「LITTLE CHANSON DOLL」 NICE MUSIC 1993年

またフレンチで、ゲンスブールで。

ナイス・ミュージックは佐藤清喜(Vo. G.)と清水雄史(Key.)のふたり組。1993年デビューし、96年解散。8cmを2枚残しており、これは1stシングルだ。

①LITTLE CHANSON DOLL　三菱自動車 new minica toppo CF SONG
作詞・作曲：Serge Gainsbourg、英語詞：Alfred Birnbaum
「三菱ミニカ」がモデル・チェンジとともにCM曲も変えてみた。曲は前任者であるブリッジと同じ「Poupée de cire, poupée de son（夢見るシャンソン人形）」で、詞は英語に。サウンドはチープ・テクノ、リズムはスカ。弱々しいヴォーカルはちょっと聴くと何語なのかよくわからない。
やっぱりゲンスブールの最も有名な曲はコレなのかなあ。あ「ジュテーム・モワ・ノン・プリュ」のが有名か。
関係ないけど、この前映画「ダ・ヴィンチ・コード」見たら、最初の方でカーラジオから「ラ・ジャヴァネーズ」が流れてくるシーンがあった。映像はルーヴルのピラミッドで、ゲンスブールの声…アメリカ人が撮ったフランス観光ビデオみたいでちょっと笑えた。映画は酷かったね。

②PANORAMA (Radio Edit)
作詞・作曲：佐藤清喜
ちょっとなぁ…フリッパー過ぎにもほどがあるっちゅうか…どうなんでしょコレ。詞も曲もアレンジもそしてヴォーカルも「薄めたフリッパーズ」というフレーズが頭に浮かんでしまう。それなりにいい曲だったりするのがまた微妙な感じ。

定価930円、中古で483円。この値段はレコファン。
NICE MUSICのページ（佐藤清喜氏のサイトの一部にバイオとディスコグラフィーあり）を見ると、このシングルが作られた経緯が分かる。