
ゲーム「サクラ大戦」発の8㎝。帝国歌劇団としては6thシングルになるようだ。
①これがレビュウ!
横山智佐(真宮寺さくら)、富沢美智恵(神崎すみれ)、高乃麗(マリア・タチバナ)[帝国歌劇団]
作詞:広井王子、作曲:田中公平、編曲:岸村正実
「帝国歌劇団」「帝都花組」などの名称や、こうした音楽ソフト展開からして宝塚を大いに意識していたのだろう。そんなヅカ趣味全開のゴージャスなナンバー。「レビュウ」ってくらいで、ゲームの世界を劇場に見立てたメタ構造の歌詞になっている。ヅカスターたちが白い階段を下りてくる絵が見えるようだ。実際そんな感じのライブ(歌謡ショウ)も行われていたようだ…いや、過去形でなく、なんと2010年3月にも予定されてる!きっと会場一体となって「ゲキテイ」熱唱しちゃうんだろう。想像以上に根強い人気があるのね。
冒頭、合唱で「♪夢の世界へ行きまショウ」と聴き手を誘い、続いて主役3人がソロをとる。ソロは4パートに分かれていて、それぞれチャチャチャ、マンボ、ビッグバンドジャズ、ルンバのアレンジで、それぞれの音楽スタイルについての自己言及的な薄い歌詞が乗る。3番だけは歌詞に「リズム&ブルース」がでてくるのに、アレンジはどう聴いてもスイング系。作詞家との連絡が上手くいかなかった?単に字数と語呂の問題か。そのビッグバンドジャズパートは、高乃麗さんの歌唱がヅカの男役になりきっていて最高。
②檄! 帝国華撃団(改II)
渕崎ゆり子(李紅蘭)、西原久美子(アイリス)、田中真弓(桐島カンナ)[帝国歌劇団]
作詞:広井王子、作曲:田中公平、編曲:根岸貴幸
ゲームもアニメもまったくカスりもしなかったが、この曲だけは聴いたことあった。
オリコン最高位15位を記録したオリジナル「ゲキテイ」(1996)、さらにオリコン12位まで上ったヒット「ゲキテイ(改)」(1998)に比べ、マイナーな第3ヴァージョン。オリジナルは主人公・真宮寺さくら役の横山智佐がひとりで、「(改)」はアレンジを変えて上記①の3人組がソロを回しているようだ。「(改II)」は「(改)」とオケが同じでヴォーカルが違うってことかな?前2作に比べ、比較的サブキャラ3人が歌ったこの「(改II)」は、サブだけに濃いめのファンが萌えていそう。
ブラスをガシガシ突っ込んでくる豪快なアレンジで聴き手のアドレナリンを沸き立たせるのは、軍艦マーチや特撮ヒーローもの主題歌などでお馴染みの手法。なるほど「青い山脈」をモチーフにしたって話も頷けるスケール感。イントロの高揚感を一旦クールダウンするかのようなAメロも見事だ。「心まで鋼鉄に武装する乙女 悪を蹴散らして正義をしめすのだ」う~これは萌え死に必至!そしてサビ。分厚い女子コーラスが「走れ!光速の帝国華撃団」と高らかに歌い上げる恍惚よ。エンディングで微妙にオリエンタルな節回しになるのもどことなく大正チックでいい。間奏の語りは、繰り返し聴くにはちょっと邪魔かもしれない。でも、まーよくできてますわ。
③④カラオケ
定価1050円、中古で105円。
モノクロジャケ(左)。同じ絵柄の彩色版ステッカー(右)が封入されていた。
①これがレビュウ!
横山智佐(真宮寺さくら)、富沢美智恵(神崎すみれ)、高乃麗(マリア・タチバナ)[帝国歌劇団]
作詞:広井王子、作曲:田中公平、編曲:岸村正実
「帝国歌劇団」「帝都花組」などの名称や、こうした音楽ソフト展開からして宝塚を大いに意識していたのだろう。そんなヅカ趣味全開のゴージャスなナンバー。「レビュウ」ってくらいで、ゲームの世界を劇場に見立てたメタ構造の歌詞になっている。ヅカスターたちが白い階段を下りてくる絵が見えるようだ。実際そんな感じのライブ(歌謡ショウ)も行われていたようだ…いや、過去形でなく、なんと2010年3月にも予定されてる!きっと会場一体となって「ゲキテイ」熱唱しちゃうんだろう。想像以上に根強い人気があるのね。
冒頭、合唱で「♪夢の世界へ行きまショウ」と聴き手を誘い、続いて主役3人がソロをとる。ソロは4パートに分かれていて、それぞれチャチャチャ、マンボ、ビッグバンドジャズ、ルンバのアレンジで、それぞれの音楽スタイルについての自己言及的な薄い歌詞が乗る。3番だけは歌詞に「リズム&ブルース」がでてくるのに、アレンジはどう聴いてもスイング系。作詞家との連絡が上手くいかなかった?単に字数と語呂の問題か。そのビッグバンドジャズパートは、高乃麗さんの歌唱がヅカの男役になりきっていて最高。
②檄! 帝国華撃団(改II)
渕崎ゆり子(李紅蘭)、西原久美子(アイリス)、田中真弓(桐島カンナ)[帝国歌劇団]
作詞:広井王子、作曲:田中公平、編曲:根岸貴幸
ゲームもアニメもまったくカスりもしなかったが、この曲だけは聴いたことあった。
オリコン最高位15位を記録したオリジナル「ゲキテイ」(1996)、さらにオリコン12位まで上ったヒット「ゲキテイ(改)」(1998)に比べ、マイナーな第3ヴァージョン。オリジナルは主人公・真宮寺さくら役の横山智佐がひとりで、「(改)」はアレンジを変えて上記①の3人組がソロを回しているようだ。「(改II)」は「(改)」とオケが同じでヴォーカルが違うってことかな?前2作に比べ、比較的サブキャラ3人が歌ったこの「(改II)」は、サブだけに濃いめのファンが萌えていそう。
ブラスをガシガシ突っ込んでくる豪快なアレンジで聴き手のアドレナリンを沸き立たせるのは、軍艦マーチや特撮ヒーローもの主題歌などでお馴染みの手法。なるほど「青い山脈」をモチーフにしたって話も頷けるスケール感。イントロの高揚感を一旦クールダウンするかのようなAメロも見事だ。「心まで鋼鉄に武装する乙女 悪を蹴散らして正義をしめすのだ」う~これは萌え死に必至!そしてサビ。分厚い女子コーラスが「走れ!光速の帝国華撃団」と高らかに歌い上げる恍惚よ。エンディングで微妙にオリエンタルな節回しになるのもどことなく大正チックでいい。間奏の語りは、繰り返し聴くにはちょっと邪魔かもしれない。でも、まーよくできてますわ。
③④カラオケ
定価1050円、中古で105円。
モノクロジャケ(左)。同じ絵柄の彩色版ステッカー(右)が封入されていた。
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