≪2025/8/1≫
【西武11ー2ロッテ ( 2025年8月1日 ベルーナD ) 】
≪対L:5勝8敗1分≫
ロッテのドラフト1位・西川史礁外野手(22=青学大)が今季4度目の3安打猛打賞をマークした。
西武・隅田の前に4回まで打線がパーフェクトに抑えられていたが、迎えた5回。先頭打者として低めのチェンジアップを捉え、チーム初安打となる左前打を放った。
続く6回はカーブを左前打。9回には2番手・中村から右前打と左右に打ち分けた。
「(隅田は)タイミングをずらすのがうまい投手。なおかつ真っすぐも速い」と西川。
隅田からの2安打はいずれも2ストライクに追い込まれてからだったが、「追い込まれてからは真っすぐはファウルでいいや、と思って。変化球を、どうセンターから右方向に強い打球を飛ばせるかというのを意識した」。その結果の2安打に「いいアプローチができた」とうなずいた。
打率はこれで・276。開幕直後の不振で4月11日には打率・132まで落ち、6月22日にようやく2割台に乗せた。規定打席未満ながら、そこから夏場で一気に上昇させた。
残りシーズンへ向け「自分のスタイルを変えずに、1本でも多く、毎打席毎打席打てるようにやっていきたい」と力を込めた。
続く6回はカーブを左前打。9回には2番手・中村から右前打と左右に打ち分けた。
「(隅田は)タイミングをずらすのがうまい投手。なおかつ真っすぐも速い」と西川。
隅田からの2安打はいずれも2ストライクに追い込まれてからだったが、「追い込まれてからは真っすぐはファウルでいいや、と思って。変化球を、どうセンターから右方向に強い打球を飛ばせるかというのを意識した」。その結果の2安打に「いいアプローチができた」とうなずいた。
打率はこれで・276。開幕直後の不振で4月11日には打率・132まで落ち、6月22日にようやく2割台に乗せた。規定打席未満ながら、そこから夏場で一気に上昇させた。
残りシーズンへ向け「自分のスタイルを変えずに、1本でも多く、毎打席毎打席打てるようにやっていきたい」と力を込めた。
(スポニチ)
ロッテ吉井理人監督(60)は炎上した先発の小島和哉投手(29)に苦言を呈した。
小島は初回、先頭西川を四球で歩かせると二盗、三盗を決められ、無死三塁から内野ゴロで先制点を献上。ネビンにもソロを許し初回からいきなり2失点で苦しい立ち上がりになった。吉井監督はこの回について「初回がルーキー以下の内容の失点。先頭にフォアボール出して、二盗はしょうがないとして、三盗なんかピッチャーの油断以外の何ものでもない。内野ゴロで1点で3-1から外国人のホームランバッターにまっすぐ行ってホームランね。これは話にならない」と厳しく指摘した。続けて「何かを意識したら起こらない失敗だと思うんでね。あれは開幕投手を任すようなピッチャーだったのかと思うと、やっぱりちょっとがっかり」と話した。
小島は2回も1死満塁から西川、長谷川の連続適時打、ネビンの左翼越え適時二塁打など打者10人に6安打を許し、5失点。3回にも1点を追加され、今季ワーストの計8失点となった。
22年8月から続いていた西武戦13連勝もストップし「記録はいつか途絶えると思って。途絶えても別にあまり気にしない。けど、本当に今日の試合はひどい内容だったので申し訳ない」と謝罪した。
ロッテは大敗を喫して4連敗となり、借金は今季ワーストの「20」となった。
先発の小島和哉投手(29)は3回8安打8失点と苦しい内容でマウンドを降りた。初回、先頭西川を四球で歩かせると二盗、三盗を決められ、無死三塁から内野ゴロで先制点を献上。ネビンにもソロ本塁打を許し初回からいきなり2失点で苦しい立ち上がりになった。2回には打者10人に6安打を許し、5失点と勢いを止められなかった。3回にも失点し22年8月から13連勝と好相性だった西武に、今季ワーストの8失点で早々の降板となった。
4回からは前日に育成から支配下登録された吉川悠斗投手(20)がデビュー登板。4回1安打3奪三振5四死球3失点だった。
打線は西武先発の隅田から4回にネフタリ・ソト内野手(36)の左前適時打、上田希由翔内野手(23)の中前適時打で得点を奪ったものの、大量失点が響いて隅田には今季3連敗となった。
前日に育成から支配下登録された吉川悠斗投手(20)が1軍初登板を果たした。
新背番号は「91」だがユニホームが間に合わず育成時代の「127」のユニホームを着用してマウンドに上がった。4回から2番手で登板。先頭の渡部に四球で出塁を許す。後続を右飛と一邪飛に打ち取ったものの、デービスに左中間への2ランを浴びた。
5回にも制球が定まらず走者をため1死一、三塁から右犠飛で1失点。3イニング目からは徐々に本来の力を発揮し4回1安打3奪三振5四死球3失点だった。
吉川は「やはり緊張はありました。3イニング目までは自分のできないことを気負って狙いすぎた。緊張もあり、自分の本来の感覚を分からなくなっていた感じがあった」と振り返ったが、7回を3者凡退で抑えたことに関しては「あれが2軍でやってきたこと」と話した。
地元での登板に家族も応援に駆けつけていた。「自分の持ち味はまっすぐだと思っているんですけど、そのまっすぐもゾーンに入らないと始まらないところがあるので、まずはゾーンで勝負できるようにやっていけたら」と次回登板へ意気込んだ。
吉井理人監督(60)監督は「1軍で足るか足らないかって言ったら、まだまだやらなければいけないことはある」としながらも、「落ち着いてからは彼のボールを投げたら1軍のバッターでもアウトは取れるっていうのはわかった。自信にして、これからにつなげてほしい」と期待した。
(以上 日刊)
西武戦13連勝中だった小島が、3回8失点でKOされた。
初回、先頭打者への四球をきっかけに2点を失うと、2回は6安打を許して5失点。「記録はいつか途絶えると思って…。本当にひどい内容だったので。申し訳ない」と声を絞り出した。
(報知)
********************************
≪2025/8/2≫
【西武5―5ロッテ (延長12回)( 2025年8月2日 ベルーナD )】
≪対L:5勝8敗2分≫
ロッテは4時間34分の熱戦の末に今季3度目の引き分けに終わった。
23年ドラフト1位の上田が1―2の4回1死一塁から右中間へ逆転2ラン。7月17日のソフトバンク戦(北九州)では降雨コールドで幻となったプロ1号を打ち直した。
守備では7回2死二塁から一ゴロを後逸して同点の適時失策。殊勲弾を帳消しにしたミスを「あれを捕ってアウトにしていたら流れは全然違った。(白星が消えた)木村に申し訳ない」と悔やんだ。
守備では7回2死二塁から一ゴロを後逸して同点の適時失策。殊勲弾を帳消しにしたミスを「あれを捕ってアウトにしていたら流れは全然違った。(白星が消えた)木村に申し訳ない」と悔やんだ。
ロッテの上田希由翔内野手(23)が“正真正銘”のプロ1号を放った。1―2の4回1死一塁から与座の131キロの真っすぐを右中間スタンドへ運んだ。
上田は7月17日のソフトバンク戦(北九州)で2―2の6回にプロ1号となる2ランを放ったが、6回攻撃中に雨が激しくなり、5回降雨コールドゲームとなって幻の本塁打に終わっていた。
▼上田 打ったのは、真っすぐです。高めは気を付けて、低めを打とうと思っていたのがいい形になりました。打った瞬間は入ると思わなかったですが、歓声で入ったのが分かりました。いい形で打つことができて良かったです。
▼上田 打ったのは、真っすぐです。高めは気を付けて、低めを打とうと思っていたのがいい形になりました。打った瞬間は入ると思わなかったですが、歓声で入ったのが分かりました。いい形で打つことができて良かったです。
(以上 スポニチ)
ロッテは4時間34分に及ぶ延長戦の末、引き分けた。
序盤からシーソーゲームを展開。1点を追う9回に西武の守護神平良から安田尚憲内野手(26)が同点の中前適時打を放ち、延長戦に持ち込んだ。
延長10回2死三塁で代打藤岡裕大内野手(31)が6番手山田から中越え適時二塁打。「打ったのはシンカーだと思います。つないだチャンスでなんとか打つことができてよかった」と振り返った。
しかし、ながら9回から回またぎしていた横山陸人投手(23)が10回、村田にプロ1号の同点ソロを被弾。その後は両チーム決定打が出ずに引き分けた。
(日刊)
********************************
≪2025/8/3≫
【西武1―2ロッテ ( 2025年8月3日 ベルーナD ) 】
≪対L:6勝8敗2分≫
ロッテが連敗を4で止めた。
1─1の9回2死一、二塁から安田が中前決勝打を放った。
先発の田中晴が1-0の5回に連続四球などで無安打のまま1死二、三塁を招き、西川の左犠飛で追いつかれた。「先制してもらった中でその1点を守りきれないで交代してしまったところは凄い悔しいです」。ただ、2番手以降も好投し、8回2死から3番手・高野脩が長谷川に三塁内野安打を許すまで無安打リレーだった。
勝ち越した後の9回裏はイニングをまたいだ高野脩が締め、7月27日の日本ハム戦以来の勝利を飾った。
先発の田中晴が1-0の5回に連続四球などで無安打のまま1死二、三塁を招き、西川の左犠飛で追いつかれた。「先制してもらった中でその1点を守りきれないで交代してしまったところは凄い悔しいです」。ただ、2番手以降も好投し、8回2死から3番手・高野脩が長谷川に三塁内野安打を許すまで無安打リレーだった。
勝ち越した後の9回裏はイニングをまたいだ高野脩が締め、7月27日の日本ハム戦以来の勝利を飾った。
(以上 スポニチ)
ロッテの先発田中晴也投手(21)がノーヒットワンランと好投しながらも白星を逃した。5回を投げて被安打0、5四球、1失点で降板となった。
序盤から140キロ台後半の直球と鋭く落ちるフォークを駆使し、西武打線を封じ込めた。テンポ良くアウトを重ねていく中で、課題としていた立ち上がりも無失点で切り抜けた。だが1点リードの5回、2つの四球と犠打で1死二、三塁とされると、左犠飛で同点に追いつかれた。球数97球、無安打のまま5回でマウンドを降りる悔しい展開となった。
試合前には「しっかりリカバリーできた。順調に来ていると思う」と体調面で手応えを口にしていた。猛暑の中での登板に備え、サプリの成分を見直すなど、コンディション調整にも余念がなかった。「マグネシウムやナトリウムなど、塩分系もきちんと取っている。脱水対策は万全ですし、睡眠も含めて細かいところまで意識している」と、勝利への執念を口にしていた。
試合前時点で4試合連続のクオリティースタートながら、白星に恵まれなかった。「先制点を与えず、勝っている状態で次の投手につなぐ、あるいは完投する。全てをその意識でやりたい」と話していたが、またしても白星はお預けとなった。
(日刊)
ロッテの安田が連敗ストップに貢献した。1―1の九回2死一、二塁。佐々木の甘く入った初球の速球を捉え、中前に運んだ。勝ち越し点をたたき出し、6試合ぶりの白星を呼び込んで「2死だったので自分が打つしかないと思って、初球から打ちにいった」と率直に喜んだ。
前日2日の試合でも九回に抑え投手から同点打をマークした。勝負強く、積極的な打撃が光る。「いいところで打てている。継続して頑張っていきたい」と言葉に力を込めた。
快投か、怪投か。ロッテ・田中晴也投手(21)は西武戦(ベルーナ)に先発し、5回無安打ながら1失点で勝ち負けは付かなかった。
「熱中症だけには気をつけたいですし、後ろの投手に迷惑をかけるので、熱中症とか防げるものはしっかり対策したい」としていた田中晴。
一回に藤原、寺地の連続二塁打で先制点をもらい、その裏は三者凡退に抑える絶好のスタートを切ったが、33度の気温と70%を超える湿度が一気に体力を奪っていく。二回には無失点ながら30球を要するなど西武打線の粘りもあり、四回までに81球と球数がかさんだ。五回に先頭の仲田と古賀悠に連続でストレートの四球を与えるなど1死二、三塁とされ、西川に左犠飛を打ち上げられ、無安打で同点に。
心配していた熱中症で足を気にするしぐさが見られたこともあり、〝ノーヒットワンラン〟の田中晴は5回無安打5四球、1失点で降板。「先制してもらった中でその1点を守りきれず交代したところはすごく悔しい。四球で点を取られてしまったので、本当に反省しないといけない」。後を受けたドラフト5位新人の広池(東海大九州)も2回無安打に抑えたが、3番手の高野修が長谷川に三塁内野安打を許して無安打試合は途切れた。(片岡将)
(以上 サンスポ)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます