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窓鋸目立てを してみましょう。
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N さんがヤスリを使った後の写真が 下の写真です。
最初の眼・刃の状態から、このように目立てを済ませました。
最初に見た状態とは大きく変わった
綺麗な鋸肌です。
間違いなく切れる様になった! と感じます。
「進める中での意識は、どこにあったか?」を尋ねたところ
「動画を参考にして、リズム良くヤスリを動かす事と、形を変えない事」を
事前に、しっかりとイメージを持ちつつ進められたそうです。これが正しいと言えます。
残念そうな吐息が聞こえそうだったのは「太い丸太に切れ目を作り、万力代わりとした!」事。
鋸が前後に動く中での、思うに任せられないヤスリ使いが想像できます。
この画像を受け取った後の返信には
「ガガリ刃は、他の刃よりも少し低く(短く)」とだけでした。学習なさるでしょう。
この後は、他の点を解説していきますが、今日はここまでデス。
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コメント書き込みがありました。
丸太に切れ込みを入れるのを直角ではなく斜め45度くらいに入れればヤスリを下からスリあげられてやりやすくなるかもしれませんね。
切れ込みと鋸の間にできる隙間に薄い木のクサビを打ち込めばぐらつきもましになるのではと思います。
有難うございます。
書き込んでくれた方には問い合わせが既に届いていました。
その対応にもなれ! と進めています。
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上の2枚はポイントになる箇所を示しています。初めてにしては「良く、整えた」と言えます。
次の写真に描いた 緑の線が理想だとしますと、外れています。
しかしながら、<悪くしてしまっている状態>ではないんです。 ここからの手直しは十分に出来ます。
コメントにあった「ヤスリを下方向から磨り上げる」だけで、 赤丸の部分は奇麗になりますね。
右側の丸部は、こちら側から磨り上げるように右の下刃を磨ればいいし、
左側の丸部は裏側からの下刃スリで、ガガリ刃の付け根と合わせれば整います。
隣り合っている目の、繋がる箇所を 表と裏のヤスリ使いで合致させます。
、、、、、
目の付け根部分を、スッキリさせましょう。
次は ガガリ刃の根元です。
製品を販売目的での仕事ですので、見た目 も重要視していました。
ご自身の鋸でしたら、必要なしです。むしろ! 札幌の Nさんが図らずも根元を広くしましたが、
木屑を処理するのに効果が有るかも ?
[目立てを楽しみたい!]でしたら、そのポイントは数多くありますね。
伝左衛門