≪2019/11/26≫
ソフトバンクFAの福田、ロッテへ!“恩師”鳥越ヘッドコーチの存在決め手
ロッテは26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。4年総額4億円以上の条件を提示したとみられ、美馬学投手(33)に続き、今オフ2人目のFA選手獲得となった。
紺色のスーツに水色のネクタイ姿で福岡市内のソフトバンク球団事務所を訪れた福田は神妙な面持ちだった。悩みに悩み抜いた。
「来シーズンからは、千葉ロッテマリーンズさんにお世話になることを決めました」
西武、中日、ヤクルト、ロッテ、楽天、宣言残留を認めるソフトバンクと6球団が参戦したが、4年総額4億円以上の条件面で見劣りすると思われたロッテを選んだのは、恩師の存在だった。
「最後(の決め手)は鳥越さんの存在。一番つらかった時に励ましていただいた。おかげで野球を続けることができている」。19歳だった08年に父・徹さんが急死。プロのレベルに慣れず、野球をやめようかと考えた時、悲しみを忘れるほどしごかれ、怒鳴られ、泣かされ、救われた。その恩師から「今のロッテには秀平の力が必要だ」と言われた。
今季は80試合に出場し、打率・259、9本塁打。「一緒に頑張ろう」と電話で言ってくれた井口監督から、中堅で起用する方針が伝わっている。鈴木のFA移籍により空き番号となる背番号7も提示される見込みだ。美馬に続き、球団初のダブル獲りに成功した。ロッテ・松本球団本部長は「うれしいし、驚いている」と喜んだ。福田自身も「意外でしたよね」と、想像していなかった結末なのかもしれない。
▼ロッテ鳥越ヘッドコーチ(FA加入の福田に)電話をもらい「うそだろ?」と聞き返した。(鳥越コーチが決め手と言われ)さんざん、怒って泣かせたけどハラスメントじゃなかったってことだね。うれしい限り。
▼ソフトバンク工藤監督 残ってもらえないのは残念だけど、彼の野球人生が素晴らしいものになることを祈っている。
▼西武辻監督 どこだろうと思っていたがロッテだったね。もう決まったことだから。
▼楽天石井一久GM ご縁がなかった。うちにお誘いした選手なので強敵だと思う。
▼中日加藤宏幸球団代表 残念。トレードや外国人選手の獲得などを考えていきたい。
▼ヤクルト衣笠剛球団社長 残念だった。塩見とか中山とか若手に激しいポジション争いをしてもらいたい。
◆福田 秀平(ふくだ・しゅうへい)1989年(平元)2月10日生まれ、神奈川県出身の30歳。多摩大聖ケ丘から06年高校生ドラフト1巡目でソフトバンク入団。10年4月30日のロッテ戦に代走で1軍初出場。11年から外野手登録。15年には歴代1位(当時)の32回連続盗塁成功を樹立した。今季は80試合に出場し打率.259、26打点、9本塁打。1メートル82、77キロ。右投げ左打ち。
ソフトBからFAの福田、ロッテ入り 決め手は鳥越ヘッドコーチと明かす
ソフトバンクからFA宣言した福田秀平外野手(30)が26日、ヤフオクドームの球団事務所を訪れた。今季限りでの退団を申し入れ、来季からはロッテでプレーすることを報告した。
「たくさんの球団からお話をいただいて、感謝しかない。凄く悩んだ1カ月だった」
福田には西武、ロッテ、中日、ヤクルト、楽天が名乗りを挙げていた。
決め手はロッテの鳥越ヘッドコーチだったという。プロ2年目で父徹さんを亡くした際に、支えてくれたのが同コーチだったことを明かし、「今、野球を続けられているのは鳥越さんのおかげ。一番つらかったときに励ましていただいた恩人」とした。
ソフトバンクFAの福田、ロッテ移籍を決断!ブログで公表、ソフトBに感謝の思いもつづる
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)宣言した福田秀平外野手(30)が26日、ロッテ移籍を決断したことを自らのブログで公表した。宣言残留を認めていたソフトバンクと西武、楽天、ヤクルト、中日も獲得に動いたが、福田側から断りの連絡を入れた。
「私、福田秀平は2020シーズンから千葉ロッテマリーンズでプレーすることを決めました」と報告。
ロッテ移籍を決断した理由について「ホークスに入団してまもなく実父が他界しました。まだ19歳でしたしショックも大きく、また当時プロの野球のレベルに全くついていけず、実はその時に野球を辞めようとしていました。そんな自分に厳しい練習でグラウンドの上では悲しみを忘れさせてくれて、プロ野球選手として生きていく覚悟を決めるきっかけを作ってくださったのは当時ホークスの2軍のコーチだったロッテの鳥越ヘッドコーチでした」と告白。
続けて「今回ロッテとお話させていただく際にご同席いただいている松本球団本部長は自分がホークスに入団することが決まったドラフト会議の数日前に私の高校にいらっしゃり『福田くんを指名したい」』と言っていただいた当時の担当スカウトの方で初めて自分がプロ野球選手になれるかも知れないと思わせてくれた方でした。その方々から10数年の時を経て改めてオファーをいただき、鳥越さんからはお電話で『今のロッテには秀平の力が必要だから新たな環境で一緒に挑戦しよう』そのお電話口にいらっしゃった井口監督からも具体的な今後のチームの展望や自分の特性や評価等をお伝えいただき、チャレンジしたいという気持ちが芽生えていきました」と記した。
ブログではソフトバンクへの思いもつづり「13年もの間、孫オーナー、王会長、監督、コーチ、スコアラーのみなさん、裏方さんをはじめ球団スタッフのみなさん、多くのファンのみなさん、関係者のみなさんに支えていただき、これまでプレーすることができました。今回のFA権も秋山前監督、工藤監督に起用していただいたおかげで、取得することができました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。ありがとうございました」と感謝した。
ソフトバンク・福田 TV生出演でロッテ移籍の経緯など語る 鳥越コーチからは「5回以上」電話
国内フリーエージェント(FA)権を行使してロッテ移籍を決断したソフトバンクの福田秀平外野手(30)が26日夕方、テレビ西日本のローカル情報番組「ももち浜S特報ライブ」に生出演し、経緯などを語った。
この日、ブログでロッテ入りを表明。番組では「1カ月、すごく悩みました。決めることができて、ほっとしました」と心境を述べた。
ロッテに決めた一番の理由にも触れた。現ロッテヘッド兼内野守備コーチの鳥越裕介コーチからのラブコールがあったことを明かし、「最後は鳥越(裕介)コーチの存在かなと思います。鳥越さんから何度も電話をいただいて」と語った。電話の回数を聞かれると「5回以上」と答えた。
鳥越コーチは福田が入団した当時のホークス2軍コーチ。恩師の声に「鳥越さんとは、条件(の話し)はないですけど。気持ち的に一緒にやりたいと」という心境になったという。
13年住んだ福岡への思いも話した。「福岡が大好き。奥さんも福岡なので」。ソフトバンクでの一番印象に残った場面については2010年5月の広島戦でプロ初スタメンした試合の守備で犯した大失敗を挙げた。「和田さんがピッチャー。ぼくがセンターで、転んでタイムリーになった。これで和田さんが降板。一生忘れられない。あれがあったので、ずっと頑張ってこられた」としみじみと振り返った。
ロッテ 球団史上初のFAでのダブル獲得!松本球団本部長 福田からの入団連絡に「突然すぎて…」
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)宣言した福田秀平外野手(30)の代理人から入団の連絡を受けたロッテ・松本尚樹球団本部長は驚きを隠せなかった。
「突然すぎて、整理がついていない」と想定外だったことを明かし「本当にうれしい。驚いている」としばらくは現実と受け止められない様子だった。
4年総額4億円以上の提示はライバル他球団と比べれば、見劣りするものだった。ただ、福田は2軍時代に世話になった鳥越ヘッドコーチの存在などが、決め手になったと語ったことに同球団本部長は「井口監督の思いや鳥越ヘッドの存在も大きかったと思う」と振り返った。
楽天から移籍する美馬と合わせ、球団史上初のFAでのダブル獲得に成功。「ドラフトでも佐々木投手が獲れたし、いい風が吹いている。Aクラス争いではなく優勝争いがしたい」と松本球団本部長は意気込んでいた。
ロッテ・鳥越ヘッド 福田の決断喜ぶ「電話をもらった時“うそだろ?まじか?”と言ってしまったよ」
ロッテ・鳥越ヘッド兼内野守備走塁コーチ(48)は26日に国内フリーエージェント(FA)権を行使し、ロッテ入りを決めたソフトバンク・福田秀平外野手(31)の決断を喜んだ。
「半分以上、あきらめていた。来ないだろうと思っていたから、電話をもらった時“うそだろ?まじか?”と言ってしまったよ」
福田によれば5回以上、電話があり「いまのロッテにはお前が必要」と口説いたというが「最初から無理強いはしていない。あまり言い過ぎたらいかんと思って、ここ数日は知らんぷりしていた」と鳥越ヘッド。最後は静かに決断を待った。
この日「最後(の決め手)は鳥越さんの存在」と福田は一番の理由を語った。2008年に父・徹さんを亡くし、プロ野球のレベルにも慣れず、辞めようかとも考えていた福田に当時ソフトバンク2軍コーチだった鳥越ヘッドが悲しみを忘れるよう猛練習を課したことで、野球を続けられたという。
その福田の言葉を伝え聞いた恩師は「それはうれしい限りだね。さんざん、怒って泣かせたけどハラスメントじゃなかったってことだね(笑い)」とほっとした声で言った。
(以上 スポニチ)
福田ロッテ「悩みました」ポイントは「恩師」の存在
福田が選んだのはロッテだった。26日、福岡市中央区のヤフオクドームに足を運び、親しんだソフトバンクには直接別れを告げ、獲得に名乗りを上げていた5球団に連絡を入れた。「本当に悩みました」。ポイントは「恩師」の存在だった。
「鳥越ヘッドコーチの存在が大きかったし、ロッテとの交渉後に2度ほど、井口監督からも電話で連絡してもらった。2人の存在は大きかった」
契約は4年4億8000万円プラス出来高(金額は推定)。他球団からはその条件を上回る金額提示があったが、ロッテを選んだ。父を亡くした直後、ホークス2軍でつらい時に支えてもらった当時の鳥越コーチがいることが大きかった。「ロッテはスピードがある選手が多い。自分もスピードが武器だと思っているので争って勝てるようにしたい」。新天地でスーパーサブから脱却した姿を見せつける。
定位置狙う福田、ロッテ移籍の背景に外野手高齢化も
令和元年ストーブリーグの主役を張った。ロッテが26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。25日に正式発表した、楽天からFA権を行使した美馬学投手(33)に続くダブル獲得に成功。
◆ロッテの外野手事情 今季は主に左翼を角中、中堅を荻野、右翼を清田とマーティンが守った。34歳の荻野は125試合に出場したが、今年が10年目で初の規定打席到達だったように、常にケガの不安がつきまとう。荻野以外も、来季は清田が34歳、角中も33歳と、レギュラー陣の高齢化は進んでいる。来年が29歳の岡、加藤は控えから脱却し、福田とともに定位置争いに加わりたいところ。来季が3年目の菅野、同2年目の藤原も2軍からチャンスをうかがう。
福田ロッテ 争奪戦制す/今オフの12球団選手動向
令和元年ストーブリーグの主役を張った。ロッテが26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。25日に正式発表した、楽天からFA権を行使した美馬学投手(33)に続くダブル獲得に成功。ドラフトで4球団競合の末、大船渡・佐々木朗希投手(18)を引き当てたことを含め、新戦力が続々と加わる。
同一年FA複数選手獲得は過去15度、パは2球団目
ロッテが26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。25日に正式発表した、楽天からFA権を行使した美馬学投手(33)に続くダブル獲得に成功。
◆同一年にFAで複数選手を獲得した球団 昨年の巨人(炭谷、丸)まで過去15度あり、巨人は12球団最多の9度ある。昨年までに3人しか獲得していなかったロッテでは初のケースで、パ・リーグでは3度のソフトバンクに次いで2チーム目。
福田秀平はロッテにFA移籍!他5球団に断り
ソフトバンクから国内FA権を行使していた福田秀平外野手(30)が26日、移籍先をロッテに決めた。
福田は日本一から2日後の10月25日にFA宣言。「選手としての(他球団の)評価を聞いてみたい。どこでも全部話を聞いてみたい」。今季推定年俸3600万円のCランクで、人的補償も不要なため大争奪戦に発展した。
交渉解禁となった11月3日には西武、中日。同5日にヤクルト、ロッテと交渉。13日には楽天と会い、宣言前に残留要請していたソフトバンクと含め計6球団と交渉の席に着いた。それぞれ複数年の大型契約を提示された福田は「人生の分岐点。しっかり考えたい」と熟考に入った。24日の日本一パレード、ファンフェスティバル、25日の選手会納会といったソフトバンクとしての行事参加を終えたこの日、各球団に連絡を入れたものとみられる。
ソフトバンクでは今季9本塁打をマークしたパンチ力のある打撃と、俊足堅守を生かし先発だけでなく代打、代走、守備固めとスーパーサブの活躍を見せた福田が新天地に向かう。
◆福田秀平(ふくだ・しゅうへい)1989年(平元)2月10日生まれ、神奈川県出身。多摩大聖ケ丘から06年高校生ドラフト1巡目でソフトバンクに入団。10年に1軍デビュー。182センチ、77キロ。右投げ左打ち。
福田もロッテ!大争奪戦勝利、球団評価上げ着実補強
令和元年ストーブリーグの主役を張った。ロッテが26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。25日に正式発表した、楽天からFA権を行使した美馬学投手(33)に続くダブル獲得に成功。ドラフトで4球団競合の末、大船渡・佐々木朗希投手(18)を引き当てたことを含め、新戦力が続々と加わる。
◇ ◇ ◇
大のつく福田争奪戦を制したのはロッテだ。代理人から入団の意思を伝える電話をもらい、交渉にあたった松本尚樹球団本部長(49)も驚きを隠せなかった。美馬に続く朗報に「突然でまだ整理ができていない。十分に説明できたと思っていたが、これだけの球団が彼を評価してましたので。うれしいですけどびっくりしている」。宣言残留を認めるソフトバンク。ヤクルト、中日、西武、楽天。補償のいらないCランクの実力者に対する、過去のFA戦線でも例を見ない6球団の綱引きに勝った。
6日、福岡市内で交渉に臨んだ。条件は他球団と同等の4年4億8000万円ほど。上回る球団もあった。「その日しっかり誠意を見せたので、信じて待つしかなかった。井口監督の思い、鳥越ヘッドコーチの存在はとても大きかったのではないかと思います」。マネーゲームとせず、待ちを貫いた姿勢は吉。縁を大切にした福田はロッテを選んだ。
鈴木は楽天への移籍が決まったが、FAで投打の2選手を獲得。今季国内FA権を取得しながら残留を決めた荻野、益田を含め、着実な補強が際立つ。松本本部長は言った。「ロッテという球団を選んでもらえる。全員が一生懸命やってチーム作りをしている成果が、他球団の選手が来てくれるところなのかなと。そういう意味では誰とかじゃなしに、球団職員、ファンサービス含め、全てを評価してもらえてるのかな」。
今季最終戦までAクラス争いを続け、ファンは12球団一の応援を注ぎ、観客動員数は過去最高を記録。12月から社長職を兼務する河合オーナー代行は「まだまだチームが強くなれば、球団の魅力が上がり、観客動員も増えて、上に向いたスパイラルで上がっていける」。安田、藤原、佐々木と3年連続の高校球界のスターを獲得し「スター軍団の受け皿をきちんとつくりたい」と言った。FA=巨人、ソフトバンクだけでなくなった。実力者と生え抜きの融合。ロッテが令和のロールモデルを目指す。【久永壮真】
ロッテに福田が入団意志「うれしさと驚き」本部長
ロッテ松本尚樹球団本部長(49)が26日、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手(30)から、代理人を通じて入団の意思を伝える電話があったことを明かした。
「突然電話をいただいたので、まだ整理ができていない。うれしいですけどびっくりしている。十分に説明できたと思っていたが、これだけの球団が彼を評価してましたので、どうなるかというところで、こういう返事をいただいて、うれしさと驚きもありながらという感じです」と話した。
6日に非公開で福岡市内で交渉を行い、都内に戻り取材に応じた際には「しっかり説明できた。(非公開は)集中したかったというのがあるので」と説明。また同本部長がスカウティングスーパーバイザー時の06年に、当時多摩大聖ケ丘3年の福田の元を訪れていた経緯があり「18歳の時から評価していたということ」と熱意を伝えていた。
25日に獲得を正式発表した美馬に続き、FAでのW獲得となった。
ロッテ移籍の福田「力が必要と」鳥越ヘッドから電話
ソフトバンクから国内FA権を行使していた福田秀平外野手(30)が26日、移籍先をロッテに決めた。
この日、自身のブログで「私、福田秀平は2020シーズンから千葉ロッテマリーンズでプレーすることを決めました」と明かした。ブログの中では獲得に名乗りを上げた各球団に感謝の言葉を述べる一方で、ロッテを選んだ理由もつづった。
「ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私がホークスに入団してまもなく実父が他界しました。まだ19歳でしたしショックも大きく、また当時プロの野球のレベルに全くついていけず、実はその時に野球を辞めようとしていました。そんな自分に厳しい練習でグラウンドの上では悲しみを忘れさせてくれて、プロ野球選手として生きていく覚悟を決めるきっかけを作ってくださったのは当時ホークスの2軍のコーチだったロッテの鳥越ヘッドコーチでした。また、今回ロッテとお話しさせていただく際にご同席いただいている松本球団本部長は自分がホークスに入団することが決まったドラフト会議の数日前に私の高校にいらっしゃり『福田くんを指名したい』と言っていただいた当時の担当スカウトの方で初めて自分がプロ野球選手になれるかも知れないと思わせてくれた方でした。その方々から十数年の時を経て改めてオファーをいただき、鳥越さんからはお電話で『今のロッテには秀平の力が必要だから新たな環境で一緒に挑戦しよう』そのお電話口にいらっしゃった井口監督からも具体的な今後のチームの展望や自分の特性や評価等をお伝えいただき、チャレンジしたいという気持ちが芽生えていきました」と振り返った。
福田は日本一から2日後の10月25日にFA宣言。「選手としての(他球団の)評価を聞いてみたい。どこでも全部話を聞いてみたい」。今季推定年俸3600万円のCランクで、人的補償も不要なため大争奪戦に発展した。
交渉解禁となった11月3日には西武、中日。同5日にヤクルト、ロッテと交渉。13日には楽天と会い、宣言前に残留要請していたソフトバンクを含め計6球団と交渉の席に着いた。それぞれ複数年の大型契約を提示された福田は「人生の分岐点。しっかり考えたい」と熟考に入った。24日の日本一パレード、ファンフェスティバル、25日の選手会納会といったソフトバンクとしての行事参加を終えたこの日、各球団に連絡を入れた。
ソフトバンクでは今季9本塁打をマークしたパンチ力のある打撃と、俊足堅守を生かし先発だけでなく代打、代走、守備固めとスーパーサブの活躍を見せた福田が新天地に向かう。
◆福田秀平(ふくだ・しゅうへい)1989年(平元)2月10日生まれ、神奈川県出身。多摩大聖ケ丘から06年高校生ドラフト1巡目でソフトバンクに入団。10年に1軍デビュー。182センチ、77キロ。右投げ左打ち。
レギュラー3人の高齢化進む/福田加入ロッテ外野陣
ソフトバンクから国内FA権を行使していた福田秀平外野手(30)が26日、移籍先をロッテに決めた。
◇ ◇ ◇
◆ロッテの外野手事情 今季は主に左翼を角中、中堅を荻野、右翼を清田とマーティンが守った。34歳の荻野は125試合に出場したが、今年が10年目で初の規定打席到達だったように、常にケガの不安がつきまとう。荻野以外も、来季は清田が34歳、角中も33歳と、レギュラー陣の高齢化は進んでいる。来年が29歳の岡、加藤は控えから脱却し、福田とともに定位置争いに加わりたいところ。来季が3年目の菅野、同2年目の藤原も2軍からチャンスをうかがう。
(以上 日刊)
【ロッテ】福田、ブログで移籍表明…決め手は恩師・鳥越ヘッド
福田がロッテ移籍を表明した。自身のブログで、移籍の決め手となった恩師・鳥越ヘッドコーチとの逸話を紹介。入団2年目の19歳の時に実父が他界。周囲のレベルの高さに圧倒され、「野球を辞めようとしていた」時に当時ホークスの2軍内野守備走塁コーチに課された鍛錬のおかげで悲しみを乗り越え「プロ野球選手として生きていく覚悟」ができたとつづった。
ヤフオクDにスーツ姿であいさつに訪れた福田は「今回、声をかけていただいて、鳥越さんとの電話口で、井口監督からも『一緒にやろう』と言葉を頂いた。悩みましたが、そこが決め手かな。一番つらかった時に励ましていただいた恩人でもある」と鳥越ヘッドへの思いを強調した。
トレーナー陣や秋山前監督、工藤監督に「感謝しかない」と話したが「やるからにはホークスを倒すという強い気持ち」。13年間、慣れ親しんだ福岡に別れを告げ、強い覚悟を持って千葉に降り立つ。
【ロッテ】福田秀平も獲得、 美馬と併せて“FAダブル獲り”
ロッテは26日、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。福田は残留を要請したソフトバンクを含め、西武など6球団と交渉。この日、本人が自身のブログで移籍を表明した。楽天から加入が決まった美馬学投手(33)と併せて球団史上初の“FAダブル獲り”に成功。その背景は? ロッテ担当・長井毅記者が「見た」で迫った。
ロッテが、パでは13年オフにソフトバンクが鶴岡慎也(日本ハム)と中田賢一(中日)を獲得して以来、球団では初となる、FA2選手の獲得を成し遂げた。その理由はラグビー日本代表のチームスローガンのように、まさに球団が「ONE TEAM」になれたからだ。編成責任者・松本尚樹球団本部長の言葉に全ての答えが集約されていた。
「ロッテも(移籍先に)選んでいただけるところにきた。選手、首脳陣、フロント、スタッフの一生懸命な姿を見て選んでいただいたのかなと思う。そういう意味でも非常にうれしい」
球団は昨年も広島・丸の獲得に手を挙げた。かつて年間20~30億円といわれた赤字球団が、ファンサービスの充実に伴う観客増、新規スポンサー獲得により直近の2年連続で黒字に転換。ロッテ本社からも補強のために全面的なバックアップを受けられるようになり、他球団と張り合える条件提示が可能になった。実際に福田には4年総額4億円程度、美馬には3年総額5億円超の好条件を用意した。
福田は移籍の一番の理由として恩師・鳥越ヘッドコーチの存在と井口監督のラブコールが響いたことを挙げたが、他にも「心をつかむ」交渉が際立った。6日の初交渉の際にはロッテの「チーム戦略部」が福田のプレーを分析した詳細なデータを提示し、本気度をアピール。さらには福田が高3時にスカウトを務めていた松本球団本部長が、当時から高評価していたことを熱く伝えるなど、真心に訴えかける誠意の交渉が実った。
右肘の手術経験がある美馬に対しては、20年度から順大医学部付属医院と医療提携を結び、サポート態勢が整うことも強調。球団が数年前から温めてきた「選手第一」プランが形となり、交渉の“武器”となった。
ロッテは今までになく現場とフロントが一体となって、一人ひとりが「自分たちができること」に全力で取り組めている。その結果が今オフ、FA戦線の完勝につながった。(ロッテ担当・長井 毅)
◆福田 秀平(ふくだ・しゅうへい)1989年2月10日、横浜市生まれ。30歳。多摩大聖ケ丘(東京)では甲子園出場なし。06年高校生ドラフト1巡目でソフトバンク入団。13年目の今季は80試合に出場し打率2割5分9厘、9本塁打、26打点、9盗塁。182センチ、77キロ、右投左打。年俸3600万円。
(以上 報知)
福田がロッテに!6球団争奪戦制す、美馬に続きFA補強大成功
ロッテは26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。権利を行使した上での残留を認めていたソフトバンクを含め、西武、楽天、ヤクルト、中日との争奪戦を制した。前日25日には楽天からFA権を行使した美馬学投手(33)の獲得を発表したばかり。球団史上初めて同一年に2人のFA選手獲得に成功した。
ロッテが、FA戦線の“勝者”となった。福田が決めた新天地は、千葉・幕張。この日午後、福岡市内のソフトバンクの球団事務所に退団のあいさつに訪れ「すごく悩んだ1カ月だった。(ロッテは)スピードのある選手が多い。しっかり争って勝ち抜けるように頑張りたい」と明かした。
西武、楽天、ヤクルト、中日との“争奪戦”を制したロッテの松本尚樹球団本部長(49)は、「まだ、整理ができていない。うれしさと驚きもある」と興奮を抑えきれなかった。
ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉中だったが、福田の代理人から連絡が入り、楽天からFA権を行使した美馬に続く吉報が届いた。松本本部長は、福田の東京・多摩大聖ケ丘高時代の担当スカウト。結ばれた縁に、感慨もひとしおの様子だった。
4年総額約4億円の条件は抜きんでたものではなかったが、同本部長は「井口監督と鳥越ヘッドの力も大きかった」と明かした。鳥越ヘッドコーチは福田が入団した2007年のソフトバンク2軍内野守備走塁コーチ。当時、父を亡くした福田を励まし続けた恩人でもあり、電話で何度も連絡を取り、井口監督と熱意を伝えていたという。
同一年に複数のFA選手を獲得するのは球団初の“快挙”。昨季過去最高の収益を上げ、球団初の黒字化を達成するなど経営努力も目立っており、昨季も広島からFA権を行使した丸の獲得に乗り出すなど、積極的にチーム強化に投資を始めている。
「ドラフトで佐々木投手も取れて、いい風は吹いている」と松本本部長。15年ぶりのリーグ優勝を目指す来季へ、追い風が吹いている。
福田についてヤクルト・衣笠球団社長兼オーナー代行
「残念だった。(外野は)塩見や中山ら若手が激しいポジション争いをしてほしい」
同じく楽天・石井GM
「うちにお誘いした選手なので強敵だと思う。プロの世界で引き続き頑張ってほしいという思いです」
福田 秀平(ふくだ・しゅうへい)
1989(平成元)年2月10日生まれ、30歳。神奈川県出身。東京・多摩大聖ケ丘高から2007年高校生ドラフト1巡目でソフトバンク入団。10年に1軍デビュー。11-15年にマークした32連続盗塁成功は当時のプロ野球記録(19年にヤクルト・山田哲が更新)。182センチ、77キロ。右投げ左打ち。既婚。今季年俸3600万円。背番号37。
ロッテ移籍の福田、ソフトB事務所で退団あいさつ「すごく悩んだ1カ月だった」
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)が26日、福岡市内の球団事務所に退団のあいさつに訪れ、ロッテへ移籍することを明かした。「すごく悩んだ1カ月だった。(ロッテは)スピードがある選手が多い。しっかり争って勝ち抜けるように頑張りたい」と話した。
権利を行使した上での残留を認めていたソフトバンクを含め、西武、中日など6球団と交渉していた。
福田は横浜市出身で、東京・多摩大聖ケ丘高から2007年に高校生ドラフト1巡目で入団。内外野を守れる俊足の左打者で、今季は80試合に出場して打率2割5分9厘、ともに自己最高となる9本塁打、26打点をマークした。
ロッテ史上初!FA福田&美馬W獲り 松本球団本部長「うれしさと驚きの両方」
ロッテは26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。同FAで前日25日には楽天から美馬投手(33)の獲得にも成功しており、同一年で2人のFA選手獲得は、球団史上初となった。
この日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改の交渉を行っていた松本尚樹球団本部長は、その間に福田の代理人から連絡が入ったことを明かし「まだ整理ができていない。うれしさと驚きの両方がある」と興奮を抑えきれなかった。
福田とは6日に福岡市内で初交渉。多摩大聖ケ丘高時代からロッテがドラフト指名候補として熱視線を送っていた縁もあり、福田も多くの質問を投げかけるなど、充実した時間となっていた。松本球団本部長は「そのときに提示した条件(4年総額約4億円)から変わっていない。信じて待つしかなかったので、非常にうれしく、ありがたい」と決断に感謝した。
(以上 サンスポ)
FA福田がロッテ移籍 決め手は「恩人」鳥越ヘッド
ソフトバンクからFA宣言した福田秀平外野手(30)が26日、ロッテ移籍を表明した。福田は球団に退団の意思を伝えにヤフオクドームを訪れ、「千葉ロッテマリーンズでお世話になることを決めました」と明かした。
ロッテをはじめ、宣言残留を認めるソフトバンクや西武、楽天、ヤクルト、中日の6球団の争奪戦となった。移籍の決め手に挙げたのがロッテの鳥越ヘッド兼内野守備コーチの存在。「今も野球が続けられているのは鳥越さんのおかげ」と言い切る。
プロ2年目の08年6月に父を亡くし、野球に身が入らない時期を過ごした。ハッパを掛けてくれたのが、当時ソフトバンクの2軍内野守備走塁コーチだった鳥越コーチ。同年7月に同コーチも妻を亡くし、同じ境遇にあった。
交渉解禁後、福田は他球団からロッテの4年4億8000万円プラス出来高を上回るオファーも受けた。一方で同コーチから何度も電話でラブコールを送られた。「一番つらかった時に励ましていただいた恩人。その方から声を掛けていただいたので決めた」と語った。
ロッテ 福田秀平外野手の入団を発表 球団本部長「いい風が吹いています」
ロッテは26日、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手(30)の入団を発表した。
松本尚樹球団本部長は次のようにコメントした。
「先ほどご連絡をいただきました。信じて待っていましたが、今はうれしさと驚きがあります。井口監督の思い、鳥越ヘッドコーチの存在はとても大きかったのではないかと思います。千葉ロッテマリーンズという球団を選んでいただき本当にありがとうございます。来年はAクラス争いではなく優勝争い。優勝するという強い思いをチーム全体で共有しながら戦っていきたいと思います。千葉ロッテマリーンズに、いい風が吹いています!」
福田は1989年2月10日生まれ。出身地は神奈川県。身長・体重は182センチ、77キロ、右投げ左打ち。多摩大付属聖ヶ丘高を経て福岡ソフトバンク(07~19年)。背番号は未定。
ロッテが補強で“下克上”「いい風が吹いている」美馬、福田とFAダブル獲り成功
ロッテは26日、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手(30)の入団を発表した。
西武、ヤクルト、中日、楽天、宣言残留を認めていたソフトバンクとの大争奪戦を制しての獲得。今オフはFA市場で楽天・美馬学投手も巨人、ヤクルトとの争奪戦を制して獲得しており、球団史上初のFAダブル獲りに成功した。
これまで、FA戦線では厳しい戦いを強いられてきた。昨オフは地元千葉出身の丸の獲得にも乗り出したが、争奪戦の末に丸は巨人入り。ここまで、ロッテはFAでの獲得人数は12球団で9番目となる3人。だが、今オフはロッテに流れが向き、“下克上”を果たした格好となった。
福田はロッテ入りの決め手について「プロ野球選手として生きていく覚悟を決めるきっかけを作ってくださった」と、自身が入団時にソフトバンクにいた鳥越ヘッドコーチの存在を挙げた。その鳥越コーチは「今のロッテには秀平の力が必要だから新たな環境で一緒に挑戦しよう」とラブコールを送り、その電話を変わった井口監督も福田の必要性を熱く説いたという。
松本尚樹球団本部長も喜びを隠せない。福田からの連絡に「信じて待っていましたが、今はうれしさと驚きがあります。井口監督の思い、鳥越ヘッドコーチの存在はとても大きかったのではないかと思います」と、“勝因”を分析した。
ドラフトでは4球団競合の末に1位で佐々木の指名権を獲得したが、その勢いは止まらず。「来年はAクラス争いではなく優勝争い。優勝するという強い思いをチーム全体で共有しながら戦っていきたいと思います。千葉ロッテマリーンズに、いい風が吹いています!」と、先を見据えた。
ソフトバンク・福田がロッテ入り決断 決め手は鳥越コーチの存在「一緒に挑戦しよう」
ソフトバンクからFA宣言した福田秀平外野手が26日、自身のブログを更新し、ロッテ入りを決断したことを表明した。
福田をめぐっては楽天、西武、中日、ヤクルト、宣言残留を認めるソフトバンクの6球団の争奪戦となったが、最終的にロッテが獲得した。
ブログでは13年間在籍したソフトバンク関係者、獲得に名乗りを挙げた他球団に感謝の思いを示した福田。「子どもの頃から尊敬するプロ野球選手の先輩や球団代表自らお話いただいたり、直接監督からお電話をいただく等、福田秀平を必要としていただいていることを強く感じ、本当に迷いました。もちろん物理的には不可能ですが、声をかけてくださった全ての球団でお世話になりたかったです」と、心境を明かし その上でロッテ入りを決めた理由については鳥越コーチの存在を挙げ、「ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私がホークスに入団してまもなく実父が他界しました。まだ19歳でしたしショックも大きく、また当時プロの野球のレベルに全くついていけず、実はその時に野球を辞めようとしていました。そんな自分に厳しい練習でグラウンドの上では悲しみを忘れさせてくれて、プロ野球選手として生きていく覚悟を決めるきっかけを作ってくださったのは当時ホークスの2軍のコーチだったロッテの鳥越ヘッドコーチでした」と、記した。鳥越コーチからは「今のロッテには秀平の力が必要だから新たな環境で一緒に挑戦しよう」とラブコールも受けたという。
交渉したロッテ・松本球団本部長、井口監督の熱意にも背中を押され、「より一層の自分の成長が期待できるのではないかと思い、決断しました」とした。続けて「今後は千葉ロッテマリーンズの福田秀平として、チームに貢献できるよう日々準備をしていきますので、応援していただけたらありがたいです」と、メッセージを送った。
(以上 デイリー)
ロッテがFA福田秀平の獲得を正式発表「信じて待っていた」 背番号は未定
背番号は未定、本人はソフトバンクの球団事務所を訪れロッテ移籍を表明
ロッテは26日、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手の入団が決まったことを正式発表した。福田はこの日、ソフトバンクの球団事務所を訪れ、ロッテ移籍を決断したことを明かしていた。背番号は未定となっている。
ロッテの松本尚樹球団本部長は「先ほどご連絡をいただきました。信じて待っていましたが、今は嬉しさと驚きがあります。井口監督の想い、鳥越ヘッドコーチの存在はとても大きかったのではないかと思います。千葉ロッテマリーンズという球団を選んでいただき本当にありがとうございます。来年はAクラス争いではなく優勝争い。優勝するという強い想いをチーム全体で共有しながら戦っていきたいと思います。千葉ロッテマリーンズに、いい風が吹いています!」とコメントした。
今季でプロ13年目となった福田には宣言残留を認めているソフトバンクのほか、ロッテ、ヤクルト、西武、楽天、中日の5球団が獲得に名乗りを上げていたが、ロッテが争奪戦を制した。福田は決断の決め手として「最後は鳥越さんという存在ですね」と、2018年からロッテでコーチを務める鳥越裕介コーチの存在を挙げていた。
(フルカウント)
ソフトバンクFAの福田、ロッテへ!“恩師”鳥越ヘッドコーチの存在決め手
ロッテは26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。4年総額4億円以上の条件を提示したとみられ、美馬学投手(33)に続き、今オフ2人目のFA選手獲得となった。
紺色のスーツに水色のネクタイ姿で福岡市内のソフトバンク球団事務所を訪れた福田は神妙な面持ちだった。悩みに悩み抜いた。
「来シーズンからは、千葉ロッテマリーンズさんにお世話になることを決めました」
西武、中日、ヤクルト、ロッテ、楽天、宣言残留を認めるソフトバンクと6球団が参戦したが、4年総額4億円以上の条件面で見劣りすると思われたロッテを選んだのは、恩師の存在だった。
「最後(の決め手)は鳥越さんの存在。一番つらかった時に励ましていただいた。おかげで野球を続けることができている」。19歳だった08年に父・徹さんが急死。プロのレベルに慣れず、野球をやめようかと考えた時、悲しみを忘れるほどしごかれ、怒鳴られ、泣かされ、救われた。その恩師から「今のロッテには秀平の力が必要だ」と言われた。
今季は80試合に出場し、打率・259、9本塁打。「一緒に頑張ろう」と電話で言ってくれた井口監督から、中堅で起用する方針が伝わっている。鈴木のFA移籍により空き番号となる背番号7も提示される見込みだ。美馬に続き、球団初のダブル獲りに成功した。ロッテ・松本球団本部長は「うれしいし、驚いている」と喜んだ。福田自身も「意外でしたよね」と、想像していなかった結末なのかもしれない。
▼ロッテ鳥越ヘッドコーチ(FA加入の福田に)電話をもらい「うそだろ?」と聞き返した。(鳥越コーチが決め手と言われ)さんざん、怒って泣かせたけどハラスメントじゃなかったってことだね。うれしい限り。
▼ソフトバンク工藤監督 残ってもらえないのは残念だけど、彼の野球人生が素晴らしいものになることを祈っている。
▼西武辻監督 どこだろうと思っていたがロッテだったね。もう決まったことだから。
▼楽天石井一久GM ご縁がなかった。うちにお誘いした選手なので強敵だと思う。
▼中日加藤宏幸球団代表 残念。トレードや外国人選手の獲得などを考えていきたい。
▼ヤクルト衣笠剛球団社長 残念だった。塩見とか中山とか若手に激しいポジション争いをしてもらいたい。
◆福田 秀平(ふくだ・しゅうへい)1989年(平元)2月10日生まれ、神奈川県出身の30歳。多摩大聖ケ丘から06年高校生ドラフト1巡目でソフトバンク入団。10年4月30日のロッテ戦に代走で1軍初出場。11年から外野手登録。15年には歴代1位(当時)の32回連続盗塁成功を樹立した。今季は80試合に出場し打率.259、26打点、9本塁打。1メートル82、77キロ。右投げ左打ち。
ソフトBからFAの福田、ロッテ入り 決め手は鳥越ヘッドコーチと明かす
ソフトバンクからFA宣言した福田秀平外野手(30)が26日、ヤフオクドームの球団事務所を訪れた。今季限りでの退団を申し入れ、来季からはロッテでプレーすることを報告した。
「たくさんの球団からお話をいただいて、感謝しかない。凄く悩んだ1カ月だった」
福田には西武、ロッテ、中日、ヤクルト、楽天が名乗りを挙げていた。
決め手はロッテの鳥越ヘッドコーチだったという。プロ2年目で父徹さんを亡くした際に、支えてくれたのが同コーチだったことを明かし、「今、野球を続けられているのは鳥越さんのおかげ。一番つらかったときに励ましていただいた恩人」とした。
ソフトバンクFAの福田、ロッテ移籍を決断!ブログで公表、ソフトBに感謝の思いもつづる
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)宣言した福田秀平外野手(30)が26日、ロッテ移籍を決断したことを自らのブログで公表した。宣言残留を認めていたソフトバンクと西武、楽天、ヤクルト、中日も獲得に動いたが、福田側から断りの連絡を入れた。
「私、福田秀平は2020シーズンから千葉ロッテマリーンズでプレーすることを決めました」と報告。
ロッテ移籍を決断した理由について「ホークスに入団してまもなく実父が他界しました。まだ19歳でしたしショックも大きく、また当時プロの野球のレベルに全くついていけず、実はその時に野球を辞めようとしていました。そんな自分に厳しい練習でグラウンドの上では悲しみを忘れさせてくれて、プロ野球選手として生きていく覚悟を決めるきっかけを作ってくださったのは当時ホークスの2軍のコーチだったロッテの鳥越ヘッドコーチでした」と告白。
続けて「今回ロッテとお話させていただく際にご同席いただいている松本球団本部長は自分がホークスに入団することが決まったドラフト会議の数日前に私の高校にいらっしゃり『福田くんを指名したい」』と言っていただいた当時の担当スカウトの方で初めて自分がプロ野球選手になれるかも知れないと思わせてくれた方でした。その方々から10数年の時を経て改めてオファーをいただき、鳥越さんからはお電話で『今のロッテには秀平の力が必要だから新たな環境で一緒に挑戦しよう』そのお電話口にいらっしゃった井口監督からも具体的な今後のチームの展望や自分の特性や評価等をお伝えいただき、チャレンジしたいという気持ちが芽生えていきました」と記した。
ブログではソフトバンクへの思いもつづり「13年もの間、孫オーナー、王会長、監督、コーチ、スコアラーのみなさん、裏方さんをはじめ球団スタッフのみなさん、多くのファンのみなさん、関係者のみなさんに支えていただき、これまでプレーすることができました。今回のFA権も秋山前監督、工藤監督に起用していただいたおかげで、取得することができました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。ありがとうございました」と感謝した。
ソフトバンク・福田 TV生出演でロッテ移籍の経緯など語る 鳥越コーチからは「5回以上」電話
国内フリーエージェント(FA)権を行使してロッテ移籍を決断したソフトバンクの福田秀平外野手(30)が26日夕方、テレビ西日本のローカル情報番組「ももち浜S特報ライブ」に生出演し、経緯などを語った。
この日、ブログでロッテ入りを表明。番組では「1カ月、すごく悩みました。決めることができて、ほっとしました」と心境を述べた。
ロッテに決めた一番の理由にも触れた。現ロッテヘッド兼内野守備コーチの鳥越裕介コーチからのラブコールがあったことを明かし、「最後は鳥越(裕介)コーチの存在かなと思います。鳥越さんから何度も電話をいただいて」と語った。電話の回数を聞かれると「5回以上」と答えた。
鳥越コーチは福田が入団した当時のホークス2軍コーチ。恩師の声に「鳥越さんとは、条件(の話し)はないですけど。気持ち的に一緒にやりたいと」という心境になったという。
13年住んだ福岡への思いも話した。「福岡が大好き。奥さんも福岡なので」。ソフトバンクでの一番印象に残った場面については2010年5月の広島戦でプロ初スタメンした試合の守備で犯した大失敗を挙げた。「和田さんがピッチャー。ぼくがセンターで、転んでタイムリーになった。これで和田さんが降板。一生忘れられない。あれがあったので、ずっと頑張ってこられた」としみじみと振り返った。
ロッテ 球団史上初のFAでのダブル獲得!松本球団本部長 福田からの入団連絡に「突然すぎて…」
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)宣言した福田秀平外野手(30)の代理人から入団の連絡を受けたロッテ・松本尚樹球団本部長は驚きを隠せなかった。
「突然すぎて、整理がついていない」と想定外だったことを明かし「本当にうれしい。驚いている」としばらくは現実と受け止められない様子だった。
4年総額4億円以上の提示はライバル他球団と比べれば、見劣りするものだった。ただ、福田は2軍時代に世話になった鳥越ヘッドコーチの存在などが、決め手になったと語ったことに同球団本部長は「井口監督の思いや鳥越ヘッドの存在も大きかったと思う」と振り返った。
楽天から移籍する美馬と合わせ、球団史上初のFAでのダブル獲得に成功。「ドラフトでも佐々木投手が獲れたし、いい風が吹いている。Aクラス争いではなく優勝争いがしたい」と松本球団本部長は意気込んでいた。
ロッテ・鳥越ヘッド 福田の決断喜ぶ「電話をもらった時“うそだろ?まじか?”と言ってしまったよ」
ロッテ・鳥越ヘッド兼内野守備走塁コーチ(48)は26日に国内フリーエージェント(FA)権を行使し、ロッテ入りを決めたソフトバンク・福田秀平外野手(31)の決断を喜んだ。
「半分以上、あきらめていた。来ないだろうと思っていたから、電話をもらった時“うそだろ?まじか?”と言ってしまったよ」
福田によれば5回以上、電話があり「いまのロッテにはお前が必要」と口説いたというが「最初から無理強いはしていない。あまり言い過ぎたらいかんと思って、ここ数日は知らんぷりしていた」と鳥越ヘッド。最後は静かに決断を待った。
この日「最後(の決め手)は鳥越さんの存在」と福田は一番の理由を語った。2008年に父・徹さんを亡くし、プロ野球のレベルにも慣れず、辞めようかとも考えていた福田に当時ソフトバンク2軍コーチだった鳥越ヘッドが悲しみを忘れるよう猛練習を課したことで、野球を続けられたという。
その福田の言葉を伝え聞いた恩師は「それはうれしい限りだね。さんざん、怒って泣かせたけどハラスメントじゃなかったってことだね(笑い)」とほっとした声で言った。
(以上 スポニチ)
福田ロッテ「悩みました」ポイントは「恩師」の存在
福田が選んだのはロッテだった。26日、福岡市中央区のヤフオクドームに足を運び、親しんだソフトバンクには直接別れを告げ、獲得に名乗りを上げていた5球団に連絡を入れた。「本当に悩みました」。ポイントは「恩師」の存在だった。
「鳥越ヘッドコーチの存在が大きかったし、ロッテとの交渉後に2度ほど、井口監督からも電話で連絡してもらった。2人の存在は大きかった」
契約は4年4億8000万円プラス出来高(金額は推定)。他球団からはその条件を上回る金額提示があったが、ロッテを選んだ。父を亡くした直後、ホークス2軍でつらい時に支えてもらった当時の鳥越コーチがいることが大きかった。「ロッテはスピードがある選手が多い。自分もスピードが武器だと思っているので争って勝てるようにしたい」。新天地でスーパーサブから脱却した姿を見せつける。
定位置狙う福田、ロッテ移籍の背景に外野手高齢化も
令和元年ストーブリーグの主役を張った。ロッテが26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。25日に正式発表した、楽天からFA権を行使した美馬学投手(33)に続くダブル獲得に成功。
◆ロッテの外野手事情 今季は主に左翼を角中、中堅を荻野、右翼を清田とマーティンが守った。34歳の荻野は125試合に出場したが、今年が10年目で初の規定打席到達だったように、常にケガの不安がつきまとう。荻野以外も、来季は清田が34歳、角中も33歳と、レギュラー陣の高齢化は進んでいる。来年が29歳の岡、加藤は控えから脱却し、福田とともに定位置争いに加わりたいところ。来季が3年目の菅野、同2年目の藤原も2軍からチャンスをうかがう。
福田ロッテ 争奪戦制す/今オフの12球団選手動向
令和元年ストーブリーグの主役を張った。ロッテが26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。25日に正式発表した、楽天からFA権を行使した美馬学投手(33)に続くダブル獲得に成功。ドラフトで4球団競合の末、大船渡・佐々木朗希投手(18)を引き当てたことを含め、新戦力が続々と加わる。
同一年FA複数選手獲得は過去15度、パは2球団目
ロッテが26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。25日に正式発表した、楽天からFA権を行使した美馬学投手(33)に続くダブル獲得に成功。
◆同一年にFAで複数選手を獲得した球団 昨年の巨人(炭谷、丸)まで過去15度あり、巨人は12球団最多の9度ある。昨年までに3人しか獲得していなかったロッテでは初のケースで、パ・リーグでは3度のソフトバンクに次いで2チーム目。
福田秀平はロッテにFA移籍!他5球団に断り
ソフトバンクから国内FA権を行使していた福田秀平外野手(30)が26日、移籍先をロッテに決めた。
福田は日本一から2日後の10月25日にFA宣言。「選手としての(他球団の)評価を聞いてみたい。どこでも全部話を聞いてみたい」。今季推定年俸3600万円のCランクで、人的補償も不要なため大争奪戦に発展した。
交渉解禁となった11月3日には西武、中日。同5日にヤクルト、ロッテと交渉。13日には楽天と会い、宣言前に残留要請していたソフトバンクと含め計6球団と交渉の席に着いた。それぞれ複数年の大型契約を提示された福田は「人生の分岐点。しっかり考えたい」と熟考に入った。24日の日本一パレード、ファンフェスティバル、25日の選手会納会といったソフトバンクとしての行事参加を終えたこの日、各球団に連絡を入れたものとみられる。
ソフトバンクでは今季9本塁打をマークしたパンチ力のある打撃と、俊足堅守を生かし先発だけでなく代打、代走、守備固めとスーパーサブの活躍を見せた福田が新天地に向かう。
◆福田秀平(ふくだ・しゅうへい)1989年(平元)2月10日生まれ、神奈川県出身。多摩大聖ケ丘から06年高校生ドラフト1巡目でソフトバンクに入団。10年に1軍デビュー。182センチ、77キロ。右投げ左打ち。
福田もロッテ!大争奪戦勝利、球団評価上げ着実補強
令和元年ストーブリーグの主役を張った。ロッテが26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。25日に正式発表した、楽天からFA権を行使した美馬学投手(33)に続くダブル獲得に成功。ドラフトで4球団競合の末、大船渡・佐々木朗希投手(18)を引き当てたことを含め、新戦力が続々と加わる。
◇ ◇ ◇
大のつく福田争奪戦を制したのはロッテだ。代理人から入団の意思を伝える電話をもらい、交渉にあたった松本尚樹球団本部長(49)も驚きを隠せなかった。美馬に続く朗報に「突然でまだ整理ができていない。十分に説明できたと思っていたが、これだけの球団が彼を評価してましたので。うれしいですけどびっくりしている」。宣言残留を認めるソフトバンク。ヤクルト、中日、西武、楽天。補償のいらないCランクの実力者に対する、過去のFA戦線でも例を見ない6球団の綱引きに勝った。
6日、福岡市内で交渉に臨んだ。条件は他球団と同等の4年4億8000万円ほど。上回る球団もあった。「その日しっかり誠意を見せたので、信じて待つしかなかった。井口監督の思い、鳥越ヘッドコーチの存在はとても大きかったのではないかと思います」。マネーゲームとせず、待ちを貫いた姿勢は吉。縁を大切にした福田はロッテを選んだ。
鈴木は楽天への移籍が決まったが、FAで投打の2選手を獲得。今季国内FA権を取得しながら残留を決めた荻野、益田を含め、着実な補強が際立つ。松本本部長は言った。「ロッテという球団を選んでもらえる。全員が一生懸命やってチーム作りをしている成果が、他球団の選手が来てくれるところなのかなと。そういう意味では誰とかじゃなしに、球団職員、ファンサービス含め、全てを評価してもらえてるのかな」。
今季最終戦までAクラス争いを続け、ファンは12球団一の応援を注ぎ、観客動員数は過去最高を記録。12月から社長職を兼務する河合オーナー代行は「まだまだチームが強くなれば、球団の魅力が上がり、観客動員も増えて、上に向いたスパイラルで上がっていける」。安田、藤原、佐々木と3年連続の高校球界のスターを獲得し「スター軍団の受け皿をきちんとつくりたい」と言った。FA=巨人、ソフトバンクだけでなくなった。実力者と生え抜きの融合。ロッテが令和のロールモデルを目指す。【久永壮真】
ロッテに福田が入団意志「うれしさと驚き」本部長
ロッテ松本尚樹球団本部長(49)が26日、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手(30)から、代理人を通じて入団の意思を伝える電話があったことを明かした。
「突然電話をいただいたので、まだ整理ができていない。うれしいですけどびっくりしている。十分に説明できたと思っていたが、これだけの球団が彼を評価してましたので、どうなるかというところで、こういう返事をいただいて、うれしさと驚きもありながらという感じです」と話した。
6日に非公開で福岡市内で交渉を行い、都内に戻り取材に応じた際には「しっかり説明できた。(非公開は)集中したかったというのがあるので」と説明。また同本部長がスカウティングスーパーバイザー時の06年に、当時多摩大聖ケ丘3年の福田の元を訪れていた経緯があり「18歳の時から評価していたということ」と熱意を伝えていた。
25日に獲得を正式発表した美馬に続き、FAでのW獲得となった。
ロッテ移籍の福田「力が必要と」鳥越ヘッドから電話
ソフトバンクから国内FA権を行使していた福田秀平外野手(30)が26日、移籍先をロッテに決めた。
この日、自身のブログで「私、福田秀平は2020シーズンから千葉ロッテマリーンズでプレーすることを決めました」と明かした。ブログの中では獲得に名乗りを上げた各球団に感謝の言葉を述べる一方で、ロッテを選んだ理由もつづった。
「ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私がホークスに入団してまもなく実父が他界しました。まだ19歳でしたしショックも大きく、また当時プロの野球のレベルに全くついていけず、実はその時に野球を辞めようとしていました。そんな自分に厳しい練習でグラウンドの上では悲しみを忘れさせてくれて、プロ野球選手として生きていく覚悟を決めるきっかけを作ってくださったのは当時ホークスの2軍のコーチだったロッテの鳥越ヘッドコーチでした。また、今回ロッテとお話しさせていただく際にご同席いただいている松本球団本部長は自分がホークスに入団することが決まったドラフト会議の数日前に私の高校にいらっしゃり『福田くんを指名したい』と言っていただいた当時の担当スカウトの方で初めて自分がプロ野球選手になれるかも知れないと思わせてくれた方でした。その方々から十数年の時を経て改めてオファーをいただき、鳥越さんからはお電話で『今のロッテには秀平の力が必要だから新たな環境で一緒に挑戦しよう』そのお電話口にいらっしゃった井口監督からも具体的な今後のチームの展望や自分の特性や評価等をお伝えいただき、チャレンジしたいという気持ちが芽生えていきました」と振り返った。
福田は日本一から2日後の10月25日にFA宣言。「選手としての(他球団の)評価を聞いてみたい。どこでも全部話を聞いてみたい」。今季推定年俸3600万円のCランクで、人的補償も不要なため大争奪戦に発展した。
交渉解禁となった11月3日には西武、中日。同5日にヤクルト、ロッテと交渉。13日には楽天と会い、宣言前に残留要請していたソフトバンクを含め計6球団と交渉の席に着いた。それぞれ複数年の大型契約を提示された福田は「人生の分岐点。しっかり考えたい」と熟考に入った。24日の日本一パレード、ファンフェスティバル、25日の選手会納会といったソフトバンクとしての行事参加を終えたこの日、各球団に連絡を入れた。
ソフトバンクでは今季9本塁打をマークしたパンチ力のある打撃と、俊足堅守を生かし先発だけでなく代打、代走、守備固めとスーパーサブの活躍を見せた福田が新天地に向かう。
◆福田秀平(ふくだ・しゅうへい)1989年(平元)2月10日生まれ、神奈川県出身。多摩大聖ケ丘から06年高校生ドラフト1巡目でソフトバンクに入団。10年に1軍デビュー。182センチ、77キロ。右投げ左打ち。
レギュラー3人の高齢化進む/福田加入ロッテ外野陣
ソフトバンクから国内FA権を行使していた福田秀平外野手(30)が26日、移籍先をロッテに決めた。
◇ ◇ ◇
◆ロッテの外野手事情 今季は主に左翼を角中、中堅を荻野、右翼を清田とマーティンが守った。34歳の荻野は125試合に出場したが、今年が10年目で初の規定打席到達だったように、常にケガの不安がつきまとう。荻野以外も、来季は清田が34歳、角中も33歳と、レギュラー陣の高齢化は進んでいる。来年が29歳の岡、加藤は控えから脱却し、福田とともに定位置争いに加わりたいところ。来季が3年目の菅野、同2年目の藤原も2軍からチャンスをうかがう。
(以上 日刊)
【ロッテ】福田、ブログで移籍表明…決め手は恩師・鳥越ヘッド
福田がロッテ移籍を表明した。自身のブログで、移籍の決め手となった恩師・鳥越ヘッドコーチとの逸話を紹介。入団2年目の19歳の時に実父が他界。周囲のレベルの高さに圧倒され、「野球を辞めようとしていた」時に当時ホークスの2軍内野守備走塁コーチに課された鍛錬のおかげで悲しみを乗り越え「プロ野球選手として生きていく覚悟」ができたとつづった。
ヤフオクDにスーツ姿であいさつに訪れた福田は「今回、声をかけていただいて、鳥越さんとの電話口で、井口監督からも『一緒にやろう』と言葉を頂いた。悩みましたが、そこが決め手かな。一番つらかった時に励ましていただいた恩人でもある」と鳥越ヘッドへの思いを強調した。
トレーナー陣や秋山前監督、工藤監督に「感謝しかない」と話したが「やるからにはホークスを倒すという強い気持ち」。13年間、慣れ親しんだ福岡に別れを告げ、強い覚悟を持って千葉に降り立つ。
【ロッテ】福田秀平も獲得、 美馬と併せて“FAダブル獲り”
ロッテは26日、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。福田は残留を要請したソフトバンクを含め、西武など6球団と交渉。この日、本人が自身のブログで移籍を表明した。楽天から加入が決まった美馬学投手(33)と併せて球団史上初の“FAダブル獲り”に成功。その背景は? ロッテ担当・長井毅記者が「見た」で迫った。
ロッテが、パでは13年オフにソフトバンクが鶴岡慎也(日本ハム)と中田賢一(中日)を獲得して以来、球団では初となる、FA2選手の獲得を成し遂げた。その理由はラグビー日本代表のチームスローガンのように、まさに球団が「ONE TEAM」になれたからだ。編成責任者・松本尚樹球団本部長の言葉に全ての答えが集約されていた。
「ロッテも(移籍先に)選んでいただけるところにきた。選手、首脳陣、フロント、スタッフの一生懸命な姿を見て選んでいただいたのかなと思う。そういう意味でも非常にうれしい」
球団は昨年も広島・丸の獲得に手を挙げた。かつて年間20~30億円といわれた赤字球団が、ファンサービスの充実に伴う観客増、新規スポンサー獲得により直近の2年連続で黒字に転換。ロッテ本社からも補強のために全面的なバックアップを受けられるようになり、他球団と張り合える条件提示が可能になった。実際に福田には4年総額4億円程度、美馬には3年総額5億円超の好条件を用意した。
福田は移籍の一番の理由として恩師・鳥越ヘッドコーチの存在と井口監督のラブコールが響いたことを挙げたが、他にも「心をつかむ」交渉が際立った。6日の初交渉の際にはロッテの「チーム戦略部」が福田のプレーを分析した詳細なデータを提示し、本気度をアピール。さらには福田が高3時にスカウトを務めていた松本球団本部長が、当時から高評価していたことを熱く伝えるなど、真心に訴えかける誠意の交渉が実った。
右肘の手術経験がある美馬に対しては、20年度から順大医学部付属医院と医療提携を結び、サポート態勢が整うことも強調。球団が数年前から温めてきた「選手第一」プランが形となり、交渉の“武器”となった。
ロッテは今までになく現場とフロントが一体となって、一人ひとりが「自分たちができること」に全力で取り組めている。その結果が今オフ、FA戦線の完勝につながった。(ロッテ担当・長井 毅)
◆福田 秀平(ふくだ・しゅうへい)1989年2月10日、横浜市生まれ。30歳。多摩大聖ケ丘(東京)では甲子園出場なし。06年高校生ドラフト1巡目でソフトバンク入団。13年目の今季は80試合に出場し打率2割5分9厘、9本塁打、26打点、9盗塁。182センチ、77キロ、右投左打。年俸3600万円。
(以上 報知)
福田がロッテに!6球団争奪戦制す、美馬に続きFA補強大成功
ロッテは26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。権利を行使した上での残留を認めていたソフトバンクを含め、西武、楽天、ヤクルト、中日との争奪戦を制した。前日25日には楽天からFA権を行使した美馬学投手(33)の獲得を発表したばかり。球団史上初めて同一年に2人のFA選手獲得に成功した。
ロッテが、FA戦線の“勝者”となった。福田が決めた新天地は、千葉・幕張。この日午後、福岡市内のソフトバンクの球団事務所に退団のあいさつに訪れ「すごく悩んだ1カ月だった。(ロッテは)スピードのある選手が多い。しっかり争って勝ち抜けるように頑張りたい」と明かした。
西武、楽天、ヤクルト、中日との“争奪戦”を制したロッテの松本尚樹球団本部長(49)は、「まだ、整理ができていない。うれしさと驚きもある」と興奮を抑えきれなかった。
ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉中だったが、福田の代理人から連絡が入り、楽天からFA権を行使した美馬に続く吉報が届いた。松本本部長は、福田の東京・多摩大聖ケ丘高時代の担当スカウト。結ばれた縁に、感慨もひとしおの様子だった。
4年総額約4億円の条件は抜きんでたものではなかったが、同本部長は「井口監督と鳥越ヘッドの力も大きかった」と明かした。鳥越ヘッドコーチは福田が入団した2007年のソフトバンク2軍内野守備走塁コーチ。当時、父を亡くした福田を励まし続けた恩人でもあり、電話で何度も連絡を取り、井口監督と熱意を伝えていたという。
同一年に複数のFA選手を獲得するのは球団初の“快挙”。昨季過去最高の収益を上げ、球団初の黒字化を達成するなど経営努力も目立っており、昨季も広島からFA権を行使した丸の獲得に乗り出すなど、積極的にチーム強化に投資を始めている。
「ドラフトで佐々木投手も取れて、いい風は吹いている」と松本本部長。15年ぶりのリーグ優勝を目指す来季へ、追い風が吹いている。
福田についてヤクルト・衣笠球団社長兼オーナー代行
「残念だった。(外野は)塩見や中山ら若手が激しいポジション争いをしてほしい」
同じく楽天・石井GM
「うちにお誘いした選手なので強敵だと思う。プロの世界で引き続き頑張ってほしいという思いです」
福田 秀平(ふくだ・しゅうへい)
1989(平成元)年2月10日生まれ、30歳。神奈川県出身。東京・多摩大聖ケ丘高から2007年高校生ドラフト1巡目でソフトバンク入団。10年に1軍デビュー。11-15年にマークした32連続盗塁成功は当時のプロ野球記録(19年にヤクルト・山田哲が更新)。182センチ、77キロ。右投げ左打ち。既婚。今季年俸3600万円。背番号37。
ロッテ移籍の福田、ソフトB事務所で退団あいさつ「すごく悩んだ1カ月だった」
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)が26日、福岡市内の球団事務所に退団のあいさつに訪れ、ロッテへ移籍することを明かした。「すごく悩んだ1カ月だった。(ロッテは)スピードがある選手が多い。しっかり争って勝ち抜けるように頑張りたい」と話した。
権利を行使した上での残留を認めていたソフトバンクを含め、西武、中日など6球団と交渉していた。
福田は横浜市出身で、東京・多摩大聖ケ丘高から2007年に高校生ドラフト1巡目で入団。内外野を守れる俊足の左打者で、今季は80試合に出場して打率2割5分9厘、ともに自己最高となる9本塁打、26打点をマークした。
ロッテ史上初!FA福田&美馬W獲り 松本球団本部長「うれしさと驚きの両方」
ロッテは26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。同FAで前日25日には楽天から美馬投手(33)の獲得にも成功しており、同一年で2人のFA選手獲得は、球団史上初となった。
この日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改の交渉を行っていた松本尚樹球団本部長は、その間に福田の代理人から連絡が入ったことを明かし「まだ整理ができていない。うれしさと驚きの両方がある」と興奮を抑えきれなかった。
福田とは6日に福岡市内で初交渉。多摩大聖ケ丘高時代からロッテがドラフト指名候補として熱視線を送っていた縁もあり、福田も多くの質問を投げかけるなど、充実した時間となっていた。松本球団本部長は「そのときに提示した条件(4年総額約4億円)から変わっていない。信じて待つしかなかったので、非常にうれしく、ありがたい」と決断に感謝した。
(以上 サンスポ)
FA福田がロッテ移籍 決め手は「恩人」鳥越ヘッド
ソフトバンクからFA宣言した福田秀平外野手(30)が26日、ロッテ移籍を表明した。福田は球団に退団の意思を伝えにヤフオクドームを訪れ、「千葉ロッテマリーンズでお世話になることを決めました」と明かした。
ロッテをはじめ、宣言残留を認めるソフトバンクや西武、楽天、ヤクルト、中日の6球団の争奪戦となった。移籍の決め手に挙げたのがロッテの鳥越ヘッド兼内野守備コーチの存在。「今も野球が続けられているのは鳥越さんのおかげ」と言い切る。
プロ2年目の08年6月に父を亡くし、野球に身が入らない時期を過ごした。ハッパを掛けてくれたのが、当時ソフトバンクの2軍内野守備走塁コーチだった鳥越コーチ。同年7月に同コーチも妻を亡くし、同じ境遇にあった。
交渉解禁後、福田は他球団からロッテの4年4億8000万円プラス出来高を上回るオファーも受けた。一方で同コーチから何度も電話でラブコールを送られた。「一番つらかった時に励ましていただいた恩人。その方から声を掛けていただいたので決めた」と語った。
ロッテ 福田秀平外野手の入団を発表 球団本部長「いい風が吹いています」
ロッテは26日、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手(30)の入団を発表した。
松本尚樹球団本部長は次のようにコメントした。
「先ほどご連絡をいただきました。信じて待っていましたが、今はうれしさと驚きがあります。井口監督の思い、鳥越ヘッドコーチの存在はとても大きかったのではないかと思います。千葉ロッテマリーンズという球団を選んでいただき本当にありがとうございます。来年はAクラス争いではなく優勝争い。優勝するという強い思いをチーム全体で共有しながら戦っていきたいと思います。千葉ロッテマリーンズに、いい風が吹いています!」
福田は1989年2月10日生まれ。出身地は神奈川県。身長・体重は182センチ、77キロ、右投げ左打ち。多摩大付属聖ヶ丘高を経て福岡ソフトバンク(07~19年)。背番号は未定。
ロッテが補強で“下克上”「いい風が吹いている」美馬、福田とFAダブル獲り成功
ロッテは26日、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手(30)の入団を発表した。
西武、ヤクルト、中日、楽天、宣言残留を認めていたソフトバンクとの大争奪戦を制しての獲得。今オフはFA市場で楽天・美馬学投手も巨人、ヤクルトとの争奪戦を制して獲得しており、球団史上初のFAダブル獲りに成功した。
これまで、FA戦線では厳しい戦いを強いられてきた。昨オフは地元千葉出身の丸の獲得にも乗り出したが、争奪戦の末に丸は巨人入り。ここまで、ロッテはFAでの獲得人数は12球団で9番目となる3人。だが、今オフはロッテに流れが向き、“下克上”を果たした格好となった。
福田はロッテ入りの決め手について「プロ野球選手として生きていく覚悟を決めるきっかけを作ってくださった」と、自身が入団時にソフトバンクにいた鳥越ヘッドコーチの存在を挙げた。その鳥越コーチは「今のロッテには秀平の力が必要だから新たな環境で一緒に挑戦しよう」とラブコールを送り、その電話を変わった井口監督も福田の必要性を熱く説いたという。
松本尚樹球団本部長も喜びを隠せない。福田からの連絡に「信じて待っていましたが、今はうれしさと驚きがあります。井口監督の思い、鳥越ヘッドコーチの存在はとても大きかったのではないかと思います」と、“勝因”を分析した。
ドラフトでは4球団競合の末に1位で佐々木の指名権を獲得したが、その勢いは止まらず。「来年はAクラス争いではなく優勝争い。優勝するという強い思いをチーム全体で共有しながら戦っていきたいと思います。千葉ロッテマリーンズに、いい風が吹いています!」と、先を見据えた。
ソフトバンク・福田がロッテ入り決断 決め手は鳥越コーチの存在「一緒に挑戦しよう」
ソフトバンクからFA宣言した福田秀平外野手が26日、自身のブログを更新し、ロッテ入りを決断したことを表明した。
福田をめぐっては楽天、西武、中日、ヤクルト、宣言残留を認めるソフトバンクの6球団の争奪戦となったが、最終的にロッテが獲得した。
ブログでは13年間在籍したソフトバンク関係者、獲得に名乗りを挙げた他球団に感謝の思いを示した福田。「子どもの頃から尊敬するプロ野球選手の先輩や球団代表自らお話いただいたり、直接監督からお電話をいただく等、福田秀平を必要としていただいていることを強く感じ、本当に迷いました。もちろん物理的には不可能ですが、声をかけてくださった全ての球団でお世話になりたかったです」と、心境を明かし その上でロッテ入りを決めた理由については鳥越コーチの存在を挙げ、「ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私がホークスに入団してまもなく実父が他界しました。まだ19歳でしたしショックも大きく、また当時プロの野球のレベルに全くついていけず、実はその時に野球を辞めようとしていました。そんな自分に厳しい練習でグラウンドの上では悲しみを忘れさせてくれて、プロ野球選手として生きていく覚悟を決めるきっかけを作ってくださったのは当時ホークスの2軍のコーチだったロッテの鳥越ヘッドコーチでした」と、記した。鳥越コーチからは「今のロッテには秀平の力が必要だから新たな環境で一緒に挑戦しよう」とラブコールも受けたという。
交渉したロッテ・松本球団本部長、井口監督の熱意にも背中を押され、「より一層の自分の成長が期待できるのではないかと思い、決断しました」とした。続けて「今後は千葉ロッテマリーンズの福田秀平として、チームに貢献できるよう日々準備をしていきますので、応援していただけたらありがたいです」と、メッセージを送った。
(以上 デイリー)
ロッテがFA福田秀平の獲得を正式発表「信じて待っていた」 背番号は未定
背番号は未定、本人はソフトバンクの球団事務所を訪れロッテ移籍を表明
ロッテは26日、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手の入団が決まったことを正式発表した。福田はこの日、ソフトバンクの球団事務所を訪れ、ロッテ移籍を決断したことを明かしていた。背番号は未定となっている。
ロッテの松本尚樹球団本部長は「先ほどご連絡をいただきました。信じて待っていましたが、今は嬉しさと驚きがあります。井口監督の想い、鳥越ヘッドコーチの存在はとても大きかったのではないかと思います。千葉ロッテマリーンズという球団を選んでいただき本当にありがとうございます。来年はAクラス争いではなく優勝争い。優勝するという強い想いをチーム全体で共有しながら戦っていきたいと思います。千葉ロッテマリーンズに、いい風が吹いています!」とコメントした。
今季でプロ13年目となった福田には宣言残留を認めているソフトバンクのほか、ロッテ、ヤクルト、西武、楽天、中日の5球団が獲得に名乗りを上げていたが、ロッテが争奪戦を制した。福田は決断の決め手として「最後は鳥越さんという存在ですね」と、2018年からロッテでコーチを務める鳥越裕介コーチの存在を挙げていた。
(フルカウント)
福田さん超嫌な選手でした(笑)本当に嬉しいです 鈴木さんが移籍しましたが足が使える分マイナスを補う以上の効果があると思います
鳥越さんとの師弟関係も泣かせますね
何か今までの流れ
恐ろしいくらいロッテに来てます(笑)
2019年シーズン4位
ドラフト佐々木くん当〜
美馬さん福田さんW獲り
マーティン残留
あとは投手の整理
リリーフタイプの外国人ですね
ホントですよねヽ(◎∇◎)ノ
ちょっと前までなら考えられない展開ですよね。
美馬くんに続き、福田くんまでもがマリーンズを選んでくれるなんて!!!
あまりに慣れてない、こういった状況に…
「ホントにいいんですか??もう一回よく考えたほうがいいんじゃですか??」
…と確認したいくらいに(^^;A)
金額的にはもっといい条件のところがありながら、お二人とも、それ以外の面でマリーンズを選んでくれたことが更に好印象なのでありますo(^∇^)o
大地くん。山室社長。こなつお姉さん。
マリーンズの顔ともいえる大きな存在の人たちが球団からお別れする中で、
美馬くん、福田くん含め、新たに球団に来てくれる
人達が「マリーンズに来てよかった」と思える新たな歴史を築いていきたいですね♪
まずは10年ぶりの日本一、15年ぶりのリーグ優勝を是非とも叶えて欲しいですねd(^∇^)b