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失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「トライ・ミー」 ロリータ 1994年、安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S 1995年

2015-09-23 | アイドル系
安室奈美恵、ユーロビート時代のはじまりはじまり。


左、ロリータさんのオリジナル盤。

トライ・ミー TRY ME
(HINOKY TEAM)
①RADIO MIX
②EXTENDED MIX
③PLAYBACK
1994年におそらく日本ローカルヒット(というか、日本のみのリリースか?)のダンスミュージック。ユーロビートについては、思い入れも探求心もないが、今聴くと一抹の郷愁を感じなくもない。でもやっぱり辛い。メロディはキャッチーと思えるものもあるが、どうしてもこの没個性なアレンジが楽しめる境地に達することができない。3曲目「PLAYBACK」はカラオケだった。LOLITAことAnnerley Gordonは、1998年に「Ann Lee」の芸名に落ち着くまでは様々な名前でユーロビートを歌ってきたある意味苦労人。どうでもいいが「LOLITA」の名前は別の女性シンガーに引き継がれていたりして訳が分からない。ところで対訳の小野香代子って、あの「さよならの言葉」の小野香代子さん!?

定価1000円、中古で100円。
どう見てもロリータを名乗るのは抵抗ありまくりだろ!とのツッコミ必至のアダルトムードジャケ(ややケバ)。


右、安室さん5枚目のシングル。「安室奈美恵 with スーパー・モンキーズ」名義としては「パラダイス・トレイン」に続く2枚目。

①TRY ME 〜私を信じて〜
作詞:鈴木計見、作曲:HINOKY TEAM
オリジナルは上記のLOLITA。伸びやかな安室さんの声はいいと思う。でも小森田作品のほうがよかったんじゃない?

②MEMORIES 〜明日のために〜
作詞:鈴木計見、作曲:HINOKY TEAM
オリジナルはNORMA SHEFFIELD「MEMORIES」。哀愁のメロディとデジタルビート。WINKでも可。

③④カラオケ

定価1000円、中古で52円。
ついにアムロの4分の1サイズにまで縮小されたスーパー・モンキーズの運命やいかに!


ソングライトの「HINOKY TEAM」とは、特定の個人あるいはグループの名前ではなく、avex traxが買い取った曲の作家クレジット名とのこと。その説明を読んで「えっ、そんな雑なことしていいの?」と疑問に思った。外国のソングライターの作品を買い取るにしても別に本人の名前で出せばいいと思うが、HINOKY TEAMに一本化すると何かいいことがあったのかね。この辺の事情を追及する熱意もないのが申し訳ない。
ところで、ネーミングは「明日はHINOKYになろう」に由来しているのかなあ。
あと、パラパラアイドル?ユニット「HINOI TEAM」の名は、もちろんリーダー樋井明日香からきているわけだけど、HINOKY TEAMも意識しているはず。

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