忙しくて放置していたネタです。
皮膚病で大学病院通いをしている私です。
病院は遠く、自動車で2時間ほどかかるのです。
道中で休憩を兼ねていろんなお店に立ち寄るのです。
都会のリサイクルショップは品揃えが凄いです。
さすがー、人口が多いだけあって古物もこれだけ流通するのかと感心です。
先月の9月14日です。あの有名なリユースショップにて....
見なければいいのに、釣り道具コーナーやオーディオコーナーへ吸い込まれてしまいます。
SACDが再生できるマルチ再生デッキがジャンクコーナーにあるじゃん?
8月にSACD聴きたさにヤフオクでDVDマルチ再生デッキを買ったところだよ。
でもね、海外仕様で120Vだし。そもそも我が家のコンセントに挿したところでノイズだったんだよね。UPS経由で昇圧したらノイズは消えたんだけど...。
ってことで昇圧電源まで追金したんだけど...(そういえば昇圧電源を散財の記録で書いて無いや)
そもそも時間が無くて放置しているし....
とかを考えつつ....
このジャンクなデッキは、「DVD再生できました。リモコン欠品」と記されて880円です。
DVD再生できたのならSACDの再生も行けそうか?博打してみるか?
とかなんとか、病院で芳しいことがなかったので、こういうオーディオネタに逃避したくなり....
はい、嫁に怒られますね。880円の散財をしてしまう。
品物は、Pioneer DV-578A という機種です。
とりあえず音出しだー。ってことでいきなりSACDをセットしてみる。
SACDとして認識された。再生ボタンを押したら再生した。曲送りも問題ない。
そして出てきた音ですが.....
なにかおかしい。あーっ、時々に音がしぼんでいるんだわ。なんとなくザラついているノイジーな気配もするし....。
映像はどうなんよ。ってDVDを再生したらさー....。
画面が突然もやーんってブラックアウトしたり、もやーんって浮かび上がるように絵が出てきたり....。
はい、なにやら調子悪いというか故障しているじゃん。
いやーん。真のジャンクをつかんでしまった。
とかなんとかで、しばらく放置していたのよね。
2週間前の10月11日です。
深夜にちょっと時間が取れたんです。
このジャンクなSACD再生できるDVDマルチプレイヤー君の修理を試みます。
メディアはコンスタントに読み込み再生しているので、映像と音声に関する箇所の故障。かつ、映像も音声も安定しないという故障なので供給電気が不安定なのでは?と推測して進めます。
まずは天板をご開帳。
めっちゃ、わかりやすいところがアレですね。
電源回路基板のコンデンサが破裂してます。
老眼+超絶乱視の目玉には、このコンデンサー容量を確認するのに苦戦です。
10V/1000uf 105℃ です。
私は修理マニアではないので新品の電子部品を常時在庫なんてしてませんよ。
コンデンサ自体はそんなに高い部品ではないのでネット通販で買えばいいのですが、今日を逃すとまたいつ時間が取れるかどうか、というか、このデッキに興味がなくなって放置プレーしてしまいそうです。
ということで、中古コンデンサーを持ち出します。
昔に故障したアンプとかを廃棄するときに内部の部品を剥ぎ取って保管しているという....。
そもそもそんな何十年も前の機械の、それも内部の消耗部品なんて.....
と言う代物なのですが、手元にあるのでこやつを使ってみます。
「10V/1000uf 105℃」そのものは手持ち無し、「16V/1000uf 105℃」があった。
耐圧が高くなるけど容量一緒で、物理的なが外観サイズもほぼ一緒なのでこやつを採用します。
もともとのやつは ELNA社のコンデンサ。中古のやつは YX VENT と記されているコンデンサです。
側面にボンドと思われるものがついてますが気にしないことにする。
この中古コンデンサーを取り付けたら安定動作しました。
映像が綺麗に出力されました。音も揺れるようなしぼむようなという状態はなくなりました。
とりあえずド素人のインチキ修理完了かな?
で、その後はこのデッキをどうこうする暇もなく放置プレーしています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます