拾い読み★2011-028

ポスト小林宏へ　マクローリー“上原流”守護神
ロッテの新外国人、ボブ・マクローリー投手（２８）が２７日、千葉マリンで入団会見を行った。最速１６１キロ右腕は、阪神にＦＡ移籍した小林宏に代わる守護神候補。「弾丸ボブ」の異名を持つ剛腕が幕張の新防波堤となる。また横浜、阪神、オリックスも新外国人の入団会見を行った。今季は育成も含め１２球団に総勢７９人の外国人選手が登録。助っ人戦国時代を迎えた。
西村ロッテの最後のピースが埋まる。１メートル８５、９３キロの右腕は、自信に満ちた表情で「ポスト小林宏」への意気込みを口にした。
「抑えは自分も好きなポジション。直球で向かっていく自分の特長を生かして、勝ち獲れればいいと思う」
最大の武器は微妙に動く快速球。幼少の頃、伝説の速球王ノーラン・ライアンに憧れて著書を読んだ。昨秋に千葉・鴨川のキャンプにテスト参加した際、オフシーズンとは思えない球威で首脳陣をうならせた。メジャーでは通算１５試合で０勝０敗０セーブ、防御率１６・４６。制球にやや難があるタイプだが、パワーピッチング一辺倒にならない決意で来日した。
昨季までオリオールズに所属。同僚だった上原とは、日本語を交えて冗談を言い合う仲だった。丁寧にコーナーを突く上原の姿には、日本で成功するためのヒントが詰まっていた。「質のいいストライクを投げることがキーになる」。制球を重視して安定感のある守護神を目指す。
西村監督は「当然抑え候補の１人。そういうものを持っている投手だし、期待している」と話した。マクローリーが抑えに固定できれば、勝利の方程式の完成もぐっと近づく。「日本のキャンプに合わせて早めに調整してきた。２月１日からブルペンに入りたい」と意気込む助っ人に期待が高まる。

マクローリー、上原流で守護神だ！…ロッテ
ロッテの新外国人、ボブ・マクローリー投手（２８）＝前オリオールズ、１８５センチ、９３キロ＝が“上原魂”でジャパニーズドリームをつかむ。２７日、千葉マリンで入団会見。オ軍で上原浩治とチームメートだった右腕は、「ストライクをしっかり投げられるピッチャーじゃないと日本で成功できない」と投球スタイルを手本に活躍を誓った。
メジャー通算成績は１５登板で０勝０敗、防御率１６・４６だが、マイナー時代に最速１６１キロを計測した本格派だ。新守護神候補として期待され、「好きなポジションだし、勝ち取れたらいい」と意欲をみせた。上原を参考にテンポの良さや制球を意識することで、クローザーとしての適性に磨きをかける。推定年俸は１６５０万円。「海外で成功したい思いが強い」とハングリー精神も力になる。

抑え候補の新外国人が会見、ロッテ
ロッテの新外国人のマクローリーが２７日、千葉マリンスタジアム内で入団会見を行った。阪神に移籍した小林宏に代わり、抑えとして期待される右腕は「自分も好きなポジション。直球で向かっていく自分の特徴を生かしたい」と意気込んだ。
米大リーグ、オリオールズでは上原の同僚だった。日本で成功するために「質のいいストライクを投げないといけない」と気を引き締めていた。

ロッテの１６１キロ新外国人右腕が入団会見
ロッテの新外国人のボブ・マクローリー投手（前オリオールズ）が27日、千葉マリンで入団会見を行った。
　マクローリーは、最速１６１キロを誇る28歳の剛速球右腕で、阪神にＦＡ移籍が確実となった小林宏之投手の穴を埋める新守護神として期待が大きい。「抑えは好きなポジション。監督が決めることになると思うが、取りに行きたいと思う」と意気込みを語った。

【ロッテ】本格派右腕マクローリーが会見
ロッテの新外国人ボブ・マクローリー投手（２８）が２７日、千葉マリンで入団会見を行った。身長１８５センチで、１５０キロ台後半の直球を投げ込む本格派右腕。「日本のレベルが高いのは知っているが、それに挑戦していきたい。好きなポジションはクローザーだが、チームが自分に必要としている役割を果たしたい」。今後は新守護神の座を内、伊藤らと争うことになる。


小林宏獲得に伴うプロテクト、２月に先送り…阪神
阪神・沼沢正二球団本部長（５２）は２７日、小林宏之投手（３２）の獲得に伴う２８選手のプロテクト名簿の提出を、２月に先送りすると明かした。１月中に作業を終える予定だったが、「名簿？　もう少しかかる。若い選手がどれだけ伸びているか」とキャンプ序盤に若手の成長を見極め、決断する。
新人、育成、外国人を除く選手からプロテクトする２８人の大枠は決まったが、２４日に藤井や新井良ら新戦力も人的補償の対象となることが分かり、決めかねている。
２８日に小林宏と大阪市内で最終交渉を行い、正式契約を結ぶ。名簿提出期限は契約締結の公示から２週間後。偶然、今季初の対外試合となる２月１３日のヤクルト戦（宜野座）と重なる。２８人枠の境界線上にいる選手にとっては、キャンプ初日から息が抜けない。


今江２軍スタート　左ふくらはぎ肉離れで
日本一ロッテが試練のキャンプを迎える。２６日、日本シリーズＭＶＰ今江敏晃内野手（２７）のキャンプ２軍スタートが発表された。前日２５日の自主トレで左ふくらはぎの肉離れを発症。都内の病院でＭＲＩ（磁気共鳴画像装置）検査を行い、全治２週間と診断された。今江も「自分の中では（石垣に）行けると思ったぐらい。今日もバイクなど足に負担のかからない練習をした」と話すように症状は重くはないが、首脳陣としては無理をさせない方針。アイシングなどで治療し、２８日に再検査する。
シリーズで活躍した主力たちが、ケガに苦しんでいる。内が古傷の右足首痛、小野も右中指の疲労骨折が完治せず、キャンプ２軍スタートが決まっている。西村監督は「中途半端な状態で戻るよりも、今だからしっかり治せる。シーズンには影響はしない」と悲観はしていないが、ストッパー候補やキャプテン候補の離脱は痛い。３０日に石垣島で行われる日本一記念パレードは、シリーズＭＶＰ不在という予想外の事態。今江は「出たかった。来年のキャンプで同じことができるように頑張りたい」と悔しさをにじませた。順調に回復すれば、３人は紅白戦の始まる２月１５日からの第４クールには合流する見込みだが、激戦の反動を感じさせる厳しい船出となりそうだ。

今江は肉離れでキャンプ２軍スタート
ロッテ・今江敏晃内野手（２７）が、左ふくらはぎの軽度の肉離れのため、キャンプを急きょ２軍スタートとすることが２６日、決まった。２５日にランニングの最中に左ふくらはぎに違和感を覚え、都内の病院でＭＲＩ検査を受けた結果、左腓腹（ひふく）筋の軽度の肉離れと診断された。全治２週間とされ、大事を取ることになった。
この日、千葉マリンで軽めの調整を行った今江は「順調に来ていたが張り切りすぎたかな。大したことはないと思うが、無理しないようシーズンに万全な状態にしたい」と神妙な表情で話した。
西村監督は「チームとしても本人としても、引っ張ってもらわないといけない存在だが、まずは治すことが大事」と説明。現時点で代わりの内野手を１軍に参加させることはしないといい、早ければ２月中旬の１軍合流を目指す。


ロッテからオリックス移籍の斉藤が会見
トレードでロッテからオリックスに移籍した斉藤俊雄捕手が27日、京セラドーム内で入団会見を行った。
背番号は「45」。昨年はロッテで21試合に出場して、27打数５安打という成績だった。09年に横浜からロッテに移籍した時に続く自身２度目のトレードだが、「大阪でやるのは初めてですけど野球をやることには変わりない。心機一転、優勝目指して頑張りたい」と気合を入れていた。

オリク入りの斉藤が入団会見
ロッテからオリックスに移籍した斉藤が２７日、京セラドーム大阪で入団会見し「投手陣には良い印象を持っている。自分がうまく引っ張っていけたらなと思う」と話した。背番号は４５に決まり、１軍キャンプに参加する予定。
チームは昨季、正捕手を固定できなかっただけに期待は大きい。「肩という自信の持てるところをしっかりアピールする。元気を出して投手陣の信頼を勝ち取っていきたい」と意欲十分だった。




【気になる記事】


赤ヘルの逆襲なるか？「カープトラック」公開
プロ野球広島の１軍用具輸送車、通称「カープトラック」の新型が２７日、報道陣に公開された。
旧型は７年間で全国各地を走り回り、約２８万キロを走破した。今回は今季公式戦が行われる沖縄でも使用できるように荷台のサイズを特注し、色もシルバーからチームカラーの赤に一新された。「赤ヘルの逆襲」の意味が込められた真っ赤なトラックの勢いに乗り、広島が低迷脱出のきっかけをつかめるか。
派手っっ（◎▽◎）







阪神が新マスコット「キー太」を発表
阪神は２７日、新マスコットの「キー太」を発表した。
女の子のキャラクター「ラッキー」の弟で、明るく一生懸命な男の子というキャラクター。名前は応募した１万７０１６件の中から選ばれた。
２月１日から沖縄県宜野座村で行う１次キャンプに同行し、ポストカード１万枚を無料で配布するなど、ファンサービスを行う。
お姉ちゃんより、何倍も可愛い。。。（＾ー＾A


李ボムホが退団　出場機会求めＫＩＡへ
ソフトバンクは２７日、李ボムホ内野手（２９）の退団を発表した。本人が出場機会を求め、退団を申し入れた。韓国プロ野球のＫＩＡに入団する見通し。
ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）韓国代表だった李ボムホは昨季からソフトバンクに加わったが、出場４８試合で打率２割２分６厘、４本塁打、８打点と期待を裏切った。