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拾い読み★2013-013≪コラム記事≫

2013年01月14日 19時59分54秒 | マリーンズ2011~15
招き猫投法の進化で被本塁打王返上だ
ロッテ・成瀬「目指すは防御率1位」




 昨季は12勝11敗とエースとしては物足りない成績に終わったロッテの成瀬が今季は2007年以来、6年ぶりとなる防御率タイトルに挑む。今オフはピンチに三振を取れる投球を目指し、ボールの出所が見づらく、球速もキレもある独特の「招き猫投法」をリニューアル中。まずは4年連続の開幕投手に照準を合わせ、調整を続けている。(三浦馨)

 ■ゲームでも不名誉な肩書
 成瀬は昨季の被本塁打が21と3年連続リーグトップ。5日に本拠地QVCマリンフィールドで行われた新春トークショーでは「僕はホームランは気にしていないけど、あんまり(周りから)言われ続けると(心が)病んできます」と苦笑した。
 野球ゲームに登場する成瀬のキャラクターも「一発病」が特徴とされている。「僕もゲームで(キャラクターの)成瀬を使うと、ど真ん中の失投を投げてしまうんですよ」とさすがに悔しそうだ。
 今季、防御率タイトルを狙うのは被本塁打を気にせず、投球するためでもある。「たとえ自責点のすべてがホームラン(ソロ)でもいい。無駄な走者さえ出さなければタイトルはいけるかと。ベスト(理想)は1点台だけど、何とか2点台前半に抑えたいですね」

 ■招き猫投法をリニューアル
 今はピンチに三振を取れる直球を追い求めている。もともと成瀬は打者から出所の見づらい「招き猫」のようなフォームからキレのあるボールを繰り出すのが特徴だった。「でも去年はストレートで空振りが取れないのがつらかった」と振り返る。
 昨季の直球の平均球速は130キロ台前半。「今年は130キロ台後半は出したい。ピンチで三振が取れれば、自分自身が助かりますからね」とうなずく。
 このため、今オフは苦手とするスクワットや体幹トレーニングといった下半身の強化に取り組んでいる。「体の使い方や、(ボールへの)力の伝わり方がよくなってきた。あとは九回や、年間を通して投げきるスタミナをつけられれば」と手応えを感じている。

 ■まずは本拠地で開幕勝利を
 新春イベントでは「昔習っていた」という習字で書き初めにも挑戦。力強い「開幕勝利」の4文字を披露し、ファンから拍手を浴びた。
 3月29日に予定される開幕戦(対オリックス)では、自身4年連続4度目となる開幕投手を目指す。「もちろん(他の投手に)譲る気はないし、やるからには何年も連続でいきたい」と言い切る。
 本拠地の開幕戦ではいまだに勝利を挙げられていない。「ホームで勝てばチームに勢いがつく。まだ言われていないけれど、(調整は)そこ(開幕)にしか合わせていません」
 今季、エースは大松からバトンタッチを受け、選手会長の重責も担う。「できるだけ若手がのびのびやれるようにしてあげたい。強いチームは若手が出てきて、上の選手も刺激を受けて活性化している。そうした状況作りをしてあげたい」とのビジョンを持つ。

(産経新聞)
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