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親知らずを抜いてきました。
ちょっと不思議な生え方をしていて虫歯になっていたようで、現在全く痛くないのですが、このまま放置すると大変なことになるということで急遽・・・
その歯はとても抜きにくい場所で、おまけにその真下に重要な神経が通っていてそこを傷つけると大変なことになるデリケートな所なので、名医がいらっしゃるということで、紹介されて東京女子医科大学病院に来ました。
なかなか本気でこの言葉は使わないのですが、「ゴッドハンド」というのはまさにこういうことかと感動しました。
麻酔を効かせるのに多少時間はかかりましたが、「では、はじめます」と言って10分も経たないうちに、痛みも全くなくいつのまにか終了・・・
私から、「終わったのですか?」と伺ったら「はい」と。気がつけば横にもう抜いてしまった歯が・・・
かなり難しい場所なので、まず歯茎を少しだけ切って、歯の上部を削って、同じく歯の上部を切り落としてから、歯を抜くというちょっと手の込んだものですが、はじめ「ウィーン」という音がして、何か削っているような切っているような感じがしたら、「痛いですか」と言われても痛みはなく、「ちょっと押します」と言われてグッと押された感じがしたらいつのまにか抜けてました。
あっという間でしたからもしかしたら5分くらいだったのかもしれません。
当然のことでかもしれませんが、技を生業としているものとしては本当に尊敬いたしました。
終了後、「本当に早いですね、全く痛みがありませんでした!」と何回も言ってしまいました。歯を抜くことなどまずないので、特にそう感じたのかもしれませんが、熟練しているというのはこういうことか!と感嘆しました。
自分の演奏も、技、熟練というのはとても関係しているので、色々考えました。
麻酔が切れてもさほど痛くなく、本当にやり方がうまいのですね・・・
私も技をまだまだ磨かなくては・・・
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