みやがわみちこがお届けする「なんでも仙人」ブログ

caoさんへのご質問②「不登校について」

前回のブログの続きになります。

caoさんは子どものころから、「自分は人と違う」と思ってきたそうです。

なので、『あの人に合わせた生活をしてみよう』とか、
『あの人と同じことすれば、間違いがないだろう』と思って、
ずっとそういうことをしていたら、苦しくなってしまって、学校には行かなかった、
と言われていました。

caoさんへのご質問②

「不登校で悩んでいるお子さんや親御さんがたくさんおられるので、
その方々に向けて、caoさんから何かメッセージをお願いできますか?」


■  ■  ■

(caoさん)

「不登校であっても、現実はきっちり見てるんですよね。

意外と不登校のお子さんって、なまみでガン見してるんですよ。

「親はどう思ってるのか?」とか、
「先生はどうなんだろう?」とか、

「世の中を自分はどう思ってるんだろう?」
と思うのと同時に、
「自分が自分のことをどう思うのか?」

という「問い」に、ずっとはいっていったり・・・。

そういう不登校もあれば、わたしみたいにちょっとおちゃらけてて、

「人と合わせるのがもう面倒くさいや」
「バカバカしい」

と思って、学校に行かなかったりとか。
パターンがいろいろあると思うんですよね。

ただ、ずっと思っていたのは、

「あの子、かわいそうな子だよね。」

って言われるのが、口に出さなくても聞こえてくるので、

「わたしはかわいそうな子じゃないんだ!」

っていう、ずっとそういう葛藤でしたね・・・。

それが吹っ切れるようになったのは、
いろんな世界の人からいろんなことを教わって、

「体があるってことは、ありがたいことだよ」

ということを次元の違うところで聞いてきて、
現実に戻ってきて、親に「ありがとね」って言ってみたり・・・。

そういうことを繰り返し繰り返しやっていました。

高校生の時には、自分から学校に行きたくなってましたね。

その3年間はガッツリ勉強しました。

そういう感じでしたね。

■  ■  ■

いかがでしたか?

不登校の体験があるcaoさんの言葉は、とても説得力があって、
わたしは心に響きました。

自分の感覚が、誰にも理解してもらえない・・・

これは辛いと思うんですよね。

すごい孤独を感じると思うんです。

世の中に、自分一人で生きているような孤独感・・・。

このブログを読んでいただいている方の中にも、
そういう孤独感を感じてこられた方が、きっとおられると思います。

わたしは仕事がら、いろんな方にお会いします。

今までいろんな方から、いろんな人生経験をお聴きしてきました。

だから、あまりびっくりしません。

「あぁ、そういう感覚もあるよね~。うんうん。」

と思います。

同じような感覚をもっている方は、意外にたくさんおられるんですよ。

ただ、その方のまわりに、同じ感覚の方がおられなかっただけです。

「この方とこの方をおつなぎしたら、きっとおもしろいことが起こるぞ~

とワクワクした時は、わたしは勝手に行動を起こします。ムフッ

さてさて、caoさんの言葉の中で印象的だったのは、

「あの子、かわいそうな子だよね。」

という言葉に、

「わたしはかわいそうな子じゃないんだ!」

って、すごく葛藤されたこと・・・。

これは現在、不登校のお子さんは、全員感じていることだと思いますよ。

「かわいそうな子」って、なんなんでしょうかね?

本当に「かわいそう」なんでしょうか?


それは狭い価値観の中で見る「お子さんの姿」であって、
「ありのままのお子さん」を見ているわけではありません。

わたしたちはまだまだ知らないことが、いっぱいあるんです。

世の中には、いろんな感覚があり、いろんな才能があり、
いろんな成長ルートがあります。

ただ、それを理解できる大人が少ないだけです。

本当のお子さんは、今のままで、キラキラと輝いておられるんですよ。

そう思ってお子さんを見ていただいたら、
今まで気づかなかったお子さんの輝きが、目に飛び込んでくると思います。

次回は、caoさんへのご質問③「会場のみなさんへのメッセージ」
をご紹介しますね~。

お楽しみに~

コメント一覧

みやがわみちこです
きっと・・・
みつき様

みつき様も、caoさんと同じように、
なまみでがん見してたんですね。

年月がたって、自分の本質を理解してくれる
大人たちが集まってきているという言葉は、
とても説得力があります。

みつき様だからこそ伝えられる言葉があると
思います。

みつきさまがいじめを体験された時、
全力で戦ってくれみつき様のご両親は、
とても立派だとわたしは尊敬します。

こんなにも全力でたたかってくれる人は、
世界中探しても、きっといないと思いますよ。

みつき
そうなんですよ、そうなんですよ(笑)
caoさんのおっしゃる通りなんですよ。

不登校した当時の自分も、なまみでガン見してました。(^.^; caoさんのように、そういう色々なことを、私も思っていました。。

もう、あれから・・・長い年月が経っている今ですが・・・。。

そういう理解できる友人がいなかったから、ホント孤独感いっぱいでした


今でこそです。今の私の周りには、自分を理解して、自分の本質を理解してくれる大人たちが集まって来ています。

そして、私は、みやがわさんを親に選んで生まれて来たかったです(笑)これ、ホントに思う。子供の時に、理解されない人たちに囲まれると、ホントつらいですよ(^.^;

かわいそう、って、どこのシチュエーションでそういう言葉が生まれたんですかね?

私、多くの日本人が、言葉の使い方、受け取り方を間違えて使用して、逆に自分自身を苦しめているように思います。

かわいそう、って思いやっている、とか、憐れみ、慈しみに近いイメージですけど、私は、違和感ありまくりでした。。

caoさんに、お会いしたいな~♪ その日が、やってくるような気がします・・・(*^-^*)
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