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拾い読み★2016-153≪コラム記事≫

2016年06月01日 22時11分12秒 | マリーンズ2016


平沢だけじゃない! 先発ローテ定着を目指すロッテドラ2の関谷

 今年のロッテで最も注目を集めているルーキーと言えば、ドラフト1位の平沢大河になるだろう。昨夏の甲子園で活躍し、その後の高校日本代表でも主軸に名を連ねた。春季キャンプでも一軍入りし、シーズンに入ると5月に昇格。高卒ルーキーとしては着々と経験を積んでいる。

 そんな中、「平沢だけじゃない!」とアピールしているのがドラフト2位の投手・関谷亮太だ。5月21日のオリックス戦でプロ初先発を果たすと、7回3失点の好投でプロ初登板初勝利を挙げチームの連敗を止めた。

 関谷は中学時代、当時巨人に在籍していた桑田真澄が立ち上げたボーイズリーグのチーム・麻生ジャイアンツの1期生としてプレー。中学卒業後には強豪・日大三高へ進学する。2年からエースとして登板し、3年夏には西東京大会を制して甲子園に出場。初戦の徳島北戦は初回に三者連続三振を奪うなど4安打に抑えて完封勝利を挙げる。続く東北戦は2対3で敗れるが、プロのスカウトにそのピッチングを印象付けた。

 その後、明治大学に進学した関谷は1年の春から神宮球場のマウンドに立つ。2年の秋まで未勝利が続いたが、3年の春に先発の一角として3勝をマークし台頭する。4年の春は3勝1敗の成績でチームの優勝に貢献。続く大学選手権でも好投を見せ、日米大学野球のメンバーに選出されると、2勝を挙げMVPを獲得する。

 卒業後は社会人野球の名門・JR東日本へ進み、1年目からエース格として都市対抗で好投するなど活躍。9月に行われたアジア大会でも侍ジャパン社会人に選ばれ、3位決定戦の中国戦では勝利投手となり翌年のドラフト上位候補として名乗りを挙げる。

 社会人2年目の昨年は、自身2年連続の出場となった都市対抗では初戦の三菱重工神戸・高砂と対戦。先発して4回無失点と好投するも、延長戦の末に2対6で敗れる結果となった。そして、秋のドラフト会議ではロッテから2位指名を受けて入団する。

 関谷は3月15日のイースタンリーグ・日本ハム戦に登板。しかし5回7失点と悔しい結果に終わる。その後、一軍の本拠地・QVCマリンで行われた5月6日の楽天戦で6回1失点と結果を残し、二軍首脳陣からの推薦もあって一軍昇格を果たした。

 くしくもプロ初勝利を挙げた試合は高校時代にバッテリーを組んだ吉田裕太がスタメン出場していた。試合では久々に組む吉田との息も合い、プロ初勝利につながる。

 現在、リーグ2位のロッテではあるが、先発の一角として期待されたスタンリッジが成績不振で5月29日に二軍落ち。エースの涌井秀章と2年連続二ケタ勝利中の石川歩の2人に続く先発投手がいないのが現状だ。その好機を生かせるかどうかは自分次第。まずは今日(6月1日)、QVCマリンで行われる広島戦で今季の2勝目を目指す。

(ベースボールキング)


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ファンを盛り上げるスタメン発表 球団も演出にあの手この手

 プロ野球が行われている球場の中で、一番の見どころと言えば、もちろん試合。その試合を盛り上げるスタジアムの演出も、今やプロ野球観戦で欠かせないものとなっている。

 特に試合前のスタメン発表の場面は、試合を待つファンにとって気持ちが高まる瞬間であり、試合に向けてテンションが高まっていくところだ。

 昔ならば淡々とスタメンの選手の名前を読み上げるだけだったが、今はスタジアムDJが抑揚をつけて球場全体を盛り上げ、スコアボードではCGを駆使した動画が映し出されている。今回はそのスタメン発表の映像に注目したい。

◎選手の名演技!? にも注目

 最近のスタメン発表映像の大きな注目点は、選手が動画でポーズを取って演技をしているところ。以前は試合中の映像や、選手名鑑用の写真を使用するケースが多かった。今は春季キャンプ中に時間を設け、簡易スタジオで映像用の撮影を行うなど、現場での協力も得て映像が作られている。あまり見られない各選手の演技にも注目だ。

 またCG技術の発達、スコアボードの映像ビジョンが、フルスクリーンになって映像に迫力が増していることも見逃せない。

◎テーマは「宇宙」!  革新的な日本ハム

 各球団の今季のスタメン発表映像で、強烈なインパクトを与えているのは日本ハム。何と言っても今季のスタジアム演出のコンセプトは「宇宙」。

 それは映像にも色濃く反映されている。スタメン発表前の煽り映像では宇宙船となった札幌ドームの中で、選手たちがアーマーを身につけ超人的なプレーを見せる……。そして、司令室では栗山英樹監督が地球に向け進路を進め、大勢のファンの出迎えを受け「宇宙船」札幌ドームが着陸する。

 これまでのプロ野球ではほとんど見られなかった、斬新なストーリーだ。スタメン発表本編でも映画「スター・ウォーズ」のテーマを彷彿とさせるBGMが流れ、CGから各選手の姿になっていく。見ているファンを大いに楽しませる展開になっている。

◎広島は「選手が叫ぶ!」

 一方、セ・リーグで昨年と大きな変化が見られたのは広島だった。選手名が呼ばれる場面では、昨年までは「写真」だったが今年は「映像」へと進化している。

 その映像も今季のチームスローガン「真赤激(マッカゲキ)!」のイメージそのままに、選手が叫ぶ姿がフルスクリーンで映り、ポーズを取っていく。なかでも4月に通算2000本安打を達成したベテラン・新井貴浩が力強く叫ぶ姿は、見どころの一つだろう。

 そのなかで唯一、投手陣のベテラン・黒田博樹の場面では叫ぶ姿がない。その代わりにグラブを構え、少し遠くを見るような映像となっている。それでも、そのクールな格好良さに惹かれるファンは多い。

 他にも毎年クオリティーの高い映像を流しているのがオリックス。昨年のキラキラと輝くイメージの映像から一転し、光と影のコントラストをうまく利用した映像に仕上がっている。

 今季からスコアボードが一新したロッテは、映像の最初でベテラン・福浦和也が波に乗りながらボールを打つという迫力あるシーンが見もの。音楽や映像のテイストも一新した。

 高橋由伸新監督となった巨人はスタメン発表の最後に、その高橋監督が登場。スタメン発表で登場する選手同様に紹介されている。球場が盛り上がる瞬間の一つであるスタメン発表、その映像も観戦で大きな楽しみとなっているのだ。(『週刊野球太郎』編集部)

(スポニチ)
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