永い一日

一日一生。そう考えたら、”永い一日”。いろいろ楽しいことがあると良いね!

石楠花(龍安寺8)

2014-04-30 00:00:01 | 日記
大雲山龍安寺。
境内には桜、椿の他にいろいろな花が咲いていました。
桜は散り始め、代わりに季節を迎えつつある花があります。

ツツジにも似てますが、樹相が少し違っていて。
石楠花(しゃくなげ)と言うのだそうです。

ツツジよりも南方系。
色が濃すぎないのが良い感じ。
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壁の裏では(龍安寺7)

2014-04-29 00:00:01 | 日記
大雲山龍安寺。
方丈を出て、順路に沿って帰り道。
石庭の裏側を通るところがあって、見てしまいました。

石庭の壁の向こう側の枝垂桜。
裏方では、支え木を何本も使って、桜の枝をよいしょと
持ち上げています。

何事にも、いろいろ裏方の苦労はあるものなのですよ。
ごめんなさいね。
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侘助椿(龍安寺6)

2014-04-28 00:00:01 | 日記
大雲山龍安寺。
蹲踞と同じく北側の庭に、侘助椿があります。

桃山時代に「侘助」という人が朝鮮から持ち帰ったのが
名前の由来だそうです。豊臣秀吉が賞賛したとも伝えられ、
日本最古のものだと言われています。

侘助椿は、雄しべの先が退化して花粉が作られないそうです。
そう思って見ると、中性的な花のようにも見えてきます。

花は三月上旬から四月上旬にしか咲かないそうです。
良い時期に来ることができたようです。
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知足の蹲踞(龍安寺5)

2014-04-27 00:00:01 | 日記
大雲山龍安寺。
方丈の北側の庭に、知足(ちそく)の蹲踞(つくばい)があります。

蹲踞とは、茶室の庭先などに据える石の手水鉢。
真ん中の四角は漢字の口の字になっていて、その口の字を共有する
形で周りに四つの漢字が配置されています。
四つの漢字は、上から時計回りに、「吾・唯・足・知」。
「われ、ただ足るを知る」と読むそうです。

満足することを知っている人は金が無くても富んでいるし、
満足を知らない人は金があっても貧しいものだ、という仏教の
教えなのだそうです。

ちなみに、この蹲踞は水戸光圀によって寄進されたとか。
冲方丁の「光圀伝」には蹲踞の話は出てこなかったと思いますが、
こうした漢文の遊び心を持った人だったことが描かれてます。

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方丈石庭(龍安寺4)

2014-04-26 00:00:01 | 日記
大雲山龍安寺。
方丈に入って、いよいよ石庭です。

世界遺産の龍安寺で、ひときわ著名な方丈庭園。
枝垂桜とともに愉しめるのもこの季節ならでは。

実際には、それほど広いわけではないのですが
(奥行10m、幅22mなのだそうです)、庭を眺め
ていると、とても広い空間のように思えてきます。

観光客も多かったですが、順番を待って庭の傍に
座って、ゆっくり庭を堪能することができました。

日本に生まれて、関西に住んで、幸せですねぇ。
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