一般的には、医療現場では「一つの眼」で診断と治療をしております。
例えば、病院では基本、「西洋医学の眼」だけです。でも、病院でも漢方薬を出すから「東洋医学の眼」もあるのではと思いますよね。
でも、今の病院は健康保険制度の下で、患者さんの負担が3割以下になるように公的なシステムで動いております。
このシステムですと、漢方薬は「西洋医学の眼」で診察、治療をしないと医療保険が利きませんので、病名と漢方薬の適応症が合致するようにします。
本来の東洋医学は、患者さんの全体を診て、体質や体調などを判断して治療をしますので、西洋医学、特に健康保険システムとは真逆の方法になります。
つまり、東洋医学の本来の診断や治療を病院で行おうとすると、漢方薬が認可を受けました適応症と一致しない事が多々ありますので、結果、自由診療となり自費となります。
そこで、東洋医学の現場では、となります。
東洋医学の方は、西洋医学の病名は知っていても、その病気の本質や病理、薬理を理解していない方が多く、勢い「病院の薬は、毒だからやめなさい」という表現をしがちです。血液検査の数値も、単に基準値から高いとか低いとしか見ることができません。本当は、その血液データが意味する身体の状態を判断する手掛かりにしなければならないのにです・・・・
また、東洋医学の特徴でもありますが、その方が相談机に来られるまでの歩き方や、声の状態、椅子に座る姿勢や動き、そして顏色、問診票に記入する動作などである程度の目途をつけます。でも、これを習得している東洋医学の方も少ないのが現状です。
「病名」で治療する病院と、『病人』を治療する医療 ~エラーメッセージ~ も参照に
西洋医学の眼で漢方薬を出しても、それは、従来の病院の薬の使い方と同じ様になってしまいます。東洋医学の眼で漢方薬を出しませんと、漢方本来の効き目も出にくい理由です。
従来は、西洋医学、東洋医学など、一つの眼での診断や治療をしますので、治療を受けてもなかなか結果が出ないと言われる方が増えてきた原因にも。
そこで、患者さんを、立体的に診る方法を模索し、
より確実に、早く、安価でお役に立つ方法に行きついたのが、当薬局の特徴になりました「医療の3つの眼」の治療提案です。
その3つの眼とは
1. 最新の医学 西洋医学
2. 智慧に満ちた 東洋医学
3. 身体の基礎 食(医療栄養学)
です。
この3つの眼を組み合わせますと、拡大から望遠まで幅広く診ることも、そして偏光レンズや電子顕微鏡などにも応用が出来ます。
これによって、病院の医局からもですが、医療関係者の治療も行うようになりました。
この医療の3つの眼を駆使して、治療アドバイスをしておりますのは、国内で唯一の医療機関になります。
《お問い合わせ先》
#スキルネーム : #蝦夷のくすし
札幌市白石区南郷通7丁目北5-1
有限会社 中村薬局 #認定薬剤師/#臨床薬剤師 中村峰夫
https://www.kanpo-nakamura.com/kanpou-pharmacist