失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「INTERNET KISS」 SHEENA & THE ROKKETS 1997年

2005-09-08 | 黄魔術系
意外と登場回数の少ない、細野さんの仕事。

シーナ&ザ・ロケッツ、細野晴臣プロデュースの1997年作品「@heart」からのシングル・カット。細野さんは、アルバム全曲の編曲も担当。

シーナ  Vocal & Tambourine
鮎川誠  Guitar & Vocal
渡邊信之  Guitar
穴井仁吉  Bass
東川元則  Drums

①INTERNET KISS (SINGLE VERSION)
作詞:Chris Mosdell & Sheena、作曲:鮎川誠、編曲:細野晴臣
確かプリンスの曲にもあったような気がするが、かつてWEB接続のときに聞こえていた電子音(プッシュ回線音?)から始まる。ブロード・バンド時代になって久しく聞いていないので、なんとなく時代を感じさせるSE。曲自体はパフィーあたりを連想させる、脱力系アイドル歌謡って雰囲気。でもシーナの声で歌えば「アイドル」なんて言葉は吹き飛んでしまう。
歌詞はあまりにも楽天的なインターネット賛美でちょっとどうかと思うが・・・えっ?クリス・モスデル!?おっと今回初めて気が付いたよ。英語部分は国名+Kissesを連呼するだけなので作詞って言われても・・・まあ、いいや。私のようなYMOフリークにはクリス+ホソノの組み合わせは涙が出そう。ファーストの名曲「Simoon」もこの人の詞だったなあ。

②BEAUTIFUL (ENGLISH VERSION)
作詞:Chris Mosdell、作曲:鮎川誠、編曲:細野晴臣
アルバムのラストに配されたスロー・ナンバー。アルバムは日本語、こちらはアルバム未収録の英語ヴァージョン。ちょっとハワイアン?なんとなくサンディーさんを思わせる。クリス+ホソノ+サンディーの傑作「EATING PLEASURE」、聴きまくったな。

定価945円、中古で200円。どこから撮ってもカッコよすぎる鮎川誠。ときどき雑誌などでモデルとして起用されるのも頷ける。この写真はアップ過ぎていまひとついい男ぶりが伝わらないか。しゃべるとバリバリの博多弁、というギャップも魅力。ただしラジオで何言ってるのかわからない度は、初期の教授に匹敵する。

ついでなので彼らが18年前に放ったヒット・シングルを。

「ユーメイドリーム」 1979年
作詞:柴山俊之・クリス・モスデル、作曲:鮎川 誠・細野晴臣
歌謡+ロック+テクノが程よくブレンドされた傑作。YMOが全面参加したアルバム「真空パック」から。ときどきカヴァーされる日本のスタンダードのひとつ。2001年のキタキマユによるカヴァーもよかった。

B面は「Lazy Crazy Blues」

定価600円、中古で100円。

細野さんといえば、ハイドパーク、見たかったなあ・・・
話は飛ぶが「Omnisightseeing」が廃盤て、そりゃマズイでしょ。

なんとなく記事数も増えたので「カテゴリー」を増やしてみた。
余計分かりづらくなったかも。

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2 コメント

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Unknown ()
2005-09-11 09:45:26
昔やってたバイト先でシナロケのライブの当日バイトに当たり、ミネラルウォーターを緊張しながら手渡ししましたよ。シーナのあの迫力、鮎川誠のいい男っぷり(勿論博多弁とのギャップあり)…あの日本一かっこいい夫婦にシビれましたなぁ。「INTERNET KISS」懐かしいな。
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Unknown (nakamura8cm)
2005-09-11 11:08:53
バイトってライブハウスですよねー。

いいないいな。

鮎川誠は男から見てもカッコよすぎです。

娘さんもでかくてカッコいいですよね(笑)。
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