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ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

クラゴン君、オイル滲みを調べたらISCVの交換に至る

2021年12月04日 14時21分42秒 | 車弄り、クラウンワゴン(4ナンバー貨客車)

13日前(2021年11月21日)にしたクラウンワゴン弄り内容です。

当日のクラウンワゴン弄りは90分でした。

 

前日にエンジンオイル滲みはどこからしているんだろうと調査しました。

エンジンブロック本体ではなく、エンジン上に位置するスロットルボティーのISCVという部品から滲んでいるのを見つけました。

ISCVって何をする部品かというと、スロットルをコントロールするんです。コンピューターで空気流入量を制御するのですがその制御バルブってやつです。ガソリン濃度を調整するってことですよね。

何故にそんなところにエンジンオイルが入るのん?については....

エンジンがあったかくなるとエンジン内部の気圧が高くなるのでエア抜きがあるんです。エンジン内部空気はすごく汚れているので公害となり大気放出厳禁です。ついてはエンジン内部空気の呼吸口がエンジンに吸い込まれる空気パイプ(エアインテーク)に設けられていて、エンジン内部空気を画サリンと一緒に燃やしてしまえという仕掛けです。

そのエンジン内部空気に拡販されてエンジンオイルが混じっていてエアインテークに浸入してスロットル内に存在しているんです。つまりエンジンオイルがスロットル内部にいるんですよ。

それが滲み出していてエンジン下まで滴っているってことです。

ふーっ、こんな説明であっているかな?違っているかも?ド素人の思いつきだから間違っていたらすみません。

エンジンオイル滲みは短距離街乗り走行では変化は無いのですが、1日乗り回すとか、高速道路を走行するとかしたら滲み量が多いのです。

それってエンジン使用状態でなにやらあるということですよね。ISCVが絡んでいるとしたらそういうことになるかもと思います。

そのISCV部分です。

ISCVとスロットルの合わせ目からオイル滲みしているのではなく、ISCVに差し込まれている配線コネクタからオイル滲みしているんです。

そのオイルが走行時にエンジンファンで後方に飛ばされたりするのかスロットルボティー上も油噴霧汚れしています。

ISCVコネクタから、ISCV底面へ、スロットルボティーへ伝いすぐに落下して、燃料デリバリーパイプ上にオイルが滴ります。

燃料デリバリーパイプからその下のインマニへオイルが伝います。

インマニからエンジンブロックへ伝るのではなく、インマニパイプの一番下部分から滴ってエンジンブロックのオイルパンツバへ落下するという。

なんと、わかりにくいオイル滲みの伝い方なんだよ。

 

さてさて、問題のISCVに差し込まれているハーネスコネクタです。

ここが油で汚れるってことはコネクタ内部がエアインテーク内部と貫通しているってことなの?って考えすぎかなー。

ISCVコネクタはまだ外さずに周辺油汚れをウエスで拭きとります。コネクタ外観部分をパーツクリーナーで綺麗に洗浄してからエンジン始動してみます。(コネクタ内部は掃除しないままで試したい)

自分の手のひらをパーツクリーナーでよーく洗浄してカサカサにしまして...

ISCVコネクターを握り締めてみます。(パーツクリーナーで冷やすと空気の流れに敏感肌になりますよ)

アイドリングでは特にどうこうと感じません。エンジンファンの風にさらされて手の甲がつらいよー。

アクセルワイヤーを引いてみよう。

おーっおーっ。ハーネスコネクターから空気を感じるぞ。アクセルを煽って戻すときに鼻息出しよるぞ。

それってアクセル煽った瞬間はここから外気も吸っていたりするのか?と吐息を感じとろうとするが吸い込むほうは私のバカ手のひらは感じ取れませんでした。

2分ほどアクセル煽ったままにします。もちろんISCVコネクタを握り締めたままね。エンジンファンの回転が怖いわー。

さあー手のひらはどうなったかというと、油が.....。

ISCVに差し込まれているハーネスコネクタからオイルが滲むというか、超微量に噴霧しているってことが確定です。

エンジン止めまして....

ハーネスを引き抜いてみます。

ふーん。本当にハーネスコネクタ内部がオイルまみれになっているわ。

ハーネス側はこんな風にオイルで汚れてます。

水ではないので錆がきていないのが救いですね。

では、ISCVをスロットルから抜き取ります。

もちろんスロットルボティーにブローバイオイルがあるのよね。

このオイルがISCV内部を通ってハーネスから外へ噴出しているってことですよ。

つまりこれって....

ISCV内部の密閉が抜けているってことでISCV故障ですよね。

ISCVを分解して内部のシールを云々、たいした仕掛けになっていないんちゃう?っていうのは...。考えないようにしよう。

予備のISCVを所有しているので交換します。もちろん中古部品ですけど。

部品型番はもちろん、スロットルの差込口形状が同じなのを確認します。

参考までに部品番号の記された箇所の写真もアップ。

差込コネクタが同一なのもしつこく確認です。

ISCV差込口に入れるOリングパッキンは新品を用います。このOリングも保守部品としてキープしてました。

これでISCVの予備部品がなくなったぞ。Oリングは新品手配して、ISCVはヤフオクに中古が出てこないか定期サーチ項目にしておこう。

元通りに組み戻して整備完了です。この部品の着脱作業自体は簡単なのよね。

 

交換してエンジン始動。おおおっっっエンジン回転おかしいぞ。

ってことでISCVを交換してなにやら変化があるので燃料制御コンピューターは生きてますね。

ため息つきながらのアイドリングだったのが10秒もしたら高めのアイドリング回転となりました。そして排気ガスの白煙がもくもくと吹き上がる。

ブローバイオイルが燃えているぞー(笑)

しまったー、これってバッテリー外してコンピュータリセットすべきだったなー。

でももう時間がないぞ、すぐにでかけなければならないぞ。

走っているうちにコンピューターが調整して学習するはずだからこのままで行っちゃえ。で、乗り出しです。

30分ほど乗ったらいつものまったりクラウンに戻りました。ほぼ学習したんでしょうね。もちろん白煙も止まりました。

 

中古部品とはいえ、エンジンに関する重要部品交換したので総走行距離計の記録です。

総走行距離 217245Km でした。

中古部品がいつまで持つかはわかりません。少しでも長生きしますように。

 

で、ISCVを交換してこのブログを書いている今までで13日間経ってますね。

その後どうなの?ってのは....

車をじっくり弄っている時間が取れませんので簡単目視確認だけです。

ジャッキアップしないで車体下を覗き込む限りではオイル滲みが止まっていると思います。

ボンネット開けてISCVにスロットル周辺を撫で回してもオイル汚れはないのでISCVからのオイル滲みは止まったと思います。

ISCV交換してから車検に出してます。車検の点検項目で排ガス数値計測しているのですが点検記録簿を見ると去年と同じ数値です。

高速道路走行を2回しています。

山越えウネウネ峠道路も3回走行しています。

うん?これってフラシーボかな?エンジンレスポンスが良くなったような気がする。

アクセル戻したときにため息があったような気がするんだけどそれもなくなったような。本当か?

いやいやきっとフラシーボだろう。この程度のことでエンジンレスポンスが感じ取れるほど変わるようなデリカシーなエンジンじゃないでしょ。


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