
カヴァー&セルフカヴァー。オリジナルは、ちのはじめの歌でTVアニメ「はじめ人間ギャートルズ」(1974~)のエンディングテーマとして制作された。
1994年2月2日リリース、小泉さんの35thシングル。
①My Sweet Home TBS系「Sweet Home」主題歌
作詞:小泉今日子、作曲・編曲:小林武史
いわゆるモータウンチックなガールポップ。小泉さん自身による作詞もすでに当たり前になってきた時期。自分が出ていないドラマの主題歌(よく知らないけど、たぶんドラマの内容に沿って書かれたのだろう)も普通にこなしてる。コーラスで鈴木祥子が参加。
②やつらの足音のバラード(Rhythmless Version)
作詞:園山俊二、作曲:かまやつひろし、編曲:藤原浩
「ギャートルズ」原作者園山俊二による平易な言葉で綴られる含蓄のある詞と、かまやつひろしによるカントリー調ワルツがベストマッチ。のどかでありながら哀愁成分もあり、かつ地球が生まれてから生命の誕生~人類創生までを描くスケールのでかさに改めて驚愕する。オリジナルシンガー、ちのはじめの淡々とした歌唱がこれまた最高で、悠久の時の流れを無理なく表現している。
小泉さんはどうなのか?サブタイトルどおりリズムレスで、スペイシーな音響派寄りのアレンジ。オリジナルよりかなりテンポを落とし、子守唄のように落ち着いた歌唱を聴かせる小泉さん。もともと創造主の視点から描かれた歌だけど、このヴァージョンは、遠くから見守る火の鳥的な母性を感じさせる仕上がりになっている。リズムレスじゃないヴァージョンはアルバム『TRAVEL ROCK』(1993)に収録。
③④カラオケ
定価1000円、レンタル落ち100円。
イラストは下條ユリ。白いジャケットの文字と記号の部分が窓になっていて、下に敷いたカードの絵が覗いて見える仕掛け。
この8㎝は小泉さんのシングルの中で最もよく中古屋で見かける(私調べ)。結構ヒットした証だろう。
1994年9月21日リリース、作曲者ムッシュかまやつによるカヴァー。
①やつらの足音のバラード TaKaRa「純」レジェンドCMソング
作詞:園山俊二、作曲・編曲:かまやつひろし、STRINGS ARRANGEMENT:篠崎正嗣
「ジェットストリーム」とナレーションを被せたくなるストリングスのイントロから三拍子のリズムが刻まれ、ムッシュの抜けのいい声が入ってくる。飄々としながら、さすがに説得力のある歌声。当時57歳、まだまだ若いぜ。ちなみに小西康陽プロデュースのアルバム『Je m'appelle MONSEIUR ~我が名はムッシュ』(2002)では、この曲は市川実和子によって歌われている。
②ALLORA… KENWOOD NEW ALLORA CMソング
作詞・作曲:かまやつひろし、編曲:浦田憲司・今剛
打ち込みのリズムとピアノの上で、ムッシュのポエトリーリーディングは饒舌だ。ジャン・コクトーから始まりクラシック、ジャズ、映画/映画音楽、ロックのアーティストたちと作品名が羅列される。ムッシュのセレクトはそれほどマニアックでなく、誰もが知っているようなそのジャンルの代表格と言えるものを並べている。サビはメロディあり。語りっぽいところは共通していなくもない和製レアグルーヴの有名曲「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」(1975)もそうだったけど、フランス文化への憧れが強いのはやっぱり世代もあるのかな。
③①のカラオケ
定価1000円、中古で100円。
水溜りに映るムッシュ。8㎝でしか聴けないトラックだったが、2曲とも2006年のベスト盤に収録された。
1994年2月2日リリース、小泉さんの35thシングル。
①My Sweet Home TBS系「Sweet Home」主題歌
作詞:小泉今日子、作曲・編曲:小林武史
いわゆるモータウンチックなガールポップ。小泉さん自身による作詞もすでに当たり前になってきた時期。自分が出ていないドラマの主題歌(よく知らないけど、たぶんドラマの内容に沿って書かれたのだろう)も普通にこなしてる。コーラスで鈴木祥子が参加。
②やつらの足音のバラード(Rhythmless Version)
作詞:園山俊二、作曲:かまやつひろし、編曲:藤原浩
「ギャートルズ」原作者園山俊二による平易な言葉で綴られる含蓄のある詞と、かまやつひろしによるカントリー調ワルツがベストマッチ。のどかでありながら哀愁成分もあり、かつ地球が生まれてから生命の誕生~人類創生までを描くスケールのでかさに改めて驚愕する。オリジナルシンガー、ちのはじめの淡々とした歌唱がこれまた最高で、悠久の時の流れを無理なく表現している。
小泉さんはどうなのか?サブタイトルどおりリズムレスで、スペイシーな音響派寄りのアレンジ。オリジナルよりかなりテンポを落とし、子守唄のように落ち着いた歌唱を聴かせる小泉さん。もともと創造主の視点から描かれた歌だけど、このヴァージョンは、遠くから見守る火の鳥的な母性を感じさせる仕上がりになっている。リズムレスじゃないヴァージョンはアルバム『TRAVEL ROCK』(1993)に収録。
③④カラオケ
定価1000円、レンタル落ち100円。
イラストは下條ユリ。白いジャケットの文字と記号の部分が窓になっていて、下に敷いたカードの絵が覗いて見える仕掛け。
この8㎝は小泉さんのシングルの中で最もよく中古屋で見かける(私調べ)。結構ヒットした証だろう。
1994年9月21日リリース、作曲者ムッシュかまやつによるカヴァー。
①やつらの足音のバラード TaKaRa「純」レジェンドCMソング
作詞:園山俊二、作曲・編曲:かまやつひろし、STRINGS ARRANGEMENT:篠崎正嗣
「ジェットストリーム」とナレーションを被せたくなるストリングスのイントロから三拍子のリズムが刻まれ、ムッシュの抜けのいい声が入ってくる。飄々としながら、さすがに説得力のある歌声。当時57歳、まだまだ若いぜ。ちなみに小西康陽プロデュースのアルバム『Je m'appelle MONSEIUR ~我が名はムッシュ』(2002)では、この曲は市川実和子によって歌われている。
②ALLORA… KENWOOD NEW ALLORA CMソング
作詞・作曲:かまやつひろし、編曲:浦田憲司・今剛
打ち込みのリズムとピアノの上で、ムッシュのポエトリーリーディングは饒舌だ。ジャン・コクトーから始まりクラシック、ジャズ、映画/映画音楽、ロックのアーティストたちと作品名が羅列される。ムッシュのセレクトはそれほどマニアックでなく、誰もが知っているようなそのジャンルの代表格と言えるものを並べている。サビはメロディあり。語りっぽいところは共通していなくもない和製レアグルーヴの有名曲「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」(1975)もそうだったけど、フランス文化への憧れが強いのはやっぱり世代もあるのかな。
③①のカラオケ
定価1000円、中古で100円。
水溜りに映るムッシュ。8㎝でしか聴けないトラックだったが、2曲とも2006年のベスト盤に収録された。
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