山に癒されて…♪

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又劔山  竜口(りゅうご)尾根

2018年05月26日 | 山登り 近畿 台高・高見山方面
2018年5月20日(日)☀/☁ 又劔山~竜口尾根から隠れ展望台へ


突然だった…


又劔山に行こう!

えっ…

台高の端のお山だよ

ピストン?

そうだよ





アケボノツツジは終わっている時期ではあるが
お花を楽しむにはいい所のよう…

人が少なければどこでもの勢いで
チチの誘いに乗る私です


この時はまだ 大蛇嵓から見えるあの尾根を
歩くなど思ってもおらず
何気に台高山脈の端をピストンするだけの
花見散策登山ぐらいに思っていました




アクセス

国道169号線より上北山村役場の看板を超えてすぐの橋を渡り
林道サンギリ線を進みサンギリトンネルを抜けた後左折して
林道橡谷西ノ谷線にて登山口へ



サンギリトンネルを抜けると二股に分かれ
左側に曲がって 林道に入りますが…
そこからは違う意味の緊張で 
今日一日の行程が終わった疲労感を感じます


林道橡谷西ノ谷線小落石 落枝 舗装の陥没
横断側溝のグレーティング蓋の隙間が空いている箇所が数か所あり…
慎重に運転をするチチの緊張感が伝わってきます


林道自体は然程狭くはなく
荒れていなければ展望の良い舗装道路ではあるのですが…


展望が開けだしたところで
ちょっと寄り道をする事に…



 展望台


大峰山脈




林道橡谷西ノ谷線に設けられた展望台
大峰の山々を一望できる絶景ポイントのようです

懐かしき大峰山脈が目の前にど~ん!
今までに歩いたことのある峰々が広がって見えます


こうしてみると 大峰の山は広い…


ふとチチが…


あそこ 歩かなあかんな…


南大峰の釈迦が岳と大日岳は まだ歩いていません…


いつか…









コースタイム

8:35 林道橡谷西ノ谷線路肩駐車スペース → 9:27 新登山口分岐 → 
9:54 又劔山 1377.2m → 10:27 丸塚山 1305m 10:38 → 
11:00 五兵衛平 → 11:25 P1320 → 12:13 展望地 → 
13:27 五兵衛平 → 13:54 丸塚山 1305m 14:05 → 
14:33 又劔山 1377.2m → 14:49 新登山口分岐 → 
14:55 新登山口 → 15:30 駐車スペース




 




展望を確認したところで
今回は旧の登山口から入山する事にし 少し戻ります
林道橡谷西ノ谷線の路肩に駐車スペースを見つけて駐車!

そして ゆっくりと旧登山口へ向かいます






旧登山口の目印の松



山側に大きな松の木が立ち こちらだよ教えてくれます
その前を通る形で 入山します



 旧登山口
 獣除けのネットの右側の道




林道沿いの登山道は 
すぐに獣除けネットが目の前に現れ
道は二股に分かれる感じになります


道をへと進むと 木の階段が現れます
急な登りの始まりです…が

これが始まりというより アップダウンの多いお山の
予行練習と言ったところでしょうか…







樹林帯の中ではありますが 途中…
道路側の面が開けて大峰の山々を感じながら歩きます



 踏み跡あるが薄い…

ザレ場の岩稜




踏み跡はあるものの薄く 地図確認は必要…です

これが始まり…?
なにが始まり…?

この道 愉しい~♪
この道 しんどい!


どんな山歩きが待っているのでしょう…




 朽ちかけた丸太の梯子
 フィックス付きの急坂




初っ端から な道が続きます
木の根を掴んで登ったり…
上を見る事もなく 無言で登っていると


白い花が地面に落ちているのを発見…

ふと目線を上げると…特徴的なが目の前に…


…と!




 ゴヨウツツジの葉



この木 凄いぞ!


チチの声の方を見ると…


おぉぉぉぉ~!





シロヤシオ(ゴヨウツツジ




何と このシロヤシオ!
見事に花を咲かせているではありませんか!
生命の強さ 逞しさが伝わってきます

シロヤシオの木に別れを告げて
小ピークを越えて行きます


 少し下って…チチが呼ぶ

新登山口の分岐




何事かと急いで下ると
分岐点に着いた事を知らせたかったよう…


ここが新登山口から登ってきた合流点だ…


チチ曰くは ここは20分ぐらいで来れるそうです
旧登山口からですと1時間はかかるので 
ここからの方が早く登れるそう…



だったら…ここから登ればよかったのに…

いやいや…
古い登山口も経験しておかなければね…

…そう?







分岐から見る又劔山へ続く尾根




なんだか この先も急な登りが続きそう
この先の尾根の本性を垣間見る様です

ですが…この分岐からの尾根道は はっきりついており 
何も心配するところはありません



 静かな森の中




痩せ尾根も…広い尾根も… 
変化を見せて楽しませてくれます
アップダウンも自然のままに…


静かな空間の…深き森…
小鳥の囀りと木漏れ日に…
異次元の世界に迷い込んだ様な錯覚に陥ります



 立派な 立ち枯れのオブジェ
 尾根にでる




立派なオブジェが目の前に現れ 
周りの雰囲気が一気に変わります


ここから 白い花をつけた尾根をただ只管歩きます…


シロヤシオを中心に
カマカツ
ミヤマガマズミ
 などなど…


白い花が 青い空に溶け込んでいきます



 カマツカ

目覚め始めたカマツカ





はあくまでもく…
お日様は どこまでもき…
山の女神さまっているよう…

尾根は変化を見せながら 又劔山へと誘います



 オオモミジの花




切り株のオブジェ
若葉のトンネル
シロヤシオ 
朴の木 
オオモミジの木 
そして森の主のような ブナの巨木



見事な雑木林の尾根は疲れすら忘れさせてくれます♪



 丸太の階段

大峰山脈




丸太の階段が上へと続き… 
最期の登りと頑張って…
頑張って登って… 
大峰山脈をチラ見して…


何かピークのような ただの尾根…?



  チチの足が止まった…?

又劔山(またつるぎやま) 1377m



分岐から30分ほどで又劔山に到着です


あれ…?
お花見散策は これで終わり…?


そう思っていると

ピークから延びる尾根を チチは進みます


地図で位置確認しますと 確かに長い山頂


チチについて山頂の端まで行くことにしますが
なんとも物足りない山歩き…


この時はまだ…
細長い山頂の端を確認するだけ…と 思っておりました





 どこまでが又劔山の頂…?

大蛇嵓




痩せ尾根の頂を進むと 目の前に大展望が開けます




笙ノ峰と展望ポイント




台高山脈
大峰山脈
その分かれ目へと伸びる竜口尾根

又劔山の端に
こんな展望ポイントがあったなんて!




 大蛇嵓方面を眺めるチチ


目的の又劔山に登りました!

絶景をしんで… 
ここからUターン…のはず…が…


えっ?








チチ~どこ行くの~!




チチの本当の目的は ここからだったのです


確かに 地図上には 破線の道が記されています…


又劔山に行こう…は、口実で…
そのにあるものを見定めるためだったようです…


また…やられました…


そう思いながらも 
チチの後を追って下っていきます…




つづく…


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