「プライベート」 忌野清志郎＆２・３’S 1993年

また裏ジャケで尻。ノーパンでハイヒールなんて破廉恥な。

①プライベート
作詞・作曲：忌野清志郎＋三宅伸治
これぞ、キヨシロー！と言いたくなるような、ガタガタうるさいロックンロール・ナンバー。ぶっちゃけて言えばRCっぽい、もっと言えば「雨上がり」っぽいんだな。仕事に追われて忙しい「俺」が「邪魔すんなよ　Baby　今夜は無理だぜ」と言いつつ「プライベートな夜を手に入れて　君にあげたい」とフォローするという内容。タイマーズのメンバーであり、最近も清志郎バンドのバンマスとして活躍する三宅伸治との共作だ。２・３’Sは、山川のりを(G)、中曽根章友(B)、大島賢治(Dr)の三人。

②恩赦
作詞・作曲：忌野清志郎
こちらはオーティスの影がちらつくスローバラード。「皇太子さまが　御結婚なさったから」と時事ネタで始まる。「♪恩赦　恩赦　恩赦　On my mind　恩赦　for me」と、歌詞はなんとなくタイマーズ的。オルガンにMickey Gallagher、サックスDavid Payneと、（Ian Duryのところの）The Blockheads人脈が参加している。ブロックヘッズは清志郎のファーストソロアルバム『RAZOR SHARP』(1987)をサポートしていた。

定価930円、レンタル落ち100円。
表はこんな具合で、裏ほどの露出はない。



清志郎については、復活！と喜んだ矢先の辛い知らせが。うまく言えないけど陰ながら応援してます。それしかできない。

先日の「徹子の部屋」では徹子が何を振っても、異様なくらいほとんど何もしゃべらなかった清志郎。さすがに少し徹子に同情してしまったが、もしかすると収録の時点で徹子と楽しく話せる状況になかったのかな…