80年代初頭、同名角川映画の主題歌として大ヒット。南佳孝の代表曲に。
この8cmは、1991年「どこか遠くへ」のカップリング曲として収録されたもの。
①どこか遠くへ
作詩:小泉亮、作曲:南佳孝、編曲:松本晃彦
Aメロが「コーヒールンバ」にそっくり。全体に漂うエスニックテイストも、佳孝ヴォイスでなんとなくシティーな香りに。
②スローなブギにしてくれ(I want you) ホンダシビックCMソング
作詩:松本隆、作曲:南佳孝、編曲:後藤次利
シビックのCMタイアップで、10年前の曲が8cm化された。ジャパニーズ・ポップス・スタンダードというべき、三連バラードの名作。「♪ウォンチュー!」からのサビで始まる構成は、何度聴いてもインパクトあるなあ。片岡義男の世界を意識したのか、松本隆のキザこの上ない詩を、特に照れもせず歌いきる佳孝のキザ声。「生き急いだ男の 夢を憐れんで」「強いジンのせいさ おまえが欲しい」なんて普通言えませんぜ。ここまで完璧に演じてくれれば、もう言うことなし。ゴツグの直球ビートル・アレンジも成功している。
定価800円、レンタル落ち50円。
CMの評判がよかったのだろう、シビックは翌年も同じ曲で。ただし、シンガーはフランスから。
①SLOW NA BOOGIE NI SHITEKURE HONDA Civic CFイメージソング
②SLOW NA BOOGIE NI SHITEKURE(Another Version)
仏語詩:Arthur H
プロデュースはアルチュール・アッシュ自身で、Co-producerとして南佳孝の名前もあった。
ライナーにも「トム・ウェイツを彷彿とさせる」と書かれているダミ声が、ビッグバンドスタイルのアレンジに溶け込み、いい意味でいかがわしい雰囲気。オリジナルとは別の魅力あり。②は①に比べ、最初のほうで少しホーン控えめ、という微妙な違い。ヴォーカルはじめ、ほとんどの音は、まったく同じテイクだと思う。
定価930円、中古で300円。
映画「スローなブギにしてくれ」は浅野温子主演。共演に、古尾谷雅人、山崎努など。確か深夜のTVで見た。出てきたと思ったらすぐ死んじゃう原田芳雄にびっくりした。まだ初々しかった小悪魔・浅野温子のヌードシーンだけで十分得した!と思えた十代の頃…
大物外国人による日本曲カヴァー
エリー・マイ・ラブ
この8cmは、1991年「どこか遠くへ」のカップリング曲として収録されたもの。
①どこか遠くへ
作詩:小泉亮、作曲:南佳孝、編曲:松本晃彦
Aメロが「コーヒールンバ」にそっくり。全体に漂うエスニックテイストも、佳孝ヴォイスでなんとなくシティーな香りに。
②スローなブギにしてくれ(I want you) ホンダシビックCMソング
作詩:松本隆、作曲:南佳孝、編曲:後藤次利
シビックのCMタイアップで、10年前の曲が8cm化された。ジャパニーズ・ポップス・スタンダードというべき、三連バラードの名作。「♪ウォンチュー!」からのサビで始まる構成は、何度聴いてもインパクトあるなあ。片岡義男の世界を意識したのか、松本隆のキザこの上ない詩を、特に照れもせず歌いきる佳孝のキザ声。「生き急いだ男の 夢を憐れんで」「強いジンのせいさ おまえが欲しい」なんて普通言えませんぜ。ここまで完璧に演じてくれれば、もう言うことなし。ゴツグの直球ビートル・アレンジも成功している。
定価800円、レンタル落ち50円。
CMの評判がよかったのだろう、シビックは翌年も同じ曲で。ただし、シンガーはフランスから。
①SLOW NA BOOGIE NI SHITEKURE HONDA Civic CFイメージソング
②SLOW NA BOOGIE NI SHITEKURE(Another Version)
仏語詩:Arthur H
プロデュースはアルチュール・アッシュ自身で、Co-producerとして南佳孝の名前もあった。
ライナーにも「トム・ウェイツを彷彿とさせる」と書かれているダミ声が、ビッグバンドスタイルのアレンジに溶け込み、いい意味でいかがわしい雰囲気。オリジナルとは別の魅力あり。②は①に比べ、最初のほうで少しホーン控えめ、という微妙な違い。ヴォーカルはじめ、ほとんどの音は、まったく同じテイクだと思う。
定価930円、中古で300円。
映画「スローなブギにしてくれ」は浅野温子主演。共演に、古尾谷雅人、山崎努など。確か深夜のTVで見た。出てきたと思ったらすぐ死んじゃう原田芳雄にびっくりした。まだ初々しかった小悪魔・浅野温子のヌードシーンだけで十分得した!と思えた十代の頃…
大物外国人による日本曲カヴァー
エリー・マイ・ラブ
で、さてさて。スロブギ熱狂的ファンのアタシのために今回の記事をどうもありがとうございました(え?違うの?笑)。映画「スローなブギにしてくれ」、アタシも最初に見たのが深夜映画。ティーンエイジャーのアタシには刺激刺激の連続で(笑)、古尾谷さんカッコイイな、なんて思いながら浅野と山崎努の中年男のねっちょりしたラブシーンにドキドキ。きゃーとか言いながらもしっかり見てしまった、と。
曲はもう文句なしにアタシの中のスタンダードです。
キザ以外のナニモノでもない、永遠の私の憧れの世界です。
関係ないけど、先日プログレ館行ったら女子店員がいてびっくりしました。どんな人生なんだろ。ちょっと興味あり。
もちろん、今回の記事は祥さん向けです(キッパリ)。
思いっきり80's角川映画の世界ですよね。そうそう、あのラブシーン、温子の締まった体がしばらく脳裏に焼きついて(…以下自粛)