山に癒されて…♪

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自己世界の超ロ~ング日記です
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又劔山から竜口(りゅうご)尾根の隠れ展望ポイントへ

2018年05月30日 | 山登り 近畿 台高・高見山方面
2018年5月20日(日)☀/☁ 又劔山~竜口尾根から隠れ展望台へ


忙しさに感けていると 何時しか自身の記憶も薄くなり
焦りながら続きを書く羽目に…
急いで続きを書かねばと思いつつも なかなか更新が怠っています…
記憶も曖昧で 雑になってしまいます…すみません…


さて…続きは…




 コース地図




尾根の先には
左右に台高山脈と大峰山脈が連なり
チチが目指す 隠れ展望台があるという尾根は 
大台ヶ原の大蛇嵓を捉えて延びているよう

だけどあの先に展望台があるのかしら…?





竜口尾根




生い茂った樹林帯に尾根に
展望らしきものはここからは見えません…

しかし チチはそれを探しに向かうようです



 又劔山からの続きです


迷わず下るチチ





朽ちた株に枯れ枝が点在する尾根は
台高山脈らしい雰囲気を感じます…

そんな少し広い尾根は
次の尾根の繋ぎとなる鞍部へ急降下する様に
樹林の中へと延びていきます







この先の番人のように 巨木が立ちはだかり
その根元を通って 竜口尾根へと向かっていきます



 ヤセ尾根



樹林帯の中にすっぽりと納まった尾根は
竜の背のごとく痩せ尾根となり 木漏れ日が竜の肌を表すよう

そんな尾根を歩いていると特徴的な木が目に留まります
 
ここから再び…
アップダウンの多い尾根歩きが始まる事を
実感していきます



 っては…
 り…
 大小合わせて幾つ目のピーク…?
 あれ…? 標識が…

丸塚山 1305m




アップダウンの尾根の幾つかのピークを越えて
いつの間にか丸塚山に到着です

尾根の一角のような山頂は
展望が望めるとは言い難いのですが
立ち枯れの木の指す先のは見事なものです♪







所々雑木林の切れ間より覗く 
大峰や台高の山を望みながら
更に先に進んでいきます

丸山からは長い長い下り坂

展望ポイントに向かうのに
なぜ下らなければならないの…?


そう思えるほどの下りに…先の見えない不安ではなく
疑惑がわいてきます




 丸塚山からも斜面…
 下って 下って
 痩せ尾根も歩いて 歩いて
 ただ只管 下って…下って





なんてことでしょう~!
今度は 急坂の 登り返し…!

まぁ~ 確かに下った分 登りはあるものですが…



 エンヤコラ!と踏ん張って!
 登って登って





おお~ 出たぞ!
広~い尾根だ~




五兵衛平(石の広場)




別名 石の広場と呼ばれる所は
天空の広場のようです♪


立派な古木の根元につけられた標識
まるで 小学生の名札のようでもあり
この木の名前が五兵衛とでもいうかのようです

さてさて ここからはしばらく
緩やかな尾根歩きなのでしょうか…?




 若ヒメシャラの尾根
 老ブナやヒメシャラなどの雑木林

竜口尾根




見えるピークは何番目
丸塚山もその一つ…
先の 1320のピークもその一つ…

時折見える竜の背のような尾根に 
大小合わせて幾つのピークがあるのでしょう…

つかの間の 緩い尾根道を愉しみます



 穴に潜るような急斜面を下って…

ヒメシャラ林



急斜面を下っていくと今度は
新緑を纏ったヒメシャラ林の中に飛び込みます

ツルっとした独特の赤味を帯びた幹が立ち並び
若葉色の林はなんともいえぬ雰囲気に包まれます

今迄のしんどさが消えていくほど…

森の呼吸を感じながら歩きます



 森を抜けると…?




ヒメシャラ林の中から抜け出ると
目の前に開けた世界が… 
どこぞのピーク?



 木に取り付けられた標識
 1320?ここが…?


P1320



ヒメシャラの林から 鮮明な景色になり
明るい尾根に飛び出た感じがします

名もなきピークかと思いきや ここがP1320
それを示す標識が途中に…


チチはその先のピークに立って地図確認中
そして…迷わず先に進んでいきます




 枯木が方向を指して…?
 小さな入り口 長い尾根道…




この先には何があるのでしょう…
無言で見つめる大峰の山々…

P1320の東の方向の尾根を少し下ると 展望台があるのに
チチはそれには見向きもせず 反対方向の下り道へと進みます

チチの探す展望ポイントはここではなかったようです…



 って…
 って…





アップダウンの道は容赦なく続きます…




 ヤマツツジ
 シロヤシオ




この辺りから シロヤシオ一杯目立ち
白い花の群れの中で ヤマツツジの朱色が絡み
シャクヤクの 紅がアクセントになって
心と目の保養ができます






でも… 道はではありません…

歩くのに問題がある箇所はありませんが
登ったり下ったり…変化は絶え間なくつづき
優しさはあるようでない感じ…です…

そして…
P1320を越えて展望ポイントに向かう尾根道は
急に踏み跡が薄くなります 

人の訪れが少ないのでしょう…




 を過ぎたシャクナゲ?
 急な
 急な
 足が重いぞ!


標高1360m位の頂上台地に到着





先鋭的なピークを越え…
アップダウンを幾度となく味わい…
これでもか~という急登を登り切ると
テーブル状の尾根となり傾斜が緩くなります



本当にのような尾根道です




その頂上台地からは 余計人が入っていないのでしょうか
しっかりと道がついてるわけではなく
広い台地を 自由奔放に歩き回っているかのように
薄い踏み跡がさらに薄くなり わからなくなっているといった感じです

ここは地図で確認をしながら 展望ポイントへと向かう必要があります


…といっても それはチチのお役目…

私はというと…そのおかげで
花撮りに集中させてもらっています…





孤高のヒメシャラ



目立つように 立つヒメシャラの木
ツルっとした木肌が艶めかしい…


 いくつピークを踏んだのだろう…





台高らしい雰囲気の広い尾根
こんなところがあるから…疲れも忘れてしまう…


急なアップダウンが続く中
に癒され
の芸術的な姿に目を奪われ…
静寂なの中に溶け込んでいきそう…

だけど…

本当にチチの探す展望があるのでしょうか…

一抹の不安が過ります…



チチ… どこに行くの… 

展望ポイントらしき場所があるようには見えません…が…







 シロヤシオ

シロヤシオの森




シロヤシオが空に透けて
新緑の陰に淡くも清々しい色をして
薄暗い森の中を飾っています


あぁ~♪ 私はこれで十分
十分楽しめました
これ以上…何を求めるのでしょう… 
しんどい思いをして歩かなくても…

もう~ 展望なんてどうでもいいわ~


そんな私の気持ちなどお構いなく
チチは黙々と先を急いで歩いていきます



これこれ…チチ様 お待ちくだされ~




 尾根が続き…



魔界の森のような触手がのび…
展望ポイントがあるようには見えません

あるかどうか分からない展望ポイントを
いつまで探して歩くのでしょう…

それでも展望ポイント目指し進むチチの後を追います

その道は 踏み跡薄く幻の道のよう…



 さらに下って…



下れば下る程…やはり疑問に思う私…

展望ポイントってどこにあるの…?


…と





大岩




岩の壁のような尾根が ど~ん!

こ…ここ 登るの…?

巻く道があったけれど…
その斜面も きつい…








岩と木の根が競う様に
山肌を走っています

ここを越えると 展望ポイントのはずだよ


チチのその一言に背中を押され 
奮い立たせる様に歩く私です




 




やはり厳しい所にシャクナゲあり…
ですが…この先…行き止まり?







ここが展望ポイント?


石楠花に阻まれたヤセ尾根?のが見えません


は…に…?


の展望ポイントになってしまったのでしょうか…?


しかし… チチは諦めません…
何かを見つけたように 足場を探して向かいます…


何処に…行くの…?








ゲッ! 足場最悪…!
シャクナゲの浮いた根っこが足場…?


慎重にシャクナゲの木に摑まって 越えていきます


…あっ!


正面に大蛇嵓が!




大蛇嵓



中ノ滝




最も近い
大蛇嵓を正面に見る絶景ポイント
見付けました~

二人でいっぱいのい崖っぷちですが
大台の山から見た逆バージョンで
見上げる大蛇嵓の雄々しい事~♪

幻に終わるのかと思った展望ポイント
漸く辿り着き安堵しました


ちょっと松の木邪魔になりますが 
目の前の大台の山々と 大蛇嵓を堪能しながら 
シャクナゲに囲まれた貸切のピークで一休憩します






大蛇嵓




さぁ 目的は果たした!

帰るとしましょう!




名残り惜しくも 大蛇嵓に別れを告げ
来た道を引き返す事にします…






復路では…
ヤセ尾根では歩くところが限定されるので問題ありません

幅広い急斜面を下る時は…
歩き易い方向に安易に進むと大変な事になります

ですので…
注意深くルートを考えながら下らないといけません









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