Cassis*Campari

幸せは途切れながらも 続くのです・・

3+3=6

2009-03-22 22:14:34 | TV・映画・音楽
「陽気なギャング」「アヒルと鴨」「死神」に続き、またもや伊坂作品が映画化。

・・という話題は前にもしたと思うけど。

・・・したっけ?


ま、いいや。

とにかく「フィッシュストーリー」「重力ピエロ」「ラッシュライフ」と、立て続けに公開が迫ってるわけですよ。

これで6本目。

すごいなぁ、この映画化率。

楽しみが2倍。

ファンとしては嬉しいです。


だけれど、イメージと違うことは少なからずあることで・・。

公開を控えている「ラッシュライフ」は、黒沢役が堺正人さんだそうで。

うーん、わたしの勝手なイメージでは、なんか違うんだよなぁ。

もうちょっと、こう・・男くさいイメージ。

それこそ金城武さんみたいなね。

まぁそんなイメージが、本を読む時にすでに育ってるわけなんです。

だから、どうしても映画は原作に勝てない、とか思ってしまう。

というか、映画が原作超えちゃダメだけどね。

だから、追いついては欲しいと、レベルの高い期待を抱いてしまうわけです。


でも、「陽気なギャング」は結構好き。

これだけは、映画→本と逆に楽しんだ作品。

もしかすると、伊坂作品は原作読まずに映画を楽しんだ方がいいのかも?

といっても、読破しちゃってるからもう遅いけど。


だけど・・・。

読んでるんだけど・・・・・。

思い出せなかった「フィッシュストーリー」。

だから、もう一度読み直したんです。

映画化が決まって、読み直しておこうと。

なのに・・・。

また忘れた・・・・・

どんだけ記憶力ないんだよ、わたし。

映画の予告見て、???が飛び回った頭の中。

パンクバンド? そんな話あったっけ?

あらすじを読み、記憶をフル回転で巻き戻した結果、思い出したのは結末。

ラスト、“つながる”ところ。

だけど、その過程が思い出せない・・。

あらー。どうしましょ。

ちょっとずつ設定が違うような気もするんだけど。

なんか全体的に曖昧なストーリーしか思い出せない。


それに対して「重力ピエロ」。

もうね。バッチリ覚えてるんですよ、これが。

読み直してもないんです。

これだけ。この作品だけ。

だけど、しっかり覚えている。

それだけ印象的だったのかなぁ、わたしの中で。

暗い話なのに、その暗さを感じさせない物語。

伊坂作品特有の衝撃のトリックがあるわけでもない。

確かに好きな作品ではあります。

好き・・という表現もなんだか変な感じ・・・かな。


まぁ、この差がなんなのかはよくわかならないけど、映画楽しみです。

そして。

わたしの勝手な希望としては、「ゴールデンスランバー」をドラマ化して欲しいな・・なんて。

映画でもいいんだけど、あのドキドキ感は、壮大なスケールで一気に見るより、
時間をかけてゆっくりもどかしさを貯めつつ見たいという、わたしの偏見です。

でも、本がやっぱり一番好き
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