さんの鰻重です。
蒸してから焼く関東風の鰻はふわっふわ!タレも関西よりあっさり目の味付けなのが新鮮。
三島から熱海、熱海から伊豆急で河津までは約1時間半。車窓にはずっと続く海。春の海はひたすら穏やかでした。
さて、今夜の宿ですが、なんせ河津桜のハイシーズン。急に思い立ったところでどこもかしこも満室な中、かろうじて1室だけ空きがあった旅館を確保。目の前がすぐ海!なロケーション、『海遊亭』さんです。
こじんまりした宿ですが、部屋もお風呂もオーシャンビューという贅沢
宿から桜祭りの会場は徒歩ですぐなので、早速でかけてみることに。
桜並木のある川沿いへ出てみてびっくり!
どこまでも続く桜、桜、桜。
そして菜の花。
正直、ここまで凄いとは思ってませんでした。ソメイヨシノよりも濃いピンクの河津桜はなんとも艶やかで。
街をあげて、この桜をとっても大切にしているというのが伝わってきて、ほっこりした気分になりました。
のんびりと桜並木を散歩したあと、夕食はお部屋で海の幸を満喫。
お刺身はさすがに鮮度抜群。
鍋は白魚、てんぷらにはふきのとう、そして筍ご飯。食卓もすっかり春です。
食後は腹ごなしに夜桜見物へ。
ライトアップされた桜は昼間と違った表情で、これまた素敵でした。
翌日も桜。
この日の方がお天気がよかったので、桜並木ををもう少し上流まで歩きました。
さて、ランチを熱海で食べようと思っていたので、昼前の電車に乗ろうとしたのですが、河津の駅の混雑ぶりがハンパない状態
このあたりで下調べが出来ていない行きあたりばったりぶりが露呈(笑)
なんとか予定していたのより30分ほど後の踊り子号に乗車~。
ランチのラストオーダーぎりぎりに飛び込んだのは、熱海で有名な洋食店『スコット』です。谷崎潤一郎や志賀直哉、近年では村上春樹といった文豪が通う老舗は熱海銀座の路地裏にひっそりありました。
さんざん悩んでチョイスしたのはカニクリームコロッケ。
ベシャメルソースとカニの風味が絶妙で、あっという間に完食!ちなみに友人はデミグラスソースたっぷりのハンバーグで、こちらも大満足だった様子。
熱海から在来線で帰京する友人と別れ、新幹線に乗り込み帰阪。
急に思い立った割りにはかなり充実した旅行でした。 強引にでも行ってみるもんですね。
素敵な写真ありがとうございました。食べ物も桜も、キラキラしているですね。なんだか、旅行に行きたい気分になりました。
急に、『孤独のグルム』というドラマを思い出されました。日本料理のすばらしさをいろいろ見せていただきました。いつかこのドラマの主人公のように、見知らぬ町に行く時、冒険の気分でふらっと小さい店に入って、びっくりほどの美味しいものに出会う…こんな夢を見てしまいました。(笑)
今年は横浜に行く予定があるかもしれません。その時、必ず誰かさんが生まれ育ったあの商店街に行くと決めました。(╰ω╯)
オカンが絶賛する河津桜、ホントに見事だね~。色が濃いと作り物っぽい気がしてフンって思ってたけどこれだけ並木になってたら見応えもあるわな♪
このあと散ったら、まさにVelvetの絨毯になるんでしょうね。
そうそう、『孤独のグルメ』で登場した”わさび丼”の舞台は、この伊豆の河津なんですヨ! 私は辛味が苦手なので食べてませんけど(^^;)
横浜は私の第二の故郷です。
なのでですが・・・実はあの商店街には行ったことがないんです~。
決して近くはないけど、新幹線があるだけでハードルは下がるわ。
正直、和歌山とかより行きやすいもん(笑)
河津桜、なめてましたわ。ここまでの迫力とは思いませんでした。オカン絶賛なの良くわかります。
この並木、延々と2kmくらい続いてるんだよ~。