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みやがわみちこがお届けする「なんでも仙人」ブログ

「バムとケロ」シリーズの絵本が好きです。


 島田ゆかさんの絵本「バムとケロ」シリーズ、ご存知ですか?

  http://www.yuchan.net/yuchan/interview/04.html

息子が小さかった時、親子で一番はまったのが、
 この「バムとケロ」シリーズの絵本なんです。

 「バムとケロのにちようび」
 「バムとケロのそらのたび」
 「バムとケロのさむいあさ」
 「バムとケロのおかいもの」
 「かばんうりのガラゴ」
 「うちにかえったガラゴ」

 とっても穏やかで気が長く、お母さんのような母性愛をもった、犬のバムと、
 好奇心いっぱいで、いたずら好きだけど、にくめないキャラの、かえるのケロちゃんが主人公。

 バムとケロちゃんは一緒に暮らしているのですが、
 ケロちゃんの行動は、2歳児くらいの子供の行動パターンにそっくりなんです。

 それをあたたかく?平常心で?見守るバム。
 バムはけっして怒りません。
 
 「バムとケロ」の絵本の素晴らしいところは、
 
 まず絵が細かくてきれい!
島田ゆかさんはカナダにお住まいらしく、
 出てくるおうちや、部屋の家具、雑貨など、カントリー調。
 どれもとってもかわいいです。

 それから、主人公はバムとケロで、ストーリーもちゃんとあるのですが、
 実は、他の登場人物も、みんなそれぞれが独自の動きをしていて、
 それを目で追っていくと、 ちゃんと物語になっているんです!

どの登場人物に焦点をあてながら絵本をめくっていくかで、何度でも楽しめるという、
 一度で何度も楽しめる作品。

 出来事を見る時、自分の目から見た世界だけではなく、
 いかに全体を見られるか?

 全体を見た時、どの人がどの役割で登場しているのか?
 それが分かると、今まで見ていた景色が、まるで変わるよ。

 なんてことを、わたしはなんでも仙人から教わってきたわけですが、
 「バムとケロ」は、それを絵本という形で、やさしく教えてくれている気がします。


 そして、「バムとケロのおかいもの」に出てた、お店やさんの雑貨が、
 「かばんうりのガラゴ」で、登場したり、
 シリーズをとおして、「あっ!これあそこに出てたあれだ!」
 なんて探して、楽しめるんです。

 うちの息子は「○○をさがせ」とか、そういう絵本が大好きだったので、
 「バムとケロ」は、かなりはまりました。

 何年かたって読み返した時、「あっ!こんなとこにこれが!」と
 新たな発見があり、 こんなに手の込んだ絵本を描かれた島田ゆかさんは、本当にすごい!
 と感動しています。

 そんな島田ゆかさんの最新作が出ました!

「バムとケロのもりのこや」文溪堂 1,575円

 http://www.ehonnavi.net/specialcontents/interview/20110107/

 小さなお子さんだけじゃなく、大人も楽しめる癒しの絵本。

 おすすめです。



 
 


 
 


 
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