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失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「幸せな結末」大滝詠一 1997年

2005-06-08 | 福生行き
大滝詠一唯一の8cmシングル。

これもキムタクのお陰ってことになるの?

①幸せな結末 TVドラマ『ラブジェネレーション』主題歌
作詞:多幸福、作曲:大滝詠一、編曲:井上鑑
大滝詠一、13年ぶりの新録として発表された。ドラマは一回も見た記憶がないが、それでも街で耳にするくらいヒットした。内容はやや自虐的とも言える、過去の遺産を意識しすぎた作品。大滝としても、引退後にまた引きずり出されちゃったよ、という感じだったのでは?クオリティーが低いわけではないのだが、やはりロックではない。EACH TIMEがロックかといえば、半分くらい、と答えよう。ロンバケは、と問われれば、答えはYESだ。「ファースト」や「ムーン」は言うまでもない。日本のロックの偉人がつい「やってしまった」気の抜けたサイダーのようなシングル。久々に聴いたら8年前の淋しい気持ちが蘇ってきたよ…

②Happy Endで始めよう
作詞:Kouhuku Ohno、作曲:BannaiTarao、編曲:Rinky O'hen
これも焼き直し感満載の作品。どうしちゃったんでしょう。この頃から「新春放談」を聴かなくなってしまったなあ。自慢じゃないが、一回目から聴いてたんだけど。

ごめんなさい。2003年には「恋するふたり」とか出しちゃうし…つらいです…
これを聴いて大滝さんを理解したと思ったら大間違い、とだけは言っておきたい。

大滝ファン歴も長いと思っていたが、今の今まで「大瀧」だと思ってた。「滝」なのね。過去ログもあわてて直した。
*6.10追記。DEEPなナイアガラー・サイトなどを眺めていたら、ソロでは「ファースト」のみ「大瀧詠一」で、以降は「大滝」と表記されている、という事実を知る。うーん、深い…のだろうか?まあ、同じっていえば同じ字なんだけどね…
はっぴいえんどは「大瀧」。念のため。

定価816円。レンタル落ちで100円。

大滝関連
「うれしい予感」
「レッツ・オンド・アゲイン」

キムタク関連
「TOKYO JOE」
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (通りすがり)
2012-05-14 22:43:37
この曲は「いつまでも愛してる」というフレーズに尽きます
そのフレーズまで聴き流すそういうもんだと
作詞が松本隆じゃないからこういうことが出来るんでしょうかね?
あの大滝さんが【いつまでも愛してる】だなんて
返信する
Unknown (nakamura8cm)
2012-05-14 23:31:04
ご本人も「松本隆に依頼すべきだった」と後悔しているそうですから。
まあ、なんとも言えない微妙な気持ちになる8㎝です。
返信する

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