急行「いなさ」

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「ステージⅣ」は末期がんではない

2022-12-04 10:03:02 | すい臓癌治療

山本健人 著 「がんと癌は 違います」 幻冬舎 より出版

この本によると 「他の臓器に転移していたら末期がんだ」 「ステージⅣは末期がんだ」は 全くの誤解だとあった。

この本に書いてあるように 私みたいにステージⅣで 他の臓器に転移していても 長く生きている人が少なからずいる。

抗癌剤で病気をコントロールしつつ、何年もの間 癌と付き合いながら生活している。既に私も生存3年半を超えた。

 

「末期がん」と言う言葉は 医学用語には無く、「終末期」は医学用語として医療現場でよく使われるそうです。

この本から引用すると がんに対してさまざまな治療を行ってきたものの、有効な手立てがなくなり、積極的な治療を終えなければならない段階を「終末期」と呼ぶそうだ。

 

私の場合 現在使っている抗がん剤の効き目が乏しくなっても、未だ使える薬がいくつか残っている。

・・と、言う事は まだ私は「終末期」ではないのだ。喜ばしい事です。

オプジーボ+化学放射線療法も 膵臓癌に対して第Ⅲ相の治験まで進んでいる。治験が上手くいけば 効能追加なので厚労省の認可も早いと思われます。

光免疫療法も頭頚部がんに保険適用され、体の中の深い所は光ファイバーで光を届けることで治療が可能になるようです。

長生きしなくちゃね。長生きすればするほど 更に長生きできるのだ。

 

ところで冒頭の がんと癌の違い。

平仮名の「がん」は、あらゆる悪性腫瘍の総称。

このうち「癌」と呼べるのは 上皮性のがんだけ だそうです。

だから白血球が がん化しても「白血球癌」とは言わず 「白血病」という固有の名前があるし、骨や筋肉は「・・肉腫」と呼ぶそうです。

納得!


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