人権標語や発明工夫は無事終わり、残るは道徳の宿題。
それを考えたとき、ふと思いついてしまったことがある。
今の子たちは、心に残る歌のフレーズとか、大人になってからも、あの曲のあの部分に心打たれたとか、残るのだろうか?
多感な頃には、曲に影響されたり、現実を教えられたり、いまでも多くのフレーズがある。
人生観を形成した(?)と思われる曲の一部拝借させてもらうと
松任谷由実 たとえあなたが去っていっても
”時を みんな 進む ロンリー ソルジャー そして わたし 道を曲げなかった たとえあなたが去っていっても”
”幸せかどうかわからないけど 自分からあふれるものを 生きてみるわ 今は ずっと 探す 心の ゴールデントレジャー
もっと 遠く ひとり 旅をする そばにあなたがいないとしても”
”あなたならどうしたか あなたなら どう生きたか 迷った時はどこかで問いかけるわ”
浜田省吾 J BOY
”たよりなく 豊かなこの国に なにをかけ なにをゆめみよう” (→バブルの頃の曲だけど、今聞いてもかなり、共感できてやばい。)
”時にわけもなく 叫びたくなる 怒りに JBOY かかげてた理想は 今は遠く 守るべき ほこりも見失い JBOY”
”打ち砕け 日常ってやつを 乗り越えろ もう悲しみってやつを ・・・
受け止めろ 孤独ってやつを 吹き飛ばせ その むなしさってやつを JBOY”
今どきの曲にメッセージ性のあるものが少なくなったのか、ただ自分が歳をとってしまっただけなのかは、わからないけど、
80年代~90年の曲には、多くのメッセージが込められていた気がする。
そう、子供のころに教わった、「みんな友達、仲間だよ」とか、「夢はかなう」ってこと、
はかなくも、大人になると、世間のしがらみにもまれ、派閥ができちゃったりして、忘れてしまうものなのでしょうかね。
俗にいう「脱ゆとり、さとり世代」は、これからどんな価値観を持っていくのでしょうか。
現実はいつまでも ’夢見る少女じゃいられない’なのか?