いつかここに

気の合った仲間が集まってくれるといいな。安らいだ気持ちになれる、そんな場所になるといいな。1947/2017/06/04

次亜塩素酸ガスの利用でどこまで新型コロナウイルスを抑えることができるか、その可能性

2021年01月29日 | Weblog
家庭で作る次亜塩素酸水の作り方 、ノロウイルス、インフルエンザ、害虫フェロモン分解によるゴキブリ、アリ、ダニ、蚊防除に


細胞に侵入するときに必要なコロナウイルスのスパイクを攻撃する次亜塩素酸分子数と空間濃度を計算比較してみました。
 
   空間濃度          1つのスパイクへの攻撃分子数 (100スパイク/ウイルスと仮定)
次亜塩素酸 0.000015 ppm         7.07x10^7 個/20min・スパイク
次亜塩素酸 0.00005 ppm         2.36x10^8 個/20min・スパイク
次亜塩素酸 0.00015 ppm         7.07x10^8 個/20min・スパイク
次亜塩素酸 0.0015 ppm          7.07x10^9 個/20min・スパイク
次亜塩素酸 0.015 ppm          7.07x10^10 個/20min・スパイク

不活化試験 接触10 分間 (参考)
帯広畜産大学 27μlx29mg/l         2.21x10^9 個/スパイク 99%以上不活化
      45μlx29mg/l         3.69x10^9個/スパイク 99.9%以上不活化
北海道大学 27μlx40mg/l         3.05x10^9個/スパイク 99.9%以上不活化
      45μlx40mg/l         5.09x10^9個/スパイク 99.9%以上不活化
機能水研究振興財団0.1mlx10mg/l     4.25x10^8個/スパイク 99.9%以上不活化


新型コロナウイルスや新型インフルエンザウイルスなどにはワクチン、治療薬が無く、これからも今回のような事態が繰り返されることになります。(次亜塩素酸の不活化効果は変異種による影響を、ほぼ受けません。)



 大型計算機富岳によると
   大きな声で歌   25000 個/分
   会話       9000 個/分
   咳        15000 個/回
 通説  
   くしゃみ     40000 個/回
   話5分      3000 個
     飛沫エアロゾルの大きさは明らかになっていません。
     なお、5μm前後の粒子では秒速で乾燥されますので分別が難しく、
     ここでは飛沫と表現しています。


肺まで吸入される5μmの粒子が沈着した場合(上記例)は計算すると、ウイルスは2183粒子中に1個あり、20分間に7.07x10^7個の次亜塩素酸分子が1つのスパイクを攻撃します。(ウイルス700万個/ml、100スパイク/ウイルスとして計算)  
鼻、喉、気管支に13μmの粒子が沈着した場合は同様に計算すると、ウイルスは124粒子中に1個あり、20分間に4.78x10^8個の次亜塩素酸分子が1つのスパイクを攻撃します。


ここからは個人的な話です。かつて、毎年のように、流行性インフルエンザに罹ってたいへんな思いをしましたが、ここ5年間流行性インフルエンザに罹らなくなりました。室内に次亜塩素酸ガス0.00001ppmを設置している効果だと考えています。新型コロナウイルスに対しても同様な作用を示すと思われますので使用を続けてみようと思います。(ATSDR(アメリカ毒性物質疾病登録機関)の資料。互換性の強い塩素の場合、生涯吸い続けても問題の無い濃度は0.00005ppmです。)。
次亜塩素酸ガスはNITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)の検証の対象外となっており、不活化試験も基礎研究もされておりません。残念な事です。次亜塩素酸ガスについては、大きな被害を与えたスペイン風邪の再来が予告されていたことから、新型インフルエンザウイルスに備えて開発を進めてきたものです。

(修正R3.3.2)


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家庭で作る次亜塩素酸水 作り方 ノロウイルス、インフルエンザ対策、空間除菌消臭

2019年07月23日 | Weblog
家庭で作る次亜塩素酸水の作り方 歯周病防止、口臭わきが足臭、ノロウイルス、インフルエンザ、害虫フェロモン分解によるゴキブリ、アリ、ダニ、蚊防除に

屋内ペットの粗相は当たり前。
そんな時、消臭剤洗浄液によっては床表面コーティングを傷めてしまいます。
自作、微酸性次亜塩素酸水なら床を傷めることが有りません。
次亜塩素酸水を浸けてブラッシングして歯周病、口臭防止に役立てましょう。
市販する微酸性次亜塩素酸水となんら違いは有りません。
液のPHと有効塩素濃度で決まります。
次亜塩素酸ナトリウム水溶液を炭酸水中和すると
殺菌力80倍の次亜塩素酸HOCLに変わります。
NaOCL+H2CO3→HOCL+NaHCO3

コストは10円/L
(ここで作る次亜塩素酸水(溶液)は自分で使うためのものです。製造は原液の転倒・飛散・付着の無いよう注意し、使用・配布は自己責任で行ってください。)

●用意するもの
㋑ 市販炭酸水500mL(成分:水、炭酸ガスのみのもの)
㋺ ピューラックス(食品添加物用なら更に良い)など6%、600ml
  (他のメーカーのものでも良い。成分表示に次亜塩素酸ナトリウム以外の物の記載が無いことを確認する。又は薬剤師にピューラックス相当品であることを確認する。)
㋩ 2Lペットボトル2本、A、Bのラベルを付ける。
  天然水の入っていたボトルなど内部のきれいなもの
㋥ キッチン秤又はメスシリンダー
㋭ プラスチック漏斗
㋬ PH試験紙PH1~11、アドバンテックなど(なくても良い)

●次亜塩素酸水をつくる
1、キッチン秤又はメスシリンダーを用いてピューラックス(他のメーカーのものでも良い)6%、120ml(又は130g)を2LペットボトルAに測り入れる。
2、同ペットボトルの2L水位まで水道水を加え、栓をして軽く振る。
次亜塩素酸ナトリウム3600mg/Lと記載したラベルを張り付ける。
同時に日付も記す。
3、ボトルAの液145±5mL(又は145g)を2LペットボトルBに測り入れる。
4、同ペットボトルBの半分水位まで水道水を加える。
5、500mL炭酸水ボトルの100mLくらいをペットボトルBに入れる。
6、ペットボトルBの2L水位まで水道水を加え、栓をして軽く振る。
7、ボトルB内部液のPHをPH試験紙で確認する。(しなくても良い。)
ボトルBには微酸性、250mg/L程度の次亜塩素酸水が出来上がります。

万一、PHが7以上の場合には、炭酸水10ml程度を追加する。
炭酸水が過剰であっても、炭酸ガスが逃げPH5.0以下になることは有りません。
炭酸水を150mL入れれば、PH6.5以下になりますが、
一度PH測定しておけば安心です。

濃すぎるときは水道水で薄めて使いましょう。
2Lボトル3,4本作ると炭酸水が無駄になりません。
塩酸中和ではHCLOの分解により生じたHCLによりPHが低下し、分解が加速されます(特にRO水を使用した場合には顕著になります。)。
炭酸中和ではHCLOの分解により生じたHCLと炭酸が反応し(入れ替わり)炭酸ガスを放出してPHの変化を防ぎますので寿命が大きく伸びます。

●次亜塩素酸水650mg/l、2Lを簡単に作る方法
1、空の2Lペットボトルと漏斗をキッチン計りに乗せゼロセットする。
2、6%ピューラックスを25g入れる。(液比重は約1.1です。)
3、ペットボトルの半分まで水道水を入れる。
4、炭酸水を約300mL入れる(入れすぎても炭酸ガスが逃げるので問題ない)
5、水道水を加えて2Lとする。
 これで約PH6.5、HCLO650mg/lの次亜塩素酸水が出来上がる。

●次亜塩素酸水250mg/l、10Lを簡単に作る方法
1、10Lポリエチタンクに水道水約8Lを入れる。
2、6%ピューラックス42mlまたは46gを加える。
3、炭酸水500mlを加える。
4、水道水を加え10Lとする。
 生成液の1例 PH6.4 残留塩素濃度254mg/l

生成液は次亜塩素酸ナトリウムが食品添加物の場合、食品添加物になりますが飲食物では有りません。
様々な次亜塩素酸水の製造方法がありますが、家庭で作れる簡易な次亜塩素酸水(溶液)の作り方について説明しました。(なお、上記次亜塩素酸水(溶液)は従来から用いられている慣習用語としての次亜塩素酸水(溶液)です。食品添加物として認められた次亜塩素酸水とは製法が異なりますので、食品添加物としての次亜塩素酸水ではありません。)


ここで生成した次亜塩素酸水(溶液)を人の居る空間に超音波噴霧器等で噴霧しないでください。
超音波噴霧器からの霧はほとんどが呼吸により直接肺まで入り込む5μm以下の吸入性微粒子です。高濃度の次亜塩素酸水粒子が肺に付着し肺を侵してしまう可能性があります。(次亜塩素酸水吸入性微粒子が有害を示すはっきりしたデータもありません。試験により安全が確認されるまで噴霧しないでください。)

室内空間への気化には能力次亜塩素酸気化量mg/Hを確認の上、使用場所に合った能力の気化式をご利用ください。
高濃度の次亜塩素酸は喉・気管支・眼に違和感を与えることがあります。喉・気管支・眼に違和感を受けたり、塩素臭を感じた場合は次亜塩素酸気化量mg/Hを減らすか換気量を増やしてください。




(h17.3.5)
(追加h18.4.26)
(修正h18.7.17)
(修正R1.7.23)
(修正R2.2.25)
(追加R2.6.10)
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次亜塩素酸による空間除菌消臭・一般細菌、大腸菌検査

2019年07月10日 | Weblog
空間除菌、次亜塩素酸水で歯周病、虫歯、口臭、わきが、足臭をなくそう、 蚊、蟻、ダニ防除

次亜塩素酸気化装置を用いた除菌

一般細菌、大腸菌検査
300リットルのケース内に次亜塩素酸気化装置を置き電解電流0.1mAを流した。このとき、次亜塩素酸濃度は0.05ppmであった。
このケース内に豚肉を調理し細菌および大腸菌に汚染させたまな板を置き、初期、1時間後、3時間後のまな板表面の一般細菌および大腸菌汚染度を測定した。
次亜塩素酸濃度は検知管
細菌等はサンコリ試験紙を用いた。
(次亜塩素酸濃度は反応同等性を確認の上、塩素検知管を用いた。)

初期  左側は一般細菌、右側は大腸菌


1時間後  左側は一般細菌、右側は大腸菌


3時間後  左側は一般細菌、右側は大腸菌





押入れのカビ臭防止

1階押入れのカビ臭さを次亜塩素酸気化装置で消臭した。
カビ臭のする押入れに次亜塩素酸気化装置を置き、2mA通電した。5日後、カビ臭は完全に消えていた。このとき、押入れ内は塩素臭も無く無臭であった。
0.5mAでもカビ臭は防止できると思われるので追加試験を行う。また、カビの繁殖、胞子の放出についても試験する。

0.5mAで良ければ、3年間ノーメンテナンスで使用できます。(0.5mAでは約6cm角の大きさですが、2mAでは約12cm角の大きさになってしまいます。)電源に電池を使用する場合には、途中電池の交換が必要です。

この次亜塩素酸気化装置は水の蒸発が無いので、押入れの除菌消臭・防カビ、エレベーター内の除菌消臭・インフルエンザウイルス対策など狭い場所での使用に適しています。

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次亜塩素酸による空間除菌消臭・次亜塩素酸除菌消臭空間の作り方

2018年08月25日 | Weblog
空間除菌、次亜塩素酸水で歯周病、虫歯、口臭、わきが、足臭をなくそう、 蚊、蟻、ダニ防除

◉ペット臭・トイレ臭・玄関臭の消臭・ウイルス不活化などの除菌消臭に適した次亜塩素酸気化装置

本装置の特徴
  1、電解液の補充不要
  2、水の補充不要
  3、定期保守の不要
  4、低コスト、長寿命
  5、稼働部が無いので、静かで故障しにくい。
  6、次亜塩素酸発生量が安定、外気湿度に影響されない。
    雨季など、室内が高湿度でも次亜塩素酸のみを発生する。

本装置は塩化物塩水溶液を電気分解し、次亜塩素酸を気化します。
電解により失われた水を大気中から吸収し補充します。
大気中の炭酸ガスを吸収し、
電解で生成したアルカリを中和し、
次亜塩素酸を発生します。
生成した次亜塩素酸はヘンリーの法則に従って気化し、外気へ放出されます。
初め投入した塩化物塩の塩素イオンがほぼ全て次亜塩素酸ガスとなって出ていくまで続きます。
次亜塩素酸発生量は電解電流値で決定されます。
次亜塩素酸発生中、水分の蒸発がないので部屋が湿り気過多になることがありません。
高圧放電部が無いので、室内塵埃の影響が無く、電極の定期清掃が不要です。

  
◉新型インフルエンザによるパンデミックに備えて、感染経路遮断除菌空間の常設を

忘れたころにやってくる、いつ来るかわからない、インフルエンザウイルスなどの防御策として好適なものと考えています。
新型インフルエンザによるパンデミックが予測され恐れられています。
次亜塩素酸の除菌空間の常設(設置後、無保守で長期間2~3年間またはそれ以上の期間次亜塩素酸を発生し続ける。)により、パンデミック感染抑制に寄与できるのではないかと考えています。
咳やくしゃみによる粒子の内の何%かが乾燥し、飛沫核となって浮遊(空気感染)することも考えられます。
この飛沫核中や取っ手表面などのインフルエンザウイルスを次亜塩素酸により不活化できれば、感染防止に大きく寄与できると考えています。


また、輸送船のコンテナ内に設置することで、生殖フェロモン分解し、ヒアリなどの昆虫類の繁殖防止・防除が可能ではないかと考えています。


◉長期に渡って、水の補給、電解液の補給のいらない次亜塩素酸気化装置

長い間、次亜塩素酸は気化しないと考えられていましたが、その後の研究により次亜塩素酸は気化することが明らかとなりました。気化し易さの指数ヘンリー定数は塩素の約1/13500であり、また、不安定であるため、濃縮ができず、通常気中に存在する濃度では次亜塩素酸を検出する方法が無く「無い」というほかはありませんでした。このことが消臭除菌力の強い次亜塩素酸の空間利用を妨げていたものと思われます。
装置の次亜塩素酸発生量は、国民生活センターの報道発表資料二酸化塩素による除菌をうたった商品の最後部に、二酸化塩素及び塩素の放散速度の測定方法及び装置が載っていますので、この方法に準じて測定を行ってください。


ATSDR(アメリカ毒性物質疾病登録機関)の次亜塩素酸の資料はありませんが、塩素のATSDRの資料は14日未満0.06ppm以下、15日~364日0.002ppm以下、365日以上0.00005ppm未満となっています。また、負荷のない回復期間を設けることにより、容易に回復することが記されています。

個人的には使用による違和感等をまったく受けずに、室内消臭、インフルエンザ罹患回避を確認しています。また、0.00003ppm(次亜塩素酸放出量/換気量、室温28℃)で蚊に刺されなくなる・ダニに喰われなくなる例を確認しています。(室内造作物・壁等による次亜塩素酸消耗量は加味しておりません。設置初期時の室内造作物・壁等による次亜塩素酸消耗量は非常に大きく、長時間使用後の100倍以上であることがあります。次亜塩素酸消耗量は使用時間経過と共に減少していきます。)


◉次亜塩素酸による周囲の生体への影響

化学物質が接触する周囲の生体への影響は化学物質の濃度と接触時間の積に比例することが知られています。(シックワトソンの法則 log(N/No)=-kCT 、kは定数、Noは初期菌数、Nは時間Tにおける菌数、Cは濃度。)
喉等の細胞損傷に対しても同様な影響があるものと考えられます。
次亜塩素酸は非常に強い酸化力により強力な除菌消臭力を発現しています。次亜塩素酸の利用にあたっては除菌空間の次亜塩素酸濃度の把握は非常に重要です。空間内の次亜塩素酸濃度は極めて低濃度のため、実測は困難ですが、おおよその計算上の数値を求めておく必要があります。

●どんなものにも、用法(正しい使い方)・用量(適正な濃度)を守る必要があります。

次亜塩素酸濃度の高い所に長時間いると喉・気管支・眼などに違和感を受けます。
ATSDRのデータを援用すると、寝室・居間等長時間居る場所では0.00005ppm以下、トイレ・玄関など短時間居る場所では0.06ppm以下が望ましい。しかし、濃度が低すぎて一般には機器測定は困難です。幸い、人は次亜塩素酸濃度を感じることができます。寝室・居間等長時間居る場所で多くの人が喉・気管支・眼などに違和感を受けなければ0.00005ppm以下です。次亜塩素酸発生量を減らしていって、長時間、喉・気管支・眼などに違和感を受けなくなった濃度がおおよそ0.00001~0.00005ppm程度です。ただし、個人の感受性のばらつきは大きいので注意してください。長時間使用すると壁等の次亜塩素酸消費物質による分解が減り、次亜塩素酸濃度が上がってきますので、部屋から離れた通路・玄関などへ遠ざけてください。
トイレ・玄関など短時間しか居ない場所では、次亜塩素酸臭気・刺激を感じる濃度0.03ppmであっても本人が違和感と感じなければ問題ありません。

コロナウイルス、インフルエンザウイルス共に飛沫感染であり、マスクをすれば感染は防げるということですが、ドアノブ等に付着したウイルスを間接的に体内に取り入れてしまう事があるので、次亜塩素酸気化装置による気化等で次亜塩素酸を室内等空間に放出してドアノブ等のウイルスを不活化することが大事です。

70%以上の高湿度下での使用は機器接点等への水分の吸着、更にその表面水への次亜塩素酸の吸着・溶解濃縮があり、機器接点を腐食させ機器を故障させてしまう事があるので注意してください。

●ppm濃度と分子数個/ml濃度の変換
6.02x10^23個/22.4L(at 0℃、1atm)=2.69x10^19個/mlですから、
1ppmは1x10^6で割って、1ppm=2.69x10^13個/mlです。

次亜塩素酸濃度 0.00001ppmでは、2億6900万個/mlになります。

●化学種発生量の比較                    個/日
濃度50000個/cm3x風量4.3m3/分の場合     
  50000個/cm3x4.3m3/minx60x24            3.1x10^14
4.8兆個/秒の場合
  4.8兆個/秒x3600x24                  4.1x10^17
電解電流0.015mA、気化効率0.05の場合
  0.000015Ax3600x24/96500x6.02x10^23x0.05      4.0x10^17
電解電流0.5mA、気化効率0.5の場合(玄関、トイレ向けなど)
  0.0005Ax3600x24/96500x6.02x10^23x0.5       1.35x10^20


◉利用例

①、玄関に0.5~2mA(換気量・壁面等による消耗により増減する)の次亜塩素酸気化装置を置くと、玄関・通路は0.0005ppm程度になります。この濃度で靴臭・ペット臭などの玄関臭を消臭し、細菌の繁殖等を抑制します。

居室・寝室の濃度はドアの開閉・隙間等により通路から漏れ入り濃度0.00002~0.00005ppm程度になります。
冬場はインフルエンザが増えてきますが、ウイルスは非常に弱いのでこのような極低濃度でも不活化できるようです。
(気相の次亜塩素酸濃度は極低濃度のため実測出来ないので、気化装置からの発生量を換気量で除して算出します。現実の部屋では換気量算出も難しく濃度の精度は高くありません。)

なお設置当初では、室内壁面等に多くの次亜塩素酸分解物質が吸着・付着しており、次亜塩素酸濃度が不足することがあります。この場合は別途、次亜塩素酸水の作り方の方法で50mg/l程度の濃度の次亜塩素酸水を作り、室内をスプレーもしくは雑巾でぬらして清掃してください。

②、悪臭のするトイレには2mA次亜塩素酸気化装置が向いています。特に料理屋さんでは衛生感が実感され喜ばれています。
トイレの使用では排泄時、多量の悪臭物質が出るため、一時的に消臭が追い付かないことがあります。排泄時一時的に発生量を多くした装置もあります。一定時間後でも消臭できない場合には、電解電流値の大きなものを使用するか、複数台使用してください。排泄時、稼働する脱臭装置付き便器が適しています。
なお、初めてトイレに設置するときは、壁面等に悪臭原因物質が多量に付着していますので、消臭に日数がかかります。この場合は別途、次亜塩素酸水の作り方の方法で250mg/l程度の濃度の次亜塩素酸水を作り、スプレーもしくは雑巾でぬらして拭き取ってください。

③、1槽式0.2mA次亜塩素酸気化装置で押入れのカビを抑制。梅雨時でもカビの臭い・胞子の心配が要りません。

④、食品自動販売機内に1槽式0.5mA次亜塩素酸気化装置を設置し、空間中の集合フェロモン、生殖フェロモンを分解し、ゴキブリ、アリ防除を行っています。

⑤、キッチンのゴキブリ、アリ防除には2mA次亜塩素酸気化装置をキッチンに設置します。昼間などキッチンに人が長時間居る場合には換気扇、窓の解放などで濃度を低めに調整します。寝る前に、窓を閉め、換気扇を止めるなどして次亜塩素酸濃度を高めにします。(喉・気管支に違和感を受ける場合は濃度が高すぎます。)

⑥、自動車内消臭には1槽式2mA次亜塩素酸気化装置が適しています。エアコンのフィルター及びエバポレーターが汚れ、カビが大量に繁殖するとカビ臭を消臭し切れません。この場合はエアコンのフィルター及びエバポレーターを清掃してください。


◉利用可能性のある用途

1、 微量生成量(電解電流0.01~5mA程度)
  玄関の除菌・ウイルス不活化
  トイレ、生ごみ箱周囲の消臭除菌
  ホテル・旅館の室内消臭
  車・バス内の消臭除菌
  エレベーター内の消臭除菌
  公共トイレなど共用施設の消臭除菌
  集客施設出入口の除菌・ウイルス不活化
  ペット臭の消臭
  おもちゃの除菌
  室内生活臭の消臭
  たばこ臭の消臭
  インフルエンザ・ノロウイルス流行時の室内除菌
  靴の除菌・消臭
  押入れのカビ防止
  剣道着・柔道着・部室の消臭
  ホテル・給食センターの生ごみ処理機の消臭・除菌
  介護に於ける消臭・除菌
  流し台下・厨房のゴキブリ・アリなどフェロモン生殖動物の防除
  船舶客室などの消臭除菌
2、 中量生成量(電解電流5mA~)
  畜産 施設の消臭・除菌
  (特に、口蹄疫、鳥インフル流行時)
  牛舎・豚舎・鳥舎などの消臭除菌
  農業  野菜工場・水耕設備の空間除菌
  漁業   設備の除菌・消臭
  工場   異臭発生施設内外の消臭
3、 その他
  歯科医療・医科医療
  汚水処理施設・生ごみ処理施設・
  廃棄物処理施設の除菌・消臭

◉次亜塩素酸気化装置には様々な利用法があります。
次亜塩素酸気化装置の実施権利用者を募集しています。



修正2020.1.28
追加修正2020.3.13
追加2020.3.18

コメント

質問がありましたのでこちらで回答します。

2018年08月24日 | Weblog
このブログに記載の内容に関する質問に限定して、回答させていただいております。他社の製品の使用法、性能、など直接このブログの記載主旨に関しない質問には回答しておりません。重複した質問、本文に記載のある質問には回答しません。次亜塩素酸水や次亜塩素酸ガスによる除菌・ウイルス不活化効果、次亜塩素酸水の性質などについては、他のWEB上資料等をご覧ください。以上、ご了承ください。

      現在コメントに対する回答を中止しております。

1、単位について
  こちらで紹介されている、次亜塩素酸水は、ppmでいうとどのくらいということになるのでしょうか?

 * 水溶液の場合mg/lを用います。250mg/l≒250ppm(250mg/kg)です。以前は水溶液もppmを用いたことがありますが、
  現在はmg/lを用います。医療関連では体重が係わることが多いので、ppm(mg/kg)を用いることが少なくありません。


2、当方は井戸水になりますが、井戸水でも問題ないでしょうか?

 * 通常飲み水として使用している水であれば、高濃度の還元物質による汚染は無いと思われますので、使用できます。

3、当地域では、ピューラックスは入手が困難ですが、スーパーに売っているキッチンハイターなどでも良いのでしょうか?

 * キッチンハイターなどは次亜塩素酸ナトリウム以外の成分が混入されていますので使用できません。
  量販店では販売してないことが多々ありますが、地元の薬局を数件回れば見つかると思います。
  成分の記載が次亜塩素酸ナトリウムのみであれば他のメーカー製品でも構いません。

4、「PHが7以上の場合は~」と記載がありますが、PHが高すぎることによる危険性等があるのでしょうか?
  記載されている通りに作って、PHを測定せずに使用することに何か問題はありますでしょうか?

 * 次亜塩素酸ナトリウムを消臭除菌力の強い次亜塩素酸に変えるには概ねPH7以下にしなければなりません。
  所定量以上の炭酸水を加えれば、約PH7になります。
  炭酸水を過剰に加えてもPHはあまり下がりません。炭酸水が無駄になるだけです。
  一度、自分でPH測定しておくと安心できるというくらいの意味です。

5、400mg/l の次亜塩素酸水を2l 作るには、13-4mlのピューラックスが必要なのか?と思うんですが
  それに対する炭酸水と水道水の割合を教えてください。

 * ピューラックス6%42ml+水道水+炭酸水500ml→次亜塩素酸水溶液10Lx250mg/lを基準にして比例計算していただければ
  大きな誤差は生じません。
 400x2/(250x10)=0.32 
  ピューラックス 42mlx0.32=13.44ml 
 炭酸水    500mlx0.32=160ml

  2Lペットボトルに半分程度水道水を入れ、ピューラックス 13.5ml加え(ピューラックス 13.5ml加え、半分程度水道水を入れても可)、
 炭酸水を200ml程度加え、最後に水道水を加えて2Lにする。炭酸水は過剰に加えてもPHはほとんど変わりません。
  炭酸水は蓋を開けると炭酸ガス1/4程度が逃げてしまいますので次に残量を使う場合は注意してください。

6、6%のピューラックスを1ml取って炭酸水を加え1000mlにすれば、60ppmの溶液になると理解してよろしいでしょうか?

 最終的に、pH5.5に調整する場合ピューラックスに対しての炭酸水はどれくらい必要でしょうか?

 * じゃぶじゃぶ使うことを想定していますので、少量作る試験はしていません。ピューラックス1mlを採取する方法は、濃度に誤差が出る要因がいくつか有りそうですが、やってみてください。こちらが紹介した方法では、炭酸水1Lで60mg/l次亜塩素酸水が93Lできます。炭酸水1L100円とすると、1Lあたり約1円です。

7、すみません質問させていただいてよろしいですか。
喉に直接吹きかける用の、50〜200mg/lの濃度の次亜塩素酸水を作るには、650mg/lで作ったものを、あとから水を足して希釈しても、成分やphなど変わらず大丈夫でしょうか??
50〜200mg/l濃度の、肌や喉に直接つけられるものを、500ミリペットボトル1本分くらいできる作り方があれば、教えていただけると嬉しいです

* 次亜塩素酸濃度はほとんど変わりませんが、PHは水道水の水質によりばらつきが出ます。
少量の製造は計量誤差が出やすいのでお勧めしておりません。

8、ピューラックスが手に入らない場合
代用品には何がいいのでしょうか?
マスクもなく
高齢者を抱えて困惑しております。
 
* 相当品があるか、薬局でお聞きください。

9、こちらのページを参考に次亜塩素酸水を炭酸水中和で作成したのですが、超音波式加湿器で噴霧しても問題ございませんでしょうか?
ご回答宜しくお願い致します。
 
* 超音波式加湿器で噴霧することは推奨しておりません。緊急時の極短期以外はお勧めしておりません。

10、ブログにコメントをするのは初めてなので、失礼がありましたら申し訳ありません。
次亜塩素酸水について調べていてこちらのブログにたどり着きました。
質問があるのですがよろしいでしょうか。
次亜塩素酸水を作りたくて、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム(ピ○ョンの哺乳瓶の消毒用の商品)を購入しました。粉末で小分けになっているので扱いやすいかと思い選んだのですが、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムでも、次亜塩素酸ナトリウムで作る次亜塩素酸水と同じものができるのでしょうか?
メーカーの方に、肌に付いたら石けんで洗うよう言われたので、手などの消毒や空間に噴霧するのを躊躇しています。
化学に疎いので自分で判断も出来ず、ネットで調べれば調べるほども混乱してしまって…

お忙しいでしょうが、答えをいただけると非常に助かります。どうかよろしくお願いいたします。

*他社製品についての発言は致しかねます。

11、はじめまして。
次亜塩素酸水の作り方など貴重な情報ありがとうございます。

そこで質問なんですが商品として売っている次亜塩素酸水はppmで表記されることが多いのですが記事ではmgと表記されていましたがppmにするとどれくらいでしょうか??
よろしくお願いします。

*数値はほぼ同じです。以前はppm表現でした。現在はmg/lに決められています。

12、ちなみに次亜塩素酸ナトリウムを水で希釈したものに希塩酸を混合してpH調整するやり方はどうなんでしょうか??
炭酸水の方がやはり安全でいいですかね??

*希塩酸を混合してpH調整はほぼ困難です。やってみるとすぐわかります。

13、早々のご回答ありがとうございます。
どうしても分からなかったので、ご回答願います。
作成した次亜塩素酸水を顔や喉に噴霧して良いようなのですが、加湿器による噴霧が推奨されない理由を教えて頂けますでしょうか?
このブログは次亜塩素酸水についての数ある情報源の中で、最も有意義なブログだと思っております。
多くの方が拝見して貰えると良いと思います。

*使用する水道水中の溶解成分が白粉となって飛び散ります。
次亜塩素酸水の濃度が噴霧中大きく低下する。放出量を少量域まで微調整できる加湿器が無い。多くの場合、次亜塩素酸濃度が過多となります。

14、超音波加湿器についてお聞きしたいです。
こちらの記事を参考に次亜塩素酸水を作り
そこから更に水で2倍に薄め
常時換気扇稼働、
超音波加湿器の噴霧も少なめで稼働させていましたが
危険度はあるのでしょうか?
超音波加湿器よりの噴霧に刺激臭などは感じていません。
ご回答よろしくお願いします。

*超音波加湿器噴霧が危険かどうかは分かりません。当方では通常時の超音波加湿器噴霧を推奨していません。今回のコロナウイルスなどの、緊急時の使用可否には言及していません。

15、2mA次亜塩素酸気化装置
2mA次亜塩素酸気化装置というのは、どうやって手に入れればいいですか?

*申し訳ございませんが、ブログではメーカー宣伝を禁止されていますので、お伝えすることができません。
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次亜塩素酸の空間利用・空間除菌消臭 (2)次亜塩素酸濃度と悪臭消臭害虫防除

2018年08月17日 | Weblog
家庭で作る次亜塩素酸水の作り方 次亜塩素酸の空間利用 ゴキブリ、アリ、ダニ、ネズミの防除

(2)次亜塩素酸濃度と悪臭消臭害虫防除

 ➀、昆虫など微小動物?の多くは自ら出すフェロモンや周囲の特定物質に対し特別の行動
  をすることが明らかとなっています。
  また、これらの物質は極めて微量低濃度で作用することが知られています。
  その空間中微量低濃度物質はほとんどの場合測定限界値以下で測定不能です。

 ②、家屋内には好ましくない臭気が漂っていることが少なくありません。臭気が微小の
   場合、住人には感じられず、訪れた者に不快感を与えてしまうケースがあります。
  トイレ臭、玄関臭、靴箱臭、生ゴミ臭、体臭などの俗にいう悪臭物質の臭気濃度閾値は
  ほとんどの場合、0.5ppb(=0.0005ppm)以下です。

 室内等空間内に於ける、次亜塩素酸濃度の室内害虫、悪臭などへの影響を調べました。
 次亜塩素酸発生には次亜塩素酸気化装置を用いました。


1、害虫などへの影響
〇試験条件
       次亜塩素酸濃度 (電解電流 換気回数  場所   広さ )
ゴキブリ    1.5ppb   (2mA  5回/h   キッチン 12畳)
アリ      1.5ppb   (2mA  5回/h   キッチン 12畳)
ダニ      1ppb    (0.1mA 0.5回/h  居室   8畳)
       次亜塩素酸濃度は実測出来ない為、気化装置からの発生量を換気量で除して
       算出しました。(室内造作物・壁等による次亜塩素酸消耗量は加味しておりません。)
〇試験結果
ゴキブリ   3カ月後から鞘は全く見られない。4カ月後以降ゴキブリを見かけなくなる。
      (ゴキブリの習性で世間を動き回っている者があり、極たまに成虫が室内に入り
       込むことが有る。)
       生殖フェロモン、集合フェロモンの分解により、繁殖は抑止されていると思わ
       れる。夏場、窓を開放した場合、換気量が増加し濃度が下がり効果が薄れるこ
       とがある。
アリ     6月の梅雨時、行列をなして甘いもののところへ来ていたが、全く来なくなっ
       た。(道しるべフェロモンが残っている場合は次亜塩素酸水で拭き取ると良
       い。)
       アリは行列を作って食べ物を運ぶ習性があるが、道しるべフェロモン分解によ
       り、行列行動がとれなくなっていると思われる。また、食べ物が発する臭い成
       分が分解され、その位置を知ることができないため侵入してこないものと思わ
       れる。(ゴキブリの習性と同じように、世間を動き回っている者があり、極た
       まに室内に入り込むことが有るが、仲間を呼び寄せること、行列を作ることは
       出来ない。)
ダニ     明確な変化は確認できていない。試験中。
       ダニも集合フェロモン、性フェロモンを持つことから、次亜塩素酸空間内では
       繁殖が抑制されるものと考えられる。(ダニ取りシートで確認できる布団中の
       ダニが数匹と極めて少ない。布団掃除機でダニの糞らしきものを吸引除去する
       と痒みは無くなる。)
       ツメダニは粉ダニの臭いを持った糞の付着した人の皮膚に噛みつくと考えられ
       る。また、糞そのものも皮膚にアレルギー症状を引き起こすものと考えらる。
       ダニの害を防ぐには、➀ダニ数を減らすこと、➁ダニの糞を減らすこと、(特
       に、皮膚に接触する敷布などを吸引清掃すること。)が重要と考えられる。
       次亜塩素酸ガスでダニは死にませんでした。
ネズミ    部屋の天井を走り回っていたネズミが、ゴキブリの居なくなるのに合わせるよ
       うに消えてしまった。ゴキブリを餌としていたのかも知れません。


2、悪臭の次亜塩素酸による消臭
〇試験条件
       電解電流  次亜塩素酸推定濃度
トイレ    1mA    1.5ppb (換気量不確かなため精度は低い。)
玄関     0.5mA   1.5ppb (   同上          )
キッチン   2mA    1.5ppb ( 同上、畳数・換気は➀と同じ )
居室     0.1mA   1ppb  ( 同上、畳数・換気は➀と同じ )
〇試験結果
 トイレ    排便時の臭気は残るが、小便飛跳ねによる周囲の臭気は発 生しない。
        排便時以外のトイレ臭はしない。
 玄関     足臭、靴臭その他の臭いが消臭される。
        古くなった家独特の玄関臭も消える。
 キッチン   キッチン内に置いた生ゴミ箱の臭気が気にならない。
        夏場4日以上置くときは4mA以上必要か。
 居室     体臭などの室内臭は0.1mAで消臭できる。
        

3、細菌、ウイルスなどへの影響
次亜塩素酸の存在する空間内で、
  なま物の腐敗が遅れる。
  切り花の寿命が延びる。
  インフルエンザにかかりにくい。
  インフルエンザ症状が軽く済んだ。
  風邪による喉の腫れが軽く済んだ。
  表面付着菌の数が減少する。
 などの声がありますが、一部を除いて、実証はこれからです。
インフルエンザパンデミックが予測されていることから、ウイルスの不活化などに関し、公的研究機関での速やかな検証が待たれます。

次亜塩素酸によるウイルスの不活化、人体への安全性は多くのデータで示されていますが、人が常在する空間内でのデータはありません。
もし、居室・寝室で使用する場合には、0.5~1ppb程度で使用するのが適当と考えられます。長時間使用後では、壁面等による消耗がなくなり、上記数値は0.02~0.05ppb程度になります。個人差もありますが、1日以上その中に居ても喉や気管支に違和感を受けない濃度です。

0.02~0.05ppbは玄関に0.5mA程度(換気量・壁面等による消耗により増減する)の次亜塩素酸気化装置を置き、居室・寝室のドア開閉・隙間で漏れ入る程度の濃度です。ウイルスは非常に弱いので極低濃度でも不活化できるようです。

気相1ppbの濃度のとき、ヘンリー定数から逆算した喉・気管支表面水に吸着される次亜塩素酸の液相濃度はMAX0.03mg/l程度となります。この濃度はウイルス等の増殖の抑制を期待できる濃度です。(気相の次亜塩素酸濃度は極低濃度のため実測出来ないので、気化装置からの発生量を換気量で除して算出します。現実の部屋では換気量算出も難しく濃度の精度は高くありません。)


追加修正2018.9.11
    2019.9.9
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次亜塩素酸の空間利用・空間除菌消臭 (1)次亜塩素酸濃度と蚊の挙動

2018年08月16日 | Weblog
家庭で作る次亜塩素酸水の作り方 吸血フェロモン分解で蚊の防除

次亜塩素酸の空間利用・消臭除菌

次亜塩素酸の強い酸化力を用いた空間内利用として、
➀トイレ、靴箱などの消臭、
➁室内細菌の制菌、インフルエンザウイルスなどの抑制
➂昆虫フェロモン分解による防除、繁殖防止
が期待できます。

空間への次亜塩素酸の供給方法には、
① 超音波による次亜塩素酸水の噴霧
② 次亜塩素酸水濡れ布への送風気化
③ 電解生成気化(次亜塩素酸気化装置)
などが有ります。

次亜塩素酸ガスの供給方法として、ここでは水や次亜塩素酸水の補給が不要で、噴霧式、送風式に比べて、ノーメンテナンスで半年またはそれ以上(塩化物塩全量消耗するまでの期間、3年以上可能)長期に連続して使用できる次亜塩素酸気化装置を用います。


次亜塩素酸の空間利用 ①次亜塩素酸濃度と蚊の挙動

次亜塩素酸を室内へ気化させたときの次亜塩素酸濃度と蚊の挙動を液体蚊取りのメトフルトリン濃度と比較して表示します。



居住空間の次亜塩素酸濃度、メトフルトリン濃度と蚊の挙動
○:蚊に刺されない、飛んでない、痒くない
△:蚊に刺されたか?、飛んでない?、少し痒い? 
 何か違和感を感じるが、我慢というほどではない程度
×:蚊に刺された、飛んでいる、痒い

追記:後日の追加試験で(黄色〇印)の多くはダニによる痒み、腫れであることが判明した。布団掃除機による布団の吸引清掃により痒み、腫れの多くが無くなった。(蚊による痒みは1H、腫れは1日程度で消える。ダニの痒み、腫れは1~2週間続くので判別ができる。)

次亜塩素酸濃度は次亜塩素酸気化装置による気化量/室内換気量[ppb](電解電流≒0.1mA/8畳間、換気量は換気扇能力から算出、室内造作物・壁等による次亜塩素酸消耗量は加味していない。
メトフルトリン濃度は液体蚊取りによるメトフルトリン気化量/室内換気量[ppb](メトフルトリン濃度180mg/45mlを使用、液体蚊取り連続オンは0.375μg/hで喉に違和感を受ける。)
次亜塩素酸濃度の調整は換気量、メトフルトリン濃度の調整は通電オンオフ率および換気量


次亜塩素酸の空間濃度を1.0ppb(0.001ppm)以上にしておくと、液体電気蚊取りと同じ程度の蚊刺されに対する防御力を有することがわかった。次亜塩素酸濃度を徐々に下げていくと、僅かにかゆみを感ずるようになるが、チクリとした痛みも無く腫れも無い(1.0ppb)。更に濃度を下げるとチクリとした少しの痛み、少しの腫れ、かゆみを感じるようになる(0.8ppb)。更に下げていくと、通常の蚊に刺された痛み、腫れ、かゆみを感ずるようになる(0.4ppb)。濃度を下げる程、腫れ、かゆみは強くなる。継続して使用していると同一濃度でも防御力は弱くなる。

次亜塩素酸ガスは人の体が発する乳酸などの蚊の吸血誘因物質を酸化分解し、吸血行動を阻害しているものと思われます。体が発する炭酸ガスは集合誘因物質であって吸血誘因物質ではないとも考えられます。
次亜塩素酸ガスで蚊は死にませんでした。

その他
次亜塩素酸の許容濃度は決められていません。塩素の許容濃度は500ppb(=0.5ppm)です。
使用濃度は次亜塩素酸の臭気閾値の1/200なので、無臭、無刺激です。室内臭は次亜塩素酸により分解され無臭化されます。
電気香取で喉にイガイガ感を受ける方は、次亜塩素酸濃度0.5ppb、電気香取オン:オフ≒1:4にすることでイガイガ感を防げます。

次亜塩素酸気化装置原理(2槽式)

この次亜塩素酸気化装置は塩化物塩の電解により、炭酸ガスを吸収し、次亜塩素酸を放出する。噴霧式、送風式に比べて、無保守期間が非常に長く半年またはそれ以上、無保守で連続使用できます。
気化するガスの比率はPH5以上ではほとんどが次亜塩素酸です。


本機を車などの振動体内で用いる場合には、槽内に邪魔板や繊維状物を充填し、液の流動を抑えて用います。急速に発生量を増加したい場合には、送風機で気化槽へ送風し気化を促進します。送風する場合は外気への開口部は、送風入り口、送風出口となります。



2018.8.17追加修正

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足が臭い・靴が臭い・イソ吉草酸・スカトール・足の臭いを消す方法

2018年04月26日 | Weblog
足の悪臭、足の消臭、口臭わきが足臭、ノロウイルス、インフルエンザ、ゴキブリ駆除に

靴を履いて足が蒸れると、細菌が繁殖してとても嫌な臭いがします。靴箱のある玄関には玄関臭として残ります。強烈な足臭は石鹸で足を洗っても消えません。そんな時は次亜塩素酸水で消臭するのが簡単です。

次亜塩素酸水の作り方
きつい足臭を消す場合650mg/l位が良い。
用意するもの
1、風呂ブーツ(背の低いものが良い)
2、ピューラックスなど次亜塩素酸ナトリウム6%600ml、他のメーカーのものでも良い
3、プラスチックロート(百均で購入)
4、市販炭酸水500mL(レモン水など余分なものが入っていないもの)
5、微酸性次亜塩素酸水溶液(家庭で作る次亜塩素酸水の作り方参照)

 簡単な作り方
 空の2Lペットボトルとロートをキッチン計りに乗せゼロセットする。
6%ピューラックスを25g入れる。
ペットボトルの半分まで水道水を入れる。
 炭酸水を約300mL入れる(入れすぎても炭酸ガスが逃げるので問題ない)
 水道水を加えて2Lとする。
 これで約PH6.5、HCLO650mg/lの次亜塩素酸水が出来上がる。

使用法
1、風呂ブーツに足を入れる。
2、くるぶしの下くらいまで次亜塩素酸水を入れる。
3、5~10分程度浸しておく。次亜塩素酸水が肌に合わない人もいるので初めは10倍くらいに水道水で薄めて短時間使用する。
なんの支障もなければ、濃度を高めていく。650mg/lで良い効果が出ます。

足裏に生息している菌が除菌されれば臭わなくなります。
足臭が消えなければ、数回繰り返す。
この650mg/l次亜塩素酸水を靴内部へスプレーする。乾いたらスプレーを繰り返す。
靴下の脱臭は50mg/l次亜塩素酸水に付け置きするのが良い。濃くすると色落ちする場合があるので注意する。


(追加h18.4.26)
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ゴキブリ駆除に次亜塩素酸ガスの生殖フェロモン分解を利用

2017年08月15日 | Weblog
次亜塩素酸でゴキブリ駆除、アリ駆除、トイレ消臭、玄関消臭

ゴキブリ駆除に次亜塩素酸ガスのフェロモン分解力を利用します。
極微量のゴキブリ集合フェロモン、繁殖フェロモンを極低濃度の次亜塩素酸ガスで分解して集合・産卵を不能として駆除します。0.5mA程度の微弱電流で塩化物塩を電気分解し、次亜塩素酸を生成し気化させ、0.001ppm程度の次亜塩素酸ガス空間濃度を得てフェロモンを分解します。

次亜塩素酸ガス発生器は微弱な通電のみで何の保守も要せず2~3年またはそれ以上次亜塩素酸ガスを放出し続けます。
次亜塩素酸ガスのゴキブリ駆除効果は徐々に知られ、ゴキブリを嫌う食品販売関連か所に採用され始めています。
次亜塩素酸ガス発生器は低価格且つノーメンテナンス長寿命であることと、ゴキブリ駆除、アリ駆除のほかダニ、蚊などにも駆除効果が期待されるため、今後急速に普及するものと思われます。
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次亜塩素酸の毒性

2017年03月01日 | Weblog
歯周病防止、口臭わきが足臭、ノロウイルス、インフルエンザ、ゴキブリ駆除に

次亜塩素酸と塩素の毒性は同じ程度と考えられます。

水溶液中では次亜塩素酸と塩素は水素イオン濃度の変化により、
容易に相互変換します。
生体中の水分を考えると、
次亜塩素酸も塩素もほぼ同じ毒性を示すと推定されます。

日本産業衛生学会(産業衛生学雑誌 Vol.44 (2002) )
塩素の気中許容濃度は 0.5ppm : 1.5mg/m3(最大許容濃度)
次亜塩素酸の許容濃度は決められていません。

塩素(ppm)による曝露濃度と症状  
0.1~0.2    臭気を感ずる。
0.2~3.5    臭いを感じるが耐性が生じる。
1       かなり刺激臭が強い。
3~6      目、鼻、喉に刺激、頭痛をまねく。
14~21     0.5~1時間で生命危険。
40~60     短時間で生命危険。
100      1分間以上耐えられない。
430      30分以上で致命的
900      即死。
            危険物データブック 東京消防庁
  

化学構造からして、分子としてはほぼ同じ反応性を持つと思われる、
次亜塩素酸水は安全、塩素は猛毒となぜ言われるのか。
この辺を探ってみます。

塩素は次亜塩素酸ソーダ6%の形で市販され、
トイレ、風呂場の掃除に普通に使われています。
次亜塩素酸水は高濃度で市販することは出来ません。
高濃度次亜塩素酸水は濃度低下、変質が大きく、
せいぜい400mg/L、それ以下でないと市販出来ません。

仮に、8m3の風呂場で、
次亜塩素酸ソーダ6%、次亜塩素酸水400mg/L各100mLに
強酸を加えた場合を考えると、塩素が全量気化したとして、
次亜塩素酸ソーダ6%   750mg/m3   240ppm
次亜塩素酸水400mg/L   5mg/m3   1.6ppm

次亜塩素酸水が安全と言われる所以は、
高濃度のものは入手できないという所に有りそうです。

良く使用される次亜塩素酸水50mg/L~80mg/Lでは、
6畳間(25m3)で使用した場合、
100mL中の次亜塩素酸が全量気化しても、0.06~0.1ppm、
臭気を感じるかどうかと言う程度です。

大量の低濃度次亜塩素酸水に、大量の強酸を間違って加えることは、考えにくいですが、
少量の次亜塩素酸ソーダ6%に、少量の強酸を間違って加えることは、起こり得ることです。


次亜塩素酸水は安全、塩素は猛毒と言われる理由がもう一つ考えられます。
水溶液中の分子の気化のし易さを示すヘンリー定数は、
次亜塩素酸0.001atm・L/mol、塩素13.57atm・L/molですから、
塩素は次亜塩素酸の13600倍気化し易いということです。
次亜塩素酸水中の次亜塩素酸は極めて気化し難い為、
通常、部屋で次亜塩素酸水を使用しても、
次亜塩素酸濃度が0.1ppmに達することはまず有りません。
労働衛生上の気中許容濃度は 0.5ppm ですから次亜塩素酸は安全であると言えます。
一方、塩素は13600倍ですから、どう低く見積もっても、
猛毒と言われる危険領域に入ります。

体内に病原菌などが侵入したとき、白血球の一つ好中球が産生する殺菌成分が次亜塩素酸です。人にとって、次亜塩素酸はなくてはならないもので、毒物か益物かは容易に濃度制御できるか否かに依るようです。
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