スポーツエトセトラ

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春季高校野球関東大会 千葉県勢 高校別成績

2021-05-15 09:01:05 |  春季高校野球関東大会千葉県勢成績
高校野球春季関東大会の千葉県勢の成績を振り返るシリーズ。
前回は都県別の対戦成績をお送りしましたが、今回は高校別の成績をまとめてみました。

春季関東大会は本日スタートしますので、データ自体は前回(2019年)までのものです。
千葉県勢はこれまで39校が出場しています。




順番は勝利数順となります。
勝利数トップは、千葉県高校球界をリードしてきた銚子商。
出場回数や優勝回数なども、いずれも県内では1位。
夏の大会、秋季同様に圧倒的な成績を残しています。

続いては秋季と同じく習志野です。
しかしながら、春関で初めて決勝に進出したのは2010年で、
安定して結果を残せるようになったのはここ10年ほどとなります。

3位は古豪・千葉商。優勝はありませんが、ベスト4以上は4回です。
4位は木更津総合(木更津中央)で、二ケタ勝利はここまで。
さらに5位は拓大紅陵と、おなじみの顔ぶれが続きます。

出場回数で3位に食い込んでいるのが専大松戸です。
2011年以降、中止となった昨年(20年)をのぞくと9回中実に8回も出場。
11年から15年まで5年連続で関東に歩を進めていますが、
初戦敗退が5回と、あまり結果を残せていません。

さて今年、その専大松戸が11回目の春関出場を決めました。
そして千葉学芸が県勢では40校目の代表となっています。

両校の関東大会での健闘を期待したいですね。

春季高校野球関東大会 千葉県勢 都県別対戦成績

2021-05-13 08:47:37 |  春季高校野球関東大会千葉県勢成績
これまで、1948年から2020年までの、春季高校野球関東大会における
千葉県勢の全成績を振り返ってきました。

今回は過去の72回の大会(2020年は中止)の成績について、
対戦した都県別ごとにまとめてみました。
試合数、勝利、敗戦、勝率、準決勝以上の成績の順です。

同県対決1回(1975年準決勝、銚子商対習志野)を除いた数字となります。



現在まで6つの負け越しで、勝率が5割を割っています。
80年代までは大幅に勝ち越していたのですが、
90年代後半から00年代前半にまったく勝てなかった時期があり、
そこで勝敗が逆転してしまい現在に至っています。

栃木、群馬、山梨には勝ち越していますが、
その他の都県には分が悪い感じですね。

最も多く対戦しているのが神奈川ですが、大きく負け越し。
埼玉、東京相手にも、苦しんでいる感じです。
関東の中での力関係がはっきり出てしまっていますね。

ただし、準決勝以上に限定すると勝敗が五分となり、
東京、神奈川、埼玉とも互角となるのが面白いですね。

次回は高校別の春季関東大会の成績を取り上げます。

春季高校野球関東大会 千葉県勢成績(2015年~2020年)

2021-05-11 10:01:28 |  春季高校野球関東大会千葉県勢成績
千葉県勢の過去の春季関東大会の戦績を振り返るシリーズ。
今回は2015年~2020年となります。



2015年は専大松戸が連続出場を“5”にまで伸ばしたものの、
初出場の沼南とともに初戦敗退に終わっています。

16年は校名が変わった東海大市原望洋と、
16年ぶりの春関となった千葉黎明がそろって準々決勝に進出しました。

17年は専大松戸と15年ぶりの春関となる千葉敬愛が出場も、
2年ぶりにW初戦敗退に終わっています。

18年は地元・千葉開催。4校のうち3校が初戦を突破し、
この年の夏に3回戦に進出する木更津総合が、
春関では県勢5年ぶりとなるベスト4進出を果たしています。

19年はセンバツで24年ぶりに決勝進出を果たした習志野が
推薦で出場権を獲得も、初戦で大敗。
県大会準優勝で3年連続の春関となる専大松戸が、
ベスト4進出と意地を見せました。

そして、20年はご存知の通り、コロナ禍で大会中止となっています。
今年は開催が予定されていますが、
決勝戦まで無事に開催されることを祈りたいと思います。

次回は、春の関東大会での都県別の対戦成績一覧をお送りいたします。

春季高校野球関東大会 千葉県勢成績(2011年~2014年)

2021-05-09 18:03:00 |  春季高校野球関東大会千葉県勢成績
千葉県勢の過去の春季関東大会の戦績を振り返るシリーズ。
今回は2011年~2014年となります。



千葉開催となった2011年は、2年連続で決勝に進出した習志野が春関初制覇を達成します。
泉澤涼太、木村光彦、在原一稀、大野駿らの“複数投手制”に加えて、
粘り強い打線が持ち味で、この年の夏の甲子園でもベスト8に進出しました。
また好投手・上沢直之がエースを務める専大松戸も準々決勝に進出しています。

12年は専大松戸・松戸国際が代表と、松戸市からのアベック出場を実現。
初出場の松戸国際が、8強に進出しています。

13年は東海大望洋と、これで3年連続出場となる専大松戸がWで準決勝に進出。
これは春関に2代表を送り込めるようになった75年以来で、38年ぶり2度目の快挙でした。
ちなみに、75年は開催県で4校が出場していますので、
2代表の年としてはこれが初めてとなります。

14年は12年ぶりに、ベスト8に残れませんでした。
なお、専大松戸はこれで春関に4年連続出場。拓大紅陵の3年連続(86年~88年)を抜き、
歴代最長記録を更新しています。

次回は2015年~2020年となります。

春季高校野球関東大会 千葉県勢成績(2007年~2010年)

2021-05-07 18:40:45 |  春季高校野球関東大会千葉県勢成績
千葉県勢の過去の春季関東大会の戦績を振り返るシリーズ。
今回は2007年~2010年となります。



この頃になると、秋、春ともに関東でも結果を残すようになっていきました。

千葉県勢として初めてセンバツに2代表を送り込んだ07年は、丸佳浩、大島寛之らを擁する
千葉経大付が、県勢では21年ぶりとなる春の関東大会制覇を果たします。

08年は齋藤圭祐、内藤大樹らを中心に好チームを形成した千葉経大付が、
センバツで県勢では13年ぶりとなる準決勝進出の快挙。
春関にも推薦で出場しましたが、県大会でその経大付を決勝で大差で下し優勝した木更津総合が、
経大付に続いてで2年連続で春関Vを達成。強打の捕手・地引雄貴がチームの要でした。

09年は初出場の千葉明徳が、東海大望洋と揃って準々決勝へ。
10年は高校ナンバーワン捕手と評価された
山下斐紹をチームの要に置く習志野が、準優勝に輝きました。
意外ですが、習志野が春の関東大会で決勝に進んだのは、この年が初めてです。

次回は2011年~2014年です。