スポーツエトセトラ

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PL学園出身プロ野球選手一覧【Part3】

2020-05-17 08:52:22 | PL学園出身プロ野球選手
PL学園出身のすべてのプロ野球選手を紹介するシリーズの第3弾は、
1983年度卒~91年度卒の選手たちです。

甲子園での戦績、OBの活躍ぶりなどを見ても、
この時期は「黄金時代」、まさしく全盛期といえる華々しさです。



特に、85年度卒の投打の超高校級プレーヤー・
桑田真澄、清原和博の「KKコンビ」は強烈なインパクトを残しました。
83年夏から5季連続で甲子園に出場し、いずれもベスト4以上。
優勝2回、準優勝2回と圧倒的な戦績を残しています。
この二人については甲子園はもちろん、ドラフト時に与えた社会的な衝撃、
プロ入り後の活躍についても申し分なし。ここであえてコメントすることはありません。

なお、85年度卒では5名がプロ入りしています。これはPL野球部史上でも最多の人数です。
内匠政博はアマ球界でキャリアを積み上げた後、近鉄でもレギュラー外野手になりました。

85年度卒の活躍に負けないのが、野球部史上唯一となる春夏連覇を達成した87年度卒。
特に夏はすべての試合が完勝で、安定した戦いぶりという点ではKK時代を上回りますね。
プロに進んだのは4名。中でも高校時代から抜群の野球センスを見せていた立浪和義は、
1年目からレギュラーを任され、打率3割を7度マーク。遊撃、二塁、三塁でGグラブ賞を受賞しています。

エースの野村弘樹はプロでも2年目から先発ローテの一角に定着。
弱小球団にあって6度の二ケタ勝利をマークしています。打撃もよかったですね。
中距離ヒッターの片岡篤史は日本ハム、阪神で主力打者として活躍。ベストナインにも2度輝きました。
橋本清は活躍期間こそ短かったものの、セットアッパーとして94年の巨人の日本一に貢献しています。

88年度卒では前年の春夏連覇のチームで、2年生の控えとしてベンチ入りした宮本慎也。
安定した遊撃の守備に加えて犠打などの小技の巧みさで、
90年代から00年代にかけて球界を代表する内野手として君臨しています。

甲子園への初出場以来、3年以上感覚を空けることなく大舞台にコマを進めていたPL野球部でしたが、
88年から91年まで、4年間甲子園から遠ざかります。

それでも90年度卒組では都市対抗でMVPにあたる橋戸賞を受賞、01年に巨人で13勝を挙げた入来祐作、
91年度卒組では巧みなバットコントロールで、プロ1年目にいきなり打率.327をマークした坪井智哉など、
絶えることなく好素材を送り続けています。


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