自分で探します

豊中駅前。
広場の貼り紙に、足を止めた。


「お願い
　ハトにエサを
　与えないで下さい。
　ハトは自分で探します。
　豊中市」

何か、おかしい。

「ハトは自分で探します。」

この一文は、要るのか？
て言うか、なぜハトの気持ちを代弁する？
しかも豊中市が？

普通ここは、
「フンの掃除が大変です。」
みたいな文が来るでしょ。

「ハトは自分で探します。」

そう、私は自立して生きていきます。
要らぬ情けはかけないで。
気持ちがくじけそうになるじゃない。
余計な親切、大きな迷惑。

う～む...やるな、豊中市。

今井町番外編

奈良県橿原市の今井町。

「めっちゃ使いにくそうやなあ。」
伴侶の声に振り返ってみると。

細長い駐車場。
縦に、車が４台くらい入りそう。
でも先に入れた車は、どうやって出すんや。

ともあれ。
他人ん家の駐車場を見るにしても、
現実的な視点の伴侶です。

今井町。
これで、おしまい。

どこまでもレトロ

奈良県橿原市の今井町。

美しい町並みですが、
中には、手入れされない家屋も。

どんな造りになっているか、
勉強するには良いかも。

この看板も昔からホッタラカシでしょ。

電話の権利金があった時代だもんね。

花の鉢

奈良県橿原市の今井町。

くぐり戸の前に、
花の鉢を置く家々。

モノトーンな町並みに、
紅一点の美しさ。

こちらは丹精込めて咲かせた
白と紅の百合の鉢。

そう言えば、おったなあ

奈良県橿原市の今井町。

町並みは古いが、営みは現役。
各家に表札はあるし、
床屋の渦巻きも回ってます。

渦巻きの目印は、
昭和な感じでレトロなのに、
ここではハイカラに見えます。

近づいて見ると、遷都くん。

数年前のキャラクター。
今から思えば、思い切ったノリですね。