「羊たちの愛」 前川清 1993年

洋モノじゃなく羊モノを探してたら時間がたった。

ビジュアルで羊が登場するものがあったらよかったんだけど、それは12年後までの宿題にしておく。

前川清の10thシングルのカップリングが羊曲。

①別れ曲（うた）でも唄って
作詞：荒木とよひさ、作曲：都志見隆、編曲：川村栄二
クールファイブの「ワワワワ～」コーラスが聴こえてきそうな王道ムード歌謡。

②羊たちの愛
作詞：荒木とよひさ、作曲：都志見隆、編曲：川村栄二
清、吠える！「胸の鍵穴を　あけてしまったら　みんな羊たち　どこか帰るだけ」荒木とよひさワールドに浸る。

③別れ曲でも唄って（オリジナル・カラオケ）

④別れ曲でも唄って（女声用カラオケ）
これは珍しい「女声用」。女言葉で歌うことの多い（ていうかほとんど？）前川清。女性が歌う需要が多いと見込んでの移調版カラオケ。男声用③よりもオケは低くなっている。

定価1000円、中古で54円。
ガラシャツの上に肩からかけた枯草色のセーター、ツータックのデニムパンツには黒べルト。もはや「ダサい」を超えた崇高なものを感じるコーディネートが眩しい。本人のセンスか、特殊技能をもったスタイリストの仕業なのか。

関連清
「雪列車」　ソロデビュー作