3日前のことを今頃にブログ記事です。
5月26日の日曜日、大阪の舞洲にて開催されたフリーマーケット「なにわ旧車部品交換会」へ出店者で参加しました。
その前日の土曜日はフリマに持っていくガラクタじやなかった、ガラクタを商品にすべく、って結局ガラクタなんですけど、倉庫に溜まってきた、一般的には粗大ごみって呼ばれる類のものに売り文句を書きなぐったプライスカードをつけて車に詰め込みです。そんなこんなで土曜日夜はブログ書きありませんでした。
さてさて、日曜日の朝ですが...
現地に早朝5時25分に入場です。
思ったより出店者が少ない?これは売りがわとしてはラッキー。とかいろんな期待をしつつ...
どこに入るのだろう。この感じだとあのベストポジションへ行けるか?と嫁とワクワクです。
(ガラクタを少しでも減らして生活費にあてるために嫁も売る気まんまんですよ)
そして、念願の的屋前へ陣取り成功。やったー。
せくせくと品物を出していきます。
うーん。今回はお客さんも少ない?
過去の経験では、ガラクタグッツを荷卸しするそばから、ガラクタすぎるグッツにちゃちゃいれ問答があるはずなのに、今回は冷ややかな視線がそそがれる程度です。そのぐらいお客さんが少ないのです。
品出し完了して回りを眺めます。
客はどうなのよ。
うーん。なんか少ないぞー。
出店も少ないけど客も少ないってか?
それでも、ポンコツ過ぎるガラクタがポチポチと売れていきます。
100円ジーパン、100円帽子、100円海パン、もちろんどれも古着ですが、まずまずの売れ行きです。
あろうことか、嫁はビキニ水着も持ってきていた。おっちゃんの巣窟で女性水着を売ろうってか?
でも、嫁は真面目ですよ。ここにド派手な水着があったら客引きできるやろ。売り口上つけてあんたが客引きパンダになってや。
はいはいわかりました。ガラクタ商品をほじくる素敵なダンディーに、「嫁さんにこの水着を着せたらどないやー」って声掛け作戦です。彼女連れのカップルももちろんのように、「ビキニあるでー白色スケスケやでー」って声掛けです。
まあー、おかげさまでいろんな人が立ち止まってくれました。
水着は売れなかったのですが、ドレスは外人女性に売れちゃった。くそー、フレアドレスも看板だったのに...
痴呆親父が工場閉める時にひっぱがした看板も客引き目的で持って行ったのですが数枚売れちゃった。
でも、てんけん君看板はまだ残っている。てんけん君は、また1年後ぐらいにこのフリマで客引き看板をしてもらうんだ。
そんな中、なぜかちょろちょろときまったお姉さんが商品を見に来るのです。
私が認知しただけで4人です。嫁にも、「あの姉さんさっきも覗いていたよな?なにか売りつけるものあるか?このガラクタの何に興味があるねん?」とヒソヒソ話です。
後半に頻繁にやってくるお姉さんに声掛けしました。
「そんなに恋い焦がれるものがあるのかい?」って...
そうしたら....
「ポンコツって書いてあるからおかしくて...」「なんか良さそうやからこの値段って....」「ボロで使えないけど欲しい人は缶コーヒー代ぐらい志を置いてって」とかの私が適当に書いておいたセールストークにプチ受けていたとのこと。
見に来る度に、なにやら発見があるらしい。
ライダースーツを着ていたガール二人組もちょくちょく覗いているので声掛けしたら、同じだった。
これ写真っていい?って、恥ずかしい壊れてますって書いたポップを写真に撮る始末。
壊れています。ダメです。ポンコツです。の真のガラクタを堂々と並べて、壊れている箇所を説明して、そんなのを欲しがる客と自虐漫才の上で売れていくのがおかしくて仕方がないとのこと。
いつもは、むさいオジサマに囲まれるのに、今回は女性がちょこちょこ出入りしていたのがなにかと、売り上げに貢献してました。
隣のブースも女性が出入りしていたのも良かったのよね。
我が家は時間いっぱいまで店をたたまずに粘るコースです。
そうすると、店をたたんだ出展者の方々が遊びに来られるのよね。いろんな情報交換あり、売れ残りが思わず売れることが多々ありなんすよ。
そんな中、お向かいの的屋のお姉さんが、「あそこの車ってすごくない?」みたいなことを話しにきた。
なんのこっちゃろ?って車に荷物を積み込みながらそちらを見ると、私も目が釘付けです。
なんじゃあれ?リアルにマッドマックスしてる?
とても気になりますが、まあー片付けが先ですよ。
って、もくもくと片づけしていたら....
なんと、目の前にその車がやってきたではありまんか?
的屋の姉さんが呼んだのか、姉さんの思いが通じたのか、それはわかりませんが、目の前に変態すぎる素晴らしい車が停車ですよ。
その車にサクサクとむらがる数人、そのうち一人は私です。
オーナーに写真撮っていい?、ブログネタにしていい?、と確認。ぜひぜひどうぞ。とのことで遠慮なく。
ここはどんなハリボテ仕掛けなん?っていろいろと説明がありまして...
オーナーさん。「変態は褒め言葉や。大歓迎」と言う方で、私と同じ思考だった。
内装も相応になってます。
私がいろんな意味で痛く反応していたのは、FRP造形のジェットデザインフェンダーです。
掃除機のホースがニョロニョロ作戦とか、なかなかに楽しいんですよ。
後姿を見て、はじめてペース車体がわかったよ。
日産キューブに加装です。
ベースのオレンジ?茶色?っぽい色を生かして、汚し塗装もだけど、小物の塗り分けとか...
理屈がわかっていても実際にこれだけ塗り分けるってめんどうなんだよねー。
と、このフリマは最初から最後まで居ると、必ずなにか斬新な刺激があるのよね。
男衆の体臭はものすごいんだけど(笑)
ガラクタの売り上げは置いといて...(売れ残ったガラクタを粗大ごみ処分する費用は十分売り上げてます)
私が散財した内容を...
売りに行っていてるのに、よそ様から品物を買うというのも...
嫁には「またガラクタ増やそうとしてる」と呆れられるのです。
2000円で、あこがれのチェスト上に乗っける4段大型引出工具箱をゲット。ただしベアリング死亡です。帰りの車に大物を積む空きスペースが確保できるか心配だったのだけど、なんとか積み込みできました。
もちろん引出を修理するつもりなんだけど、暇がないってスバル弄りが遅れているのに、そのどこに工具箱を修理する時間があるのさ。ということに帰宅してから気づいたのでした。
1000円で、道具が入った工具箱をゲット。なんとTONEのラチェットレンチセット等が入っている。
古いタイプなのは間違いないが、痴呆親父に売りつけられたサビサビラチェットよりどれだけ程度のいいものか。
うれしさ満開です。ついては、私のサビサビ道具を入れ替えして、次にフリマに行くときに親父から押し売りされたサビサビポンコツ道具は並べることになりそう。
次は写真がありますよ。というのは、ちょうど事務所に選別しようかと置いてあるから...
釣り道具ごちゃまぜです。
なんと、無料でした。もってってー差し上げます。と処分かけているコーナーの片隅にカラフルな釣り小物を見つけました。
「これ本当に無料なん?」って確認したら、「どうぞ、いいのがあったら中からもってって」って...
ちょっとほじったら、ほとんどが私の欲しい物だったりして、「箱ごともらっていい?」って再確認の上で頂いてきました。
激貧我が家で欲しくて仕方のなかった、電気浮き、飛ばし浮き、小型かご天秤、まじめな仕掛け巻、そんなのが入っているのです。
欲しくて欲しくて釣具屋で見つめるだけの小物達ですよ。
ルアーも小型ジグがあり、サーフジギングの道具を揃える敷居が高くてサーフジギングは憧れだったのでめっちゃ嬉しいのです。
間違いなく我が家の釣りレパートリーが拡大します。
今までの波止からのフカセ釣りだけではなく、飛ばし浮きがあるだけで、遠投フカセ釣りとか、遠投呑ませ釣りとか、守備範囲が大きくなるのよね。
ニコニコしてもらった釣り道具を下げて売り場へ戻ったときは、「またガラクタ買ってきてー」とあきれ顔の嫁も、中を覗き込んだら目が爛々です。
このアマゴ仕掛けって、生餌アジ釣るのに最高じゃん。なんでこれが無料なのよ。って大喜びでした。
以上、フリーマーケットでの一日でした。
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