いつかここに

気の合った仲間が集まってくれるといいな。安らいだ気持ちになれる、そんな場所になるといいな。1947/2017/06/04

蚊に刺され無い

2022年06月08日 | Weblog
◉蚊は炭酸ガスを発するものに近づいていく。
 炭酸ガスを発していても近づくだけで刺すことは無い。

◉吸血誘因物質を発するものがあるとその発するところへ針を刺す。

 吸血誘因物質は体表面から発せられる乳酸などの極微量の有機物質でフェロモンと言われる。
 これ等の有機物質は体内器官の菌や体表面の常在菌によって産生される。菌・常在菌は人それぞれ異なるので産生されるフェロモンの種類・量が異なる。由って蚊に刺される度合いは人それぞれ異なる。

 次亜塩素酸ガスは人の体が発する乳酸などの蚊の吸血誘因物質を酸化分解し、吸血行動を阻害するものと思われる。吸血誘因物質は単一もしくは複数混合物でフェロモンとしての活性を示す。当該対象空間内にある化合物すべてを分解しなくても、当該フェロモンを分解すれば吸血行動を阻害できると考えられる。
 次亜塩素酸ガスで蚊は死にませんでした。

部屋に長期間置いた試験(この時点での次亜塩素酸ガス濃度は0.02ppb計算値=発生量/換気量)
 体が発する炭酸ガスにより体表面に蚊が寄ってくるが刺すことは無い。ブーンブーンと唸り音が嫌なので叩くと、手のひらに干からびた蚊のみがあり吸血された血は見られない。2年間の実験で炭酸ガスは集合誘因物質であり、吸血誘因物質は体表面から発散している物質であることが明らかとなった。
なお、蚊に刺され易さは個人差があり、体内器官や体表面の菌・常在菌も個人差があることから、個人の蚊に刺され易さと体内器官や体表面の常在菌の関係が指摘されている。

人、ペット、家畜等が屋内で蚊に刺され無いよう対策することは可能となった。
屋外においても、程よい風のある場所や適度な風速を維持することで蚊に刺され無い空間を得ることができる可能性が出てきた。

◉室内の次亜塩素酸ガス濃度を極超低濃度に制御することは難しい。
 次亜塩素酸ガス濃度0.02ppb(発生量/換気量mg/m3をモル数、温度を用いてppbに変換する)に制御することは壁や室内造作物に次亜塩素酸ガスが吸収、分解されるため非常に難しい。室内造作物等の吸収分解は個々のばらつきが大きく、これが誤差の原因であるため、平衡までの期間や発生量を特定できないためである。
 はじめは少し多めに発生させるが、何らかの違和感も受けない程度以下に抑える。室内造作物等の吸収分解が減少するに従い違和感を受けるようになるので、発生量を減少させるか換気量を増やして違和感を受けない程度以下に調整する。短時間での調整は換気量の増減が適する。
 大幅な濃度もしくは発生量変更は発生量で行う。オンオフタイマーを用いて通電時間比率を変化する。1/10、1/20の発生量も簡単にできる。
 濃度制御はやり方に慣れて要領を会得するとそれ程難しくなくなる。

◉室内への蚊の侵入を防ぐには
 換気扇のファンの隙間から入ることがあります。網の貼ってあるものも有りますが、0.8mm以下を確認し張り替えましょう。




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