まずは、皮膚の構造を見てみてください。
蛋白質に糖が結合して出来るのが、AGEs(終末糖化産物)です。
例えば、皮膚の蛋白質のコラーゲンに糖が結合してAGEsが産生して出来るのが
シミです。
医薬品は、国が効能効果や飲み方を審査して許可されたものです。
その医薬品の中で、「しみ」に効きますよと効能効果があるものは、約300アイテムの医薬品があります。
大きく2タイプの分ける事が出来ます。
それは、ビタミン剤系統と漢方薬系統です。
- ビタミン系統 : ビタミンC。 ビタミンEC。 トラネキサム酸。
- 漢方系統 : 桂枝茯苓丸。当帰芍薬散。四物湯。通導散。桂枝茯苓丸加薏苡仁。加味逍遙散加四物湯
シミが糖化されてAGEsで出来る物として考えますと、シミが除去、もしくは薄くなるという効能効果からすると、AGEsの減少などの作用も類推できます。
ビタミン系統の特徴は、抗酸化、もしくは血液凝固に作用する物になります。
漢方薬系統の特徴は、ゴースト血管にテレビでも紹介されたシナモンが配合されている物が多いです。また、血液の流れの低下した、漢方で、古血(ふるち)、瘀血(おけつ)、血の道症と言われる疾患に使う漢方薬が多いです。
糖化する疾患の代表、糖尿病は、「老化のモデル」と言われています。
シミは、目で見える「老化の指標」にもなりますが、
逆に、AGEsの程度を「若さ指標」として見る事も可能です。
国産メーカーさんで、このAGEsを指先で測定する事が可能になりました。
もちろん、血糖値を測る時のように、針で指先から血を出す必要がありません。
機械に指を挿入して数秒で判定できます。
北海道の医療機関で第一号の導入採用となりました。
<問い合わせ先>
札幌市白石区南郷通7丁目北5-1
有限会社 中村薬局 認定薬剤師 中村峰夫
https://www.kanpo-nakamura.com/