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小田和正DVD『風のようにうたが流れていた』、お正月休みに観たのですが、その内容に圧倒されてなかなか感想が書けませんでした。
いや~、面白かった
第1話の童謡『あかとんぼ』から、最終話での『ラブ突』まで、小田さんの歌う洋楽・邦楽の名曲の数々に酔いしれ、おそらくテレビ放送時には大半カットされたであろうトークに感心し、そして散々笑わせていただきました。
全話分の感想を書いていると、それだけで半年くらいかかりそうですので、心を鬼にし、厳選して(?)書かせていただきます。(それでも長くなりそうです)
第5話にゲストで登場したムッシュかまやつさん。このDVDを見て、私のムッシュに対する印象は大きく変わりました。やはりどうしても「♪下駄を鳴らして~」というイメージだったのですが、どうしてどうして、こんなにカッコいい音楽を作る人だったとは!ソフトな語り口とは裏腹に、芯に強いものを持っている方ですね。
山本潤子さんが登場した回も素敵でした
小田さんもすっかりリラックスして楽しそうで。
『卒業写真』がヤスさんの結婚式で初披露されたなんて話まで飛び出してましたね。昨年、ヤスさんのコーラスで歌う潤子さんの『卒業写真』を生で聴くことが出来た私は幸せものです
さて、このDVDで私のイチオシは第7話。財津和夫さんがゲストでした。何故この回が一番面白かったかといいますと、小田さんの音楽史と私自身の音楽とのつきあいが、ようやくクロスした時代のお話だったからでしょうか。
まず冒頭に演奏された『ファンキー・モンキー・ベイビー』。
小田さんのハジケっぷりにびっくり!一気にテンションがあがります
そして財津さん登場。
オフコースファンで、実はチューリップも好きって方、多いのではありませんか?私もその一人です。オフコースほどではありませんが、よく聴きました。小田さんが「あぁ、Lovely,lovely?」と間違えた、『いとしのエミリー』も好きでした(笑)。
二人のトークにはもう爆笑。
「姫野ってオマエのなんなの?」っていう小田さんの突っ込み!最高でした
確かに、私も『心の旅』のボーカルが姫野さんなのは不思議に思ってましたケド。
ユーミンと3人で作った『今だから』の裏話も面白かったです。この曲の一度きりの披露の場となった「代々木のコンサート」って、85年の「ALL TOGETHER NOW」ですよね。懐かしい。当時このイベントが放送された番組を、ラジオにかじりついて聴きましたっけ。総合司会の拓郎さんがイベントの開会宣言をした後に、トップバッターを、
「きいて驚けよ!オフコースだっ!」
と紹介し、拓郎さんの『おまえが欲しいだけ』をセッション。のっけからラジオの前で興奮したのをよく覚えてます
「あぁいうの、やったほうがいいんだよ」
と小田さん言ってましたね。ホント凄いアーティスト達の夢の競演でした。オフコース、はっぴぃえんど、サデッスティック・ミカ・バンド、佐野元春さんや鈴木雅之さんも。いろんな趣向が凝らしてあって、今でも忘れられないイベントです。そういえば、私が洋楽というものを意識したきっかけは、このイベントで聴いた『You've got a friend』と『I just called to say I love you』でした。
すいません、話がそれましたが、洋楽といえば、『風うた』で、毎回冒頭に小田さんが歌う洋楽のスタンダードが素晴らしい!この部分だけをまとめて編集したいっ!と思うくらいです。
なかでも第6話の『Every breath you take』。
「ひぇ~、お、小田さんがポリス歌ってるよ~」
と、驚くやら嬉しいやら。
ビートルズやカーペンターズならわかるのですが、ポリスと小田さんって、接点なさそうじゃないですか。これがまた、ミスマッチどころか、最高でした
オフコース時代を語る回については、感慨深いものがありました。
あぁ小田さん、アメリカへ行っていたときってそういう心境だったんだ、とか・・・。ただひとつだけ、残念だったのは『もっと近くに』が"Looking Back"バージョンで歌われたこと。「この曲がツアーのオープニングだった」というのであれば、この場面では是非とも『as close as possible』として歌って欲しかった!スイマセン、私には思い入れの強い曲なもので
・・・と、まだまだ色々ありますが、すっかり長くなったのでこの辺でやめておきます
ちょいと毒のあるトークで散々笑わせてくれても、最後は毎回、真剣な顔で日本の音楽シーンの在り方を語り、タイトル曲の『風のようにうたが流れていた』で締めくくられます。読み終わるのが惜しい本というのはありましたが、見終わるのが惜しいDVDというのは初めてでした。
レポ、楽しく読ませてもらいました♪
購買欲が沸くわぁ・・・
2004年だっけ?『風うた』が始まるという情報を知ったときに、ここ東海地区では放送しないという、
ショッキングな情報も聞きました。
この時、TBS系列の名古屋のCBCテレビに“放送してください!”
と、熱いメールを送ったっけ。
私は小田さんの歴史、これで知りました。山本潤子さんや財津さんとのやりとりは、素だったよね。作ってきた歴史がそこにあった、という感じかな。
私は4枚目、何話だったか忘れたけど、言葉にできないを歌ったあとに、「最後にWoo~っていうとこが高いんですが・・・」って話すネタがツボでした。そのあとのスタレビも子供達と歌った明日も・・ああ、結局全部最高なんですが。
小田さんの洋楽のカバーCD化してほしいって思いました。ただいま貸し出し中なので帰ってきたら早速見よう!
くるみさん、まだ持ってなかったの~?早くぅ~!!
くるみさん、買うなら時間に余裕がある時をお勧めします。こんなの普段の日に見始めようものなら、仕事どころか、生活が地につかなくなりますよ
これ、テレビの本放送と見比べてみたいわ。どれくらいカットされてるのかな?もったいない!
洋楽のカバーCD、いいですね~。たぶん出してくれないでしょうから、自分で編集できないか、チャレンジしてみようかなぁ。時間のある時に・・・。
なんせ、今も『LIFE-SIZE』や『クリ約』を
ちょっと観てみよう♪と見始めたら止まりません。
家事の手がピタっと止まってしまうので・・・
うるとらKさん、誘惑の逆襲だね
もし洋楽カバーCD、編集したら
よろしくお願いしま~す
仰っていること非常によくわかります!
小田さん、カバーを歌うとき、一曲、一曲、歌い方を変えてるんですよね。私が一番驚いたのは、クリ約でサザンの『真夏の果実』を聴いた時とき。小田さん、こんな歌い方するんだ!って。ご自分の曲を歌う時とも違うし、かといってサザンを真似てるわけでもない。最近カバー流行りですが、大抵は曲を自分の方に(半ば強引に)引き寄せて歌う歌手が多い中、小田さんはやはりスゴイと思いました。
洋楽CDの編集、頑張ってみますので、気長にお待ちを!ちょっと勉強してみますね。