永い一日

一日一生。そう考えたら、”永い一日”。いろいろ楽しいことがあると良いね!

温泉は文学の薫り

2016-03-08 19:00:00 | 日記
城崎温泉の外湯では、
浴衣で宿が判るらしく、
帰る時には、間違いなく
宿で借りた下駄を出してくれる。

感心、感心。

「城崎にて」という志賀直哉の小説が
学校の教科書に載っていたのは、
小学校だったか、中学校だったか。

教科書に載っていたのは全文だろうか。
全文だとしたら、随分短い小説だよな。

てなことを考えて歩いていたら、
「桂小五郎潜居の宿」という石碑があった。

蛤御門変の後、桂小五郎が京を逃れ、
城崎温泉に潜伏していたのだ。

俺はそれを司馬遼太郎の「竜馬がゆく」
で読んだと思うのだが、司馬遼太郎は
この宿に泊まって執筆していたらしい。

温泉は文学の薫りがするのだ。
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