拾い読み★2015-225

【パ・リーグ 楽天１－０ロッテ （8月12日 コボスタ宮城） 】



「あわてて行く必要はなかった」／伊東監督
　敵の好守に阻まれ、３週間ぶりの２連敗となったロッテ伊東勤監督のコメント。
　「（クルーズは）１アウトだからあわてて行く必要はなかった。その裏に本塁打だからね」。

伊東監督「ボール球振らされた」辛島を攻略できず
　ロッテは打線が６安打無得点に抑えられ、３週間ぶりとなる２連敗を喫した。
　先発した石川歩投手（２７）は６安打１失点で完投したが援護が無く、９敗目を喫した。
　伊東勤監督（５２）は「投手は頑張っていたのに、打てなかった。１点がね。（楽天先発の辛島には）ボール球を振らされた。見極められなかった」と振り返った。

楽天継投で０封、連敗ストップ　ロッテは２連敗
　楽天、ロッテともに両先発が好投。楽天辛島は３回３奪三振無失点。ロッテ石川は３回で６奪三振無失点と投手戦の様相をみせる。
　楽天は４回に松井稼の１０号ソロ本塁打で先制点を挙げる。投げては辛島が６回４安打無失点と、ロッテ打線を抑え込む。
　楽天は７回青山、８回クルーズ、９回松井裕の継投で１点を守り抜き、連敗を５で止めた。ロッテは２連敗となった。
（以上　日刊）



ロッテ石川　力投実らず…一発に泣く「内容は悪くなかった」
　ロッテ先発・石川の力投は実らなかった。最速１４７キロの直球と宝刀・シンカーのコンビネーションで８回を完投し、１１個の三振を奪った。失点は４回に松井稼のソロによる１点のみ。
　「しっかり腕が振れた。（被弾は）一発で仕留められた。内容は悪くなかったので次につながる」と振り返った。打線が６安打無得点で石川を援護できず。勝てばチームはコボスタ宮城で７年ぶりの４連勝だったが、今季９度目の零敗で、伊東監督は「投げる方はよかったのにね」と石川を擁護していた。
（スポ二チ）

ロッテ石川１失点11Ｋ完投も無援９敗目
　ロッテ・石川は６安打１失点で完投したが、打線の援護がなく９敗目を喫した。四回１死から松井稼にカウントを取りにいった速球を右翼席へ運ばれ、これが勝敗を分ける１点となった。
　１１奪三振の力投が報われず、今季初めて黒星が先行した。「悔しいけど、内容自体は悪くないので次につなげたい」と淡々と話した。
（デイリー）

ロッテ・石川１失点完投も９敗目「次につなげたい」
　ロッテの石川は６安打１失点で完投したが、打線の援護がなく９敗目を喫した。四回１死から松井稼にカウントを取りにいった速球を右翼席へ運ばれ、これが勝敗を分ける１点となった。
　１１奪三振の力投が報われず、今季初めて黒星が先行した。「悔しいけど、内容自体は悪くないので次につなげたい」と淡々と話した。
（共同）
石川くん、すまぬ。。。(。ノ_・。)ウッ・・



ロッテ古谷「今年は足」楽天の機動力警戒
　ロッテ古谷拓哉投手（３４）が１２日、コボスタ宮城で練習し、先発する１３日の楽天戦に備えた。
　楽天戦は今季初登板となる。相手打線の昨季までの印象との違いを問われ、「今年は足を絡めてくる。余計な打者を出さないように、無駄な四球を出さないようにしたい。相手の流れにならないようにします」と話した。
（日刊）




【楽天目線】
「後ろがしっかりしているのは大きい」／大久保監督
　２６ホールド目を記録した青山についての楽天大久保博元監督のコメント。
　「後ろがしっかりしているのは大きい。中継ぎにたくさん勝ちをつくってもらっている」。
（日刊）



楽天松井稼Ｖ弾　頼りになる男が連敗５で止めた
　ベテランが攻守の活躍で連敗を５で止めた。楽天松井稼頭央外野手（３９）が４回に１０号ソロを放ち、先制。その１点を、投手陣が守りきり、４日以来の白星を挙げた。本塁打直前の４回表の右翼守備では１死一、二塁から大飛球を好捕し、先発辛島をサポート。外野手転向１年目ながらファインプレーを披露した。やっぱり頼りになる男だ。
　コボスタ宮城に一陣の風が吹いた。４回、松井稼の守備だ。１死一、二塁。ロッテ井口の放った打球は鋭い放物線を描き、右中間へ。抜ければ長打コースという打球に迷いなく、最短距離で、右翼守備の松井稼が走り寄った。背走し、まさにここしかないというタイミングでグラブを伸ばし、捕球。体をフェンスにぶつけながら、中継へ送球した。飛び出した一塁走者クルーズが帰塁できない素早さで併殺が完成。「必死です」と振り返ったが、冷静な判断が危機を救った。
　今季から外野手に転向したが、守備の名手は外野でも名手だ。中堅手としてコンビを組み、連続守備機会無失策の日本記録を持つ聖沢は証言する。「１年目の外野手ではない。打球判断、足の速さ、野球センスの塊です。カバリングに気を使う必要もないし、べらぼうにうまい右翼手だと思います」。持ち前の運動能力を外野というポジションで発揮し、チームに貢献している。
　守備の次は打撃でも魅せた。ビッグプレー直後の４回裏の攻撃。１死走者なしで打席に入ると、ロッテ石川の１４２キロ直球を完璧に捉えた。ライナー性の打球はあっという間に右翼スタンドへと突き刺さった。「うまく体が反応してくれた」と今季１０号となる先制ソロは、決勝点になった。「いつも打つ方ではピッチャーに迷惑をかけているので」と控えめに喜んだ。
　攻守に好調なのは理由がある。「自分は走ることでリズムを作れる」と常々口にしている。外野守備で走り、その裏の攻撃が生み出した。衰えることのない足とパンチ力。この日は家族も観戦に訪れ、格好いいパパの姿も見せることができた。「打てて良かった」と話す３９歳は家族だけでなく、チームにとっても頼りになる大黒柱だ。【島根純】

松井裕が雪辱24Ｓ前回失敗「取り返す気持ち十分」
　失敗を成功への力に変えた。楽天松井裕樹投手（１９）が１点リードの９回からマウンドに上がり、１回無安打無失点に抑えて２４セーブ目を挙げた。８日の日本ハム戦で１点差を守りきれず、プロで初めてセーブに失敗。失敗後初登板で雪辱を果たした。自らに満点を与えず、常に成長することを心がける１２球団最年少守護神がチームの連敗を５で止めた。
　本拠地の大歓声を受けて松井裕が向かった９回のマウンドは、いつもと意味合いが違っていた。「取り返す気持ちが十分にあった。同じ１点差の場面。いつもより緊張していました」。前回８日の日本ハム戦で１点を守れずに、初めてセーブに失敗。チームは延長戦の末に敗れた。同じ過ちを繰り返すわけにはいかないと自然と力が入った。
　マウンドに立ち、修正点を確認した。「チェンジアップは低め、低めの意識」。前回痛打されたボールを思い浮かべ、小さく息を吐いた。先頭のデスパイネは外角低め１３６キロのチェンジアップで三ゴロに打ち取ったが、失策で出塁。しかし動揺しなかった。続くクルーズ（空振り三振）、井口（三ゴロ）をチェンジアップで仕留め２アウト。最後は鈴木を１４５キロの直球で遊飛に抑えると、笑顔がはじけた。「切り替えていけました」と雪辱の登板を終え、胸をなで下ろした。
　信条がある。自らに満点を与えない。球団新記録の２３セーブを達成した時には「流れで言っちゃいましたね」とお立ち台で１００点と言った。しかし「本当は８０点くらい」と笑う。理由は明快だ。「１００点はない。それより上はないので。もっともっと上の結果を出せると信じて、頑張りたい」と言い切る。現状に満足したら、成長が止まると危機感を持っている。
　だからこそ、前回の失敗を成功の材料にすることができた。「失敗を無駄にせず、価値ある失敗だったと言えればいい」。やられたら、やり返す。１２球団最年少守護神は日々、強くなっている。【島根純】

楽天松井稼10号「先制できて良かった」辛島を援護
　楽天松井稼頭央外野手（３９）が先制のソロを放った。
　４回１死走者なしでロッテ石川の１４２キロ直球を完璧にとらえた。ライナー性の打球はあっという間に右翼スタンドへと突き刺さった。
　今季１０号となる１発に「うまく体が反応してくれました。辛島が頑張っているので、先制できて良かったです」と喜んだ。
（以上　日刊）

松井裕　雪辱24Ｓ　前回初めてセーブ場面で救援失敗
　楽天・松井裕は２４セーブ目をマークした。９回に登板。先頭のデスパイネを失策で出塁させたものの後続を断った。
　前回８日の日本ハム戦（札幌ドーム）は３―２の９回に矢野に同点打を浴び、初めてセーブ場面での救援に失敗。「同じ１点差で緊張感はあった。失敗を取り返す気持ちがあった」と悔しさを胸にマウンドに上がった。「失敗を無駄にせず、価値ある失敗にしたい」ときっぱり。１９歳は苦い思い出をも自らの成長につなげる。

楽天　完封リレーで連敗ストップ！松井稼一振りで決めた
　楽天が松井稼の本塁打による１点を無失点継投で守り切り、連敗を５で止めた。対ロッテ戦の連敗も５でストップ。ロッテは２連敗で貯金は１。２位日本ハムとのゲーム差は６に広がった。
　楽天は０―０で迎えた４回、松井稼が右翼席へ１０号ソロを放って１点を先制した。
　先発の辛島はバックの守備にも助けられ、６回を４安打無失点に抑えて６月１２日の中日戦以来２カ月ぶりの白星。自身の連敗も４で止め、今季４勝目を挙げた。
　中継ぎも好投。青山、クルーズとつないで９回に登板した松井裕は１回を無安打に抑え、自らの球団記録を更新する２４セーブ目をマークした。
　ロッテの先発・石川は８回を投げ切って６安打１失点、１１奪三振の力投を見せたが、打線の援護がなく９敗目を喫した。
（以上　スポ二チ）

Ｗ松井だ！２０歳差コンビが楽天連敗５で止めた
　楽天は１２日、ロッテ１６回戦（コボスタ宮城）に１－０で勝利。松井稼頭央外野手（３９）が１０号ソロを放ち、守護神の松井裕樹投手（１９）が九回を締め、２４セーブ目を挙げた。Ｗ松井の活躍で連敗を５で止めた。
　シャープに振り抜くと打球は右翼席へ一直線。四回、まずは松井稼の一振りで相手先発の石川から先制点をもぎ取った。
　「必死です、必死。辛島が頑張っていたので、１点だけで申し訳なかったです」
　右翼の守備でも魅了した。四回、井口の右中間への飛球を好捕した。すぐさま返球し、中継した岩崎が一塁へ転送。飛び出した一走・クルーズを刺し、その裏の一発につなげた。
　重圧のかかる九回は、松井稼より２０歳下の松井裕。前回登板の８日の日本ハム戦で初めてセーブ機会で失敗し、燃えていた。「取り返す気持ちだった。いつもより緊張感があった」。ウイニングボールはこの日３２歳の誕生日だった青山に渡した。
　「勝つのは大変だということが身にしみて分かった」と大久保監督。Ｗ松井の活躍で得た１勝を巻き返しのきっかけにしたい。　（山田結軌）
（サンスポ）

松井稼 美技＆Ｖ弾！楽天の連敗止めた
　松井稼が攻守で連敗ストップに貢献した。まずは守備だ。四回１死一、二塁で井口の右中間への大飛球を好捕し、飛び出していた一塁走者を連係プレーでアウトに。併殺でピンチを救った直後には、決勝の１０号ソロ。「打ててよかった。辛島が頑張っていたので勝ててよかった」と控えめに喜んだ。

楽天が１－０完封リレー 連敗５で止める
　楽天が１点を守り切り、連敗を５で止めた。先発・辛島は６回４安打無失点で４勝目（５敗）。青山、クルーズとつなぎ、松井裕が２４セーブ目（２勝１敗）。
　四回、松井稼の右越え１０号ソロで貴重な先制点を挙げた。
　２カ月ぶりの勝利を挙げた辛島は「最近は全然ダメだったので最初から目いっぱい投げようと思った。腕を振ることとコントロールが良かった。苦しかったけど、周りの方にアドバイスをいただき、チームメートにもいろんな言葉をかけてもらい、こうやって勝つことができて良かったです」と謙虚に喜びを表した。
　決勝本塁打の松井稼は守備でも四回に井口の右飛を好捕して併殺に仕留めた。「（守備も打撃も）必死です。辛島がいいピッチングをしていて１点で申し訳なかった。明日は打つ方でピッチャーを援護できるように頑張ります」と野手を代表して語った。
　ロッテは連敗。先発・石川は８回６安打１失点で完投したが、打線の援護に恵まれなかった。
（以上　デイリー）

楽天・松井稼が１０号先制ソロ「うまく体が反応した」
　楽天の松井稼が四回に先制の１０号ソロを放った。石川の速球を「うまく体が反応してくれた」と低い弾道で右翼席まで運び、２シーズンぶりの２桁本塁打とした。
　直前の守備では１死一、二塁で井口の右中間フェンス際への打球を好捕。素早く内野に返球し、飛び出していた一塁走者もアウトに。抜ければ失点という場面で、併殺完成に貢献した。

嶋（辛島に）
「直球の切れが良かったし、カーブも良かった。何とか勝ちを付けてあげたかった」
（共同）





楽天・辛島、６回０封で２カ月ぶり４勝「苦しかった」
　辛島の好投が連敗ストップにつながった。６回４安打無失点で６月１２日の中日戦（コボスタ宮城）以来、２カ月ぶりの白星。「最初から目いっぱい、いこうと思って投げました。勝てない間、苦しかったけれど周りの人たちに声をかけてもらった」と４勝目（５敗）に笑顔だった。
（サンスポ）

楽天辛島４勝、６回０封で２カ月ぶり美酒「自信に」
　楽天辛島航投手（２４）が２カ月ぶりの白星を挙げた。
　序盤から低めに直球、変化球を集め、６回４安打無失点。６月１２日以来となる４勝目を挙げた。
　「６回を無失点に抑えられたのは自信になりますね。次回はもう少し長いイニングをいけるように頑張ります」と話した。
（日刊）



楽天青山32歳バースデー　豪雨の中キャッチボール
　楽天青山浩二投手が３２歳の誕生日を迎えた。
　午前中に家族にお祝いをしてもらったと話し、「ケーキはこれから食べます」とうれしそうに話した。この日は練習中に豪雨が降り、びしょぬれになりながらもキャッチボールなどをこなして試合に備えていた。
（日刊）