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備忘録【3/4】(侍ジャパン 佐々木朗希関係記事)

2023年03月05日 08時09分49秒 | マリーンズ2023
≪2023/3/4≫

【侍ジャパン壮行試合   日本代表4ー1中日 ( 2023年3月4日    バンテリンD )】

 3月9日開幕の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪回を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は4日、バンテリンDで行われた壮行試合で中日に快勝した。投げては先発の佐々木朗希投手(21)が日本選手最速タイとなる165キロをマークするなど3回無失点。打っては岡本和がチーム1号本塁打を放つなど、攻守がかみ合った。

 2月25日ソフトバンクとの第1戦以来の登板となった佐々木朗が先発。初回、大谷に並ぶ日本選手最速タイ165キロをマークする衝撃の立ち上がり。ランナーを出しながらも要所を締めるピッチングで3回を投げ1安打1奪三振無失点で宮城にバトンをつないだ。球数は53球だった。

 打線は中日先発の大野雄の前に、初回、2回と3者凡退。しかし0-0の3回、2死からサポートメンバーの藤原がこの日チーム初安打となる三塁打で出塁すると、続く近藤が中前に適時二塁打を放ち1点を先制した。その後同点にされるも、7回に岡本和が待望のチーム1号となるソロ本塁打で勝ち越し。さらに8回、サポート侍の万波が2ランを放ち4-1とした。

 佐々木朗の後を受けた宮城は中日アキーノに一発を浴び1点を失ったものの、その後は高橋宏、伊藤と無失点リレーで逃げ切り。チームは3日に合流した大谷、ヌートバーらがベンチで見守る中で2戦ぶりの勝利をおさめた。


 侍ジャパンの佐々木朗は大船渡3年時に163キロをマークしていた。数字の上では大きな変化はないようにも見えるが、体つきやフォームは進化。高校時代から動作解析を行っている筑波大の准教授で野球部監督の川村卓氏は「高校の時は背中(の筋力)だけで投げていた感じだが、今は下半身も使えるようになってきている」と分析する。

 お尻の周囲や太腿裏、体幹を鍛えたことで下半身が安定。球を手放す直前まで打者に正対しないフォームとなったことで、投球動作が隠れ打者がタイミングを取りづらくなり、球にも力が伝わりやすくなるという。「横の動きが本当に上手になった。股関節周りのトレーニングが非常にうまくやれている証拠」と指摘する。

 さらに球速を伸ばすポイントには、上半身の使い方を挙げた。柔軟性を保ちながら肩の周辺の筋肉を鍛え右腕を体から離しすぎずコンパクトに使えるようになれば、腕の振りが速くなる上に関節への負担が減り故障のリスクが下がるという。「上半身もしっかり使っていければ、170キロも見えてくる」と期待を込めた。


 侍ジャパンの佐々木朗希投手(21)が先発して、3回1安打無失点。WBC本戦前の最終登板で盤石な投球を見せた。

 お立ち台では「最高です。本戦前最後の登板だったので自分の投球投げようと思った」と笑顔を見せた。

 圧巻は初回2死一、三塁で迎えたアキーノへの4球目。自己最速となる165キロを記録し、バンテリンドームのスタンドをどよめかせた。

 アキーノを164キロ直球で空振り三振でピンチを切り抜けると、2回は先頭の高橋周を四球で出したが後続を併殺で断つなど、危なげない投球で3回を無失点。53球を要したが、1安打2四球で3三振を奪う内容だった。

 同じ岩手出身で、憧れの大谷翔平に並ぶ日本選手最速タイの165キロにも「意識しなかったけどボール自体がよかった」と涼しい表情を浮かべた。

 ベンチでは同学年のオリックス・宮城の帽子を奪って隠したり、笑顔でリラックスした様子。1次ラウンド・チェコ戦(東京)の先発が濃厚な令和の怪物がに死角はない。


 大谷先輩に負けじと剛球ショータイムだ。侍ジャパンは4日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた中日との壮行試合を行い、先発の佐々木朗希投手(21)が3回1安打無失点、3奪三振。自己最速を1キロ更新し、大谷翔平(28)に並んで日本選手最速となる165キロをマークした。試合は4―1で勝利。11日のチェコ戦に先発が濃厚な「令和の怪物」が、上々の投球で最終調整を終えた。

 ベンチの大谷は驚いて口を開け、あきれたように笑った。初回2死一、三塁。佐々木朗がバズーカのように160キロ台の直球をミットにぶち込んでいく。そして出た。二刀流腕に並ぶ日本選手最速165キロだ。真ん中でも甲斐がキャッチできない超剛速球。最後は、これまでの自己最速164キロでアキーノを空振り三振に斬った。

 「(球速は)意識していないがボール自体は良かった。64だったり65(だったり)、そこらへんはあまり変わらないと思う」

 口ぶりは淡々としているが、3万5897人の観衆をどよめかせた球が、どれほど凄いことか。本来ならオープン戦が始まったばかりで、肌寒さも残る時期だ。プレーボール後に体勢を崩した1球を除けば初回の直球全てが160キロ台だった。

 この日の投球で仰天のプランが浮上した。栗山監督が「朗希から(含めて)全員最後もある」と、佐々木朗も米国ラウンドでの抑え起用の可能性も示した。WBCデビューは1次ラウンド第3戦となる11日のチェコ戦(東京ドーム)が濃厚。その後、世界一連覇した09年第2回大会のダルビッシュのように、胴上げ投手となる夢を描かせる球の強さだった。

 前日は岩手の先輩でもある大谷と初対面。敬語で「何歳ですか?」と話しかけられ、年下だと分かると肩を抱かれた。剛速球が、その大谷の領域に届いた。球数がかさんで初回に25球。3回までに計53球を要した。球数制限のあるWBCの1次ラウンドは65球で「ボール自体はそんな悪くなかったが、小さなフォームの誤差がボールのばらつきを生んだ」と反省。球の強さは証明し、後は微調整を進めて仕上げる。

 昨年11月の強化試合は大会使用球の大きさが一球一球、均一ではないと感じて適応に悩んだが、2月の宮崎合宿で投球練習の途中でボールを何度も取り換えるなど対策して克服した。セ・リーグで普段は投球を見ない相手先発の大野雄も「異次元すぎて、何も感じなかった」と言ったほど。栗山監督には「大会が進めばもっと球速が上がりそう」と期待を抱かせた。

 当の本人は「ストライクゾーンに強いボールをしっかり投げていきたい。勝つことが大事」ときっぱり。そんなSASAKIに世界は驚くだろう。(神田 佑)

 ≪日本球界最速は166キロ≫佐々木朗(ロ)が初回に自己最高球速を1キロ更新する165キロを計測。日本球界では21年ビエイラ(巨)の166キロに次ぐ歴代2位タイのスピード。大谷(日=現エンゼルス)が16年10月16日ソフトバンク戦(CSファイナルS第5戦)でマークした球速に7年ぶりに並ぶ日本人最速記録になった。


 侍ジャパンの佐々木朗希投手(21)が先発し、初回2死一、三塁で迎えたアキーノへの4球目に自己最速となる165キロを記録した。

 先頭のカリステを遊ゴロに仕留め、続く大島に三塁への内野安打を許したが、3番・細川を遊ゴロに打ち取って2死二塁。4番・ビシエドはファウルで粘られた末に四球を許し、2死一、三塁のピンチを招いた。

 そして2-1からアキーノへの4球目で165キロをマーク。2016年10月16日、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルS第5戦のソフトバンク戦(札幌ドーム)で、当時日本ハムに所属していた大谷翔平が記録した日本選手最速に並んだ。ベンチで見守っていた大谷は白い歯を見せてニッコリ。佐々木朗がこの回を無失点で切り抜けると、手を叩いて迎えた。

 ネットでは「同じ岩手出身の佐々木朗希が大谷さんが出した165kmを本人の目の前で出すのエモすぎだろ」「佐々木朗希165km!!!これを大谷さんが現地で見てるという奇跡」「大谷の前で165出す佐々木朗希さんヤバすぎるでしょ」「朗希の165で大谷さんも笑うしかなくなってますやん」「大谷さんの目の前で165出す、佐々木朗希カッコええな」などの声が上がった。

 【プロ野球球速上位】
(1)166キロ ビエイラ(巨人)21年
(2)165キロ 大谷翔平(日本ハム)16年
(2)165キロ コルニエル(広島)21年
(2)165キロ 佐々木朗希(ロッテ)23年
(5)164キロ 千賀滉大(ソフトバンク)22年
(6)163キロ スアレス(阪神)21年
(6)163キロ エスコバー(DeNA)21年
(6)163キロ ゲレーロ(ロッテ)22年
※各投手の最速のみで初計測時。大谷はCS、佐々木朗は代表戦。


 【辻発彦 視点】前日3日に登板した投手に比べ、この日の投手陣は非常によかった。特に佐々木朗はその日の好不調もある中で、悪くても抑えるという投球ができたのはさすがだった。

 立ち上がり。捕手の甲斐が、うまく捕球できない場面が多かった。佐々木朗のフォークは、いいときは真っすぐ落ちる。だが、この日は少しスライダー気味に変化し、その分、落差が出ない球が多かったからだろう。そういう本調子ではない中でも、得点を与えなかったことで十分だ。

 相手も中日でまだ厳しいところにも投げていない。初回の大島の三遊間の内野安打も甘いコースだった。あの真っすぐは脅威。本来ならより厳しいコースで、もっと早く追い込むのが本来の形。佐々木朗は追い込んでしまえば勝ち、という投手。そうなればおのずと球数も減る。

 165キロを出した初回のアキーノの打席も、最後は高めの164キロの真っすぐで空振り三振。あの高めのゾーンは外国人打者には効くはず。心配のいらない投球だった。(スポニチ本紙評論家)
(以上 スポニチ)



異次元の“160キロ祭”だった。侍ジャパンの佐々木朗希投手(21=ロッテ)が、大谷に並ぶ日本人最速タイの165キロを計測するなど、直球36球のうち、160キロ台は80%となる28球でマーク。平均は過去最速タイの161・1キロだった。

3回53球、1安打3奪三振の無失点の圧巻投球でマウンドを降り「調子自体は悪くなかったですが、小さな誤差で投球にばらつきが生じました。悪いところが本戦前に出たので、次に生かします」と反省が口をついた。

佐々木は1回のビシエドへの初球、見逃しストライクとなった1球で自己最速タイの164キロをマーク。1回2死一、三塁、アキーノへの4球目で自己最速を更新する165キロを記録していた。剛速球連発に場内は騒然となった。


侍ジャパンの佐々木朗希投手(21=ロッテ)が4日、自己最速165キロをマークした。

4日昼、担当する西武の試合直前に、私は先輩記者ら数人に“予言LINE”を送った。「圧倒的な投球を始めた球場です」「名古屋だし164とか165投げるかも」。当たった。

19年は高校野球担当、20~22年はロッテ担当として計4年間、佐々木を取材した。計48試合、3742球を球場で見た。現時点では日本一、佐々木の球を見ているかもしれない。

初ブルペンと完全試合の衝撃は色濃いが、それ以外だと21年8月3日、東京五輪開催中に行われたバンテリンドームでのエキシビションマッチが強烈だ。空振りとどん詰まりの山。直前の登板までより、一気に平均球速が3キロ増。「直前につかんだことがありました」と本人も話した転換の局面。テレビ中継がなく、報道陣もまばら。田村が「マジえぐかった…」と絶句した“名古屋の衝撃”をやはり再現してしまった。

テレビ観戦も含めれば高3以降、公開された全試合の全4802球の球速を手元に残している。19年4月の163キロから、肉体強化の時期を経て、昨年3月に164キロを出すまで約3年、2767球を要した。昨季は公式戦だけで計340球の160キロ台。164キロが11球で、高校時代から「いつか投げたい」と目標にする大台には届かなかった。初の164キロから1951球、24試合、約1年で、ついに「165」を表示させた。【金子真仁】


CBSスポーツ電子版は3日付で、WBCに出場する選手の中で将来MLBに移籍する可能性のある有望株を特集し、日本人選手がトップ3を独占した。

1位はオリックス山本由伸投手(24)、2位はロッテ佐々木朗希投手(21)、3位はヤクルト村上宗隆内野手(23)。1位の山本については「ショウヘイ・オオタニやユウ・ダルビッシュ、マサヒロ・タナカ、ヒロキ・クロダが示してきたように、日本のトップ投手であるヤマモトもレベル的にメジャーにフィットする」と解説。佐々木朗については「メジャーのローテで2番手格になる」とし、村上については「パワーと出塁能力があり中軸を打てる彼は、MLB球団にとって魅力的」とした。

4位には韓国代表でキウムの李政厚(イ・ジョンフ)外野手(24)が入った。元中日の李鍾範(イ・ジョンボム)を父に持ち名古屋生まれの李政厚は昨季、2年連続首位打者と初の打点王に輝きMVPに選出。今季終了後にポスティングシステムでメジャー移籍を目指すことを発表している。


侍ジャパン岡本和真内野手(26=巨人)が、「師匠」呼びする後輩3人を温かく受け止めた。

村上や佐々木、宮城からはリスペクトの意味も込めて「師匠」と愛称をつけられた。この日のヒーローインタビューでも隣り合った佐々木に「師匠もたくさん打ってくれると思うので、応援よろしくお願いします」とイジられた。
岡本は「あいつらなめてるんすよ(笑い)。呼んでるのも朗希(佐々木)と大弥(宮城)とムネ(村上)ぐらい。なめてる3人」と苦笑い。愛称呼びで距離を縮めてくる後輩を大きな器で受け止めた。


中日大野雄大投手(34)が侍ジャパン佐々木朗希投手(21=ロッテ)の投球を見て“無”の感情になった。

先発で投げ合った令和の怪物が初回に大谷翔平投手(28=エンゼルス)に並ぶ、国内日本人投手最速の165キロをマークするなど160キロ超えの真っすぐを連発。「異次元すぎて、あんま何も感じなかったですね。すごすぎて」と苦笑いで振り返った。

佐々木と先発で投げあえたことは「うれしかった。勝てるところは、ほとんどないですけど、同じ先発同士で立ち会えて」と、敬意を込めて喜びを表現した。

東京五輪では金メダル獲得に貢献した大野雄は、WBCで世界一奪還に挑む佐々木へ向けて「メジャーリーグでも、165キロを投げるスターターってなると、あんまりいないと思う。WBCで世界に、その投球を見せつけてほしいなと本当に思います」と、期待した。

今回の対戦が決まった昨年末に立浪和義監督(53)に登板を直訴した大野雄は、3回2安打1失点と好投した。「しっかりとした投球をしたいと思っていたので、上出来かな」。侍ジャパンに「心から世界一になって欲しい」という思いを込めた37球でエールを送った。
(以上 日刊)



 侍ジャパンのロッテ・佐々木朗希投手が4日、中日との壮行試合に先発。3回1安打無失点、3奪三振と好投したが、「内容に関してはあまり良くなかったかなと思います。投げているボール自体はそんなに悪くなかったんですけど、小さなフォームの誤差がバラツキを生んだかなと思っています」と振り返った。

 初回、日本選手最速タイの165キロを計時し、自己最速を1キロ更新したが、「あまり内容が良くなかったので、そっちの方がちょっと気になる」と反省。3月11日のWBC1次ラウンド・チェコ戦(東京ドーム)での先発が有力視されている右腕は、「勝つことがすごく大事だと思うので、内容よりも結果にこだわってやっていきたい」と意気込んだ。


 侍ジャパン先発のロッテ・佐々木朗希投手(21)が初回に日本選手最速タイの165キロをマークするなど3回無失点。6日の強化試合・阪神戦(京セラD)からいよいよ大谷、ヌートバーらメジャー勢の出場が可能になる。
 * * * *
 7年の時を経て、再び歴史が動いた。佐々木朗が投げ込んだ直球が球史に残る1球となった。初回2死一、三塁、アキーノへの4球目。捕手の甲斐が取り損ねたほどの剛球が大型ビジョンに映したのは「165」の文字だった。

「(球速は)意識はしていなかったがボール自体は良かった」。自己最速を1キロ更新し、日本ハム時代の16年に大谷(現エンゼルス)が記録した日本人最速に並んだ。ベンチで見つめた二刀流男は、うれしそうに笑っていた。

 万全の投球ではなかった。「小さなフォームの誤差がバラツキを生んだ」と直球、変化球ともに制球が乱れ、初回は四球と暴投でピンチを招き、2回先頭の高橋周も四球で歩かせた。それでも3回には、直球を軸にストライク先行の投球へと修正に成功。フォーク、スライダーを効果的に使って2三振を奪った。しかし、3回1安打無失点の結果にも「あまり内容が良くなかったので、(球速より)そっちの方がちょっと気になる」と笑顔は封印。改めて気を引き締めた。

 登板前日の3日、特別な時間を過ごした。大谷が代表に合流し、試合前練習中に吉井コーチを交えてあいさつ。心からの笑み混じりに会話を楽しんだ。「岩手の先輩でもあり、プロ野球の先輩でもある。しっかり追い越していきたい」。プロ入り時に目標に掲げた二刀流のスターとは初対面だったが、岩手の話題で盛り上がり「テレビ通りの人でした」と感激。憧れの人の眼前で、肩を並べてみせた。

 これでWBC本戦へ向けた調整登板が終了。先発が有力視される11日のチェコ戦へ向けて「悪いところが本戦前に出たので次にいかします」と反省は残ったが、全53球のうち36球投げた直球の平均球速は昨年5月20日のソフトバンク戦(ペイペイD)でマークした最速に並ぶ161・1キロ。「勝つことがすごく大事。内容よりも結果にこだわってやっていきたい」。過去最高の仕上がりで世界にぶつかっていく。(小島 和之)


 侍ジャパンのロッテ・佐々木朗希投手が4日、中日との壮行試合に先発し、3回1安打無失点、3奪三振と快投した。

 初回には、16年に当時日本ハムに所属した大谷翔平投手が計測した日本選手最速の165キロをマーク。自己最速を1キロ更新し、場内はどよめきに包まれた。

 試合後、栗山監督は「もっと上がるのかなというふうに、ここで投げていると本当にテンションが上がりながら、やっぱり何かをさらにつかもうとしている姿というかね、そういうのは朗希に関してはすごくいいものが見られていたので。野球はスピードの勝負ではないけれども、何か大会が進んでいくうちにもっと上がってきそうな感じがする」と話した。

 右腕は、11日のWBC1次ラウンド・チェコ戦(東京ドーム)での先発が有力視されている。指揮官は「あの潜在能力を全て勝ちにつなげる形の、ピッチングにつながっていくというふうに俺も信じているし。みんなはスピードを楽しみにしてもらってもいいけども、もっとすごいピッチングを見せてくれると思うんで」とさらなる活躍を期待した。


 侍ジャパンのロッテ・佐々木朗希投手が先発し、3回1安打無失点、3奪三振と好投。53球で予定の3イニングを投げ切り降板した。初回に日本選手最速タイの165キロを計時し、自己最速を1キロ更新した。

 初回、2死一、三塁でアキーノへの4球目が165キロを計測した。この球をグラブに当てながらはじいたソフトバンク・甲斐は、「球がすごかったんで」と回想。11日のチェコ戦での先発が有力視される右腕について、「本当にすごい球でしたし、どの球も素晴らしい球だったので、何も問題ないかなと思います」と、仕上がりに太鼓判を押した。


 侍ジャパン先発のロッテ・佐々木朗希投手(21)が初回に日本選手最速タイの165キロをマークするなど3回無失点。6日の強化試合・阪神戦(京セラD)からいよいよ大谷、ヌートバーらメジャー勢の出場が可能になる。
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 佐々木朗にとって球速は、“心技体の合致”の延長線上にある。入団した頃から球速に注目を浴びてきた右腕だが、「やっていることができてくれば、自然とついてくるもの」とこだわりを口にしたことはない。その意味では、右腕の技術と体、心の状態が理想とする域に近づいてきた証拠でもあると感じる。

 昨季に関して、朗希が“執着”していたものがある。1年目から体重は5キロ以上増え、直球の平均球速も5キロ以上アップした。自分なりのトレーニングを重ねてきた中で、向き合ったのが“力み”だ。「力みが入るとどうしても動きが単調になって間のないフォームになる。ゆっくり足を上げるとか、下ろすときに丁寧に下ろすとかそういうことに集中するだけでも力みが消えて良い力感で投げられる」

 昨季1年間で20登板を重ねたことで見た目では分かりにくい体の強度も増し、接戦やピンチを経験することで精神的にも成長。「いろんな失敗、経験をしてきた。その時どんなに頑張っても今までやってきたことしか出ないので、今できることを精いっぱいやろうと思っている」。特別なことは決してしていない。令和の怪物の底はまだ見えない。(ロッテ担当・小田原 実穂)


 3月のWBCで2009年の第2回大会以来3大会ぶりの優勝を目指す侍ジャパンのサポートメンバーとして参加しているロッテ・藤原恭大外野手が、チーム初安打となる三塁打を放った。

 「9番・中堅」でスタメン出場。3回2死走者なしで迎えた第1打席、ライトへはじき返した打球を右翼手・アキーノが後逸。藤原は俊足を生かして一気に三塁を陥れ、記録は三塁打となった。その後2死三塁から1番・近藤がタイムリー二塁打を放ち、先取点を奪った。

 藤原は、ロッテ・岡、日本ハム・万波とともにサポートメンバーとして参加。侍ジャパンの一員としてプレーする機会をつかみ、バットでチームに貢献した。


 侍ジャパンの巨人・岡本和真内野手が4日、中日との壮行試合で待望のチーム1号を放った。

 壮行試合全4戦安打と結果を残した岡本和。試合後のヒーローインタビューでは「最高です」と話し、本大会へ向けて「しっかりと与えられたところで仕事が出来るように頑張りたい」と意気込んだ。

 岡本和とともにお立ち台に上がった佐々木朗は、「本戦はいいピッチングができるように、師匠もたくさん打ってくれると思うので、応援よろしくお願いします」とコメント。村上から呼ばれる“師匠”のニックネームは、侍ジャパンのチーム内でも浸透しつつあるが、岡本和は「あいつ(佐々木朗)はなめてるんですよ。呼んでるのも朗希と、(宮城)大弥と宗(村上)ぐらいなんで、なめてる3人」と笑った。
(以上 報知)



ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の佐々木朗希投手(21)=ロッテ=が4日、壮行試合「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023」の中日戦(バンテリンドーム)に先発登板し、3回1安打無失点。一回2死一、三塁でアリスティデス・アキーノ外野手(28)への4球目に、大谷翔平(エンゼルス)が日本ハム時代の2016年に記録した日本選手最速に並ぶ球速165キロをマークした。チームは4-1で勝った。

ミットをはじいてしまうほどの剛速球だった。佐々木朗が一回、自己記録を1キロ更新する日本選手最速タイの165キロをマーク。球速が電光掲示板に表示されると、スタンドから驚きの声が響き渡った。

「(球速は)意識していなかった。本戦前の最後の登板だったので、しっかり自分の投球をできるようにと思って投げた」

同じ岩手県出身の大谷の前で、異次元の投球を披露した。一回、内野安打と四球などで2死一、三塁のピンチを招いたが、ここからギアを上げた。5番・アキーノに対し、160キロ超を3連発。3万5897人をざわつかせた直後の4球目だった。真ん中に決まった直球は165キロを計測。捕手の甲斐は捕球できず、その光景を三塁ベンチで見た大谷は思わず笑みを浮かべた。

3日にはチームに合流した大谷と初対面。試合前の練習中にあいさつし、肩に手を回され、頰を緩める一幕もあった。岩手・陸前高田市出身の佐々木朗にとって、7学年上の水沢市(現奥州市)生まれの二刀流は故郷の大スター。〝地元トーク〟も弾み、「テレビ(で見た)通りの人だった」と興奮気味に語っていた。日本選手最速記録を持つ大谷の目の前で並んだ。160キロ台の速球は合計22球。「令和の怪物」の実力を示した。

前回先発した2月25日のソフトバンクとの壮行試合(宮崎)で2回1安打無失点、3奪三振。そして本戦前最後となったこの日は2四球を出しながらも、3回1安打無失点、3奪三振と好投した。

岩手・大船渡高出身の21歳は昨季、史上最年少で完全試合を達成。自己最速を164キロに伸ばしていた。オフは食事の管理を徹底。腸内環境と筋肉の質を上げるメニューを意識的に摂取した。サポートする順大・小林弘幸教授が「食事に関してかなり真剣に取り組んでいる」とうなずくほど。初出場の大舞台へ向けた努力が実を結んでいる。

11日のチェコ戦の先発が有力だ。「勝つことがすごく大事だと思うので、内容よりも結果にこだわっていきたい」。「3・11」は東日本大震災が発生した日。12年前の小学3年だった当時、津波で父を亡くした。進化を続ける剛腕が特別な日のマウンドに上がる。(織原祥平)


侍ジャパン・佐々木朗希投手(21)=ロッテ=は先発し、3回1安打無失点。自己最速となる165キロを計測するなど3三振を奪った。

右腕は「調子自体は悪くなかったですが、小さな誤差で投球にばらつきが生じてしまいました。悪いところが本戦前に出たので次に生かします」とコメントした。

佐々木朗は同3戦目となる11日のチェコ戦(東京ドーム)での先発が有力。中6日の登板間隔で本戦を迎える。


侍ジャパン・佐々木朗希投手(21)=ロッテ=は先発し、3回1安打3奪三振無失点。甲斐(ソフトバンク)とバッテリーを組んだ。一回2死一、三塁のアキーノの打席で4球目に自己最速となる165キロを計測。続く5球目の164キロ直球で空振り三振でピンチを切り抜けた。二回は併殺打もあり打者3人で打ち取り、三回は2三振を含む三者凡退だった。

しかし、中日打線にファウルなどで粘られて一回は25球、二回は17球、3回で計53球を要した。1次リーグの球数制限は65球となっている。佐々木朗は同3戦目となる11日のチェコ戦(東京ドーム)での先発が有力。中6日の登板間隔で、本戦を迎える。


8日開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」が壮行試合4戦目を戦い、佐々木朗希投手(24)=ロッテ=が先発登板。立ち上がりから160キロ超の速球を連発し、一回二死一、三塁の場面でアキーノへ投じた4球目で自己最速の165キロを計測。WBC本番に向けた仕上がりの順調ぶりをうかがわせた。3月11日のチェコ戦での先発が有力となっており、最後の実戦の場で剛腕が光った。
(以上 サンスポ)



“球数”には反省
 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の佐々木朗希投手(ロッテ)が4日、『カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023名古屋』中日戦に先発登板。自己最速の165キロをマークするなど、3回1安打無失点の内容で順調な調整ぶりをアピールした。

 ストレートが全球160キロ超えだった初回は、一死から2番・大島洋平に内野安打、4番のダヤン・ビシエドに11球粘られ四球と走者を背負う展開となったが、二死一・三塁で迎えたアキーノに対してはカウント2ボール・1ストライクから自己最速165キロのストレートで追い込み、続く164キロで空振り三振。球威抜群のストレートでピンチを切り抜けた。

 2回は160キロ前後のストレートを軸に三者凡退で片付け、2巡目に突入した3回は一転して140キロ台後半のフォークを多投し、2イニング連続の三者凡退。初回の立ち上がり以外は、危なげない投球内容だった。

 しかし、佐々木は「調子自体は悪くなかったですが、小さな誤差で投球にばらつきが生じました。悪いところが本戦前に出たので、次に活かします」と降板後にコメント。3回までに53球を要した投球内容に反省の思いを込めて振り返った。
(ベースボールキング)



岡本和真がチーム1号、高橋宏斗は4者連続Kなど2回無失点
 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に挑む侍ジャパンは4日、バンテリンドームで壮行試合「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 名古屋」の中日戦を行い、4-1で勝利した。前日は7失点で大敗を喫していたが、大谷翔平投手(エンゼルス)も合流2戦目での“初勝利”に笑顔でハイタッチを繰り返した。

 3回、2死からサポートメンバーの藤原恭大外野手(ロッテ)が放った右前の飛球に対し、右翼・アキーノがスライディングキャッチを試みるも後逸(記録は三塁打)。続く打撃好調の近藤健介外野手(ソフトバンク)が中前適時打を放って先制点を奪った。

 同点に追いつかれて迎えた7回には、先頭の岡本和真内野手(巨人)が左翼席へ“チーム1号”となる勝ち越しソロ。山川穂高内野手(西武)らとのスタメン一塁争いで、強烈にアピールした格好だ。8回にはサポートメンバーの万波中正外野手(日本ハム)がバックスクリーン左へ2ランを放ち、点差を広げた。

 投げては先発の佐々木朗希投手(ロッテ)が、3回1安打無失点。2四球を与えるも3三振を奪った。初回にアキーノにカウント2-1から投じた4球目が自己最速を1キロ更新する165キロを計測。これが大谷に並ぶ日本人歴代最速となった。

 4回から登板した2番手の宮城大弥投手(オリックス)は、2死からアキーノに96キロのカーブを、左翼フェンスを際どく越える同点ソロとされたが、後続を断ち2回2安打3奪三振1失点でしのいだ。今回の侍ジャパンで最年少の20歳の高橋宏斗投手(中日)は、本来のチームメートを相手に6回2死から4者連続空振り三振を奪い、2回1四球無失点の快投を演じた。4番手の伊藤大海投手(日本ハム)も2回無安打無失点で試合を締めた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)


巨人・ビエイラのNPB記録まであと1キロに迫る
 野球日本代表「侍ジャパン」の佐々木朗希投手(ロッテ)が4日、バンテリンドームで行われた中日との「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 名古屋」で自己最速となる165キロをマークした。公式戦の記録ではないが、大谷翔平投手が日本ハム時代の2016年に記録した日本選手最速に並んだ。

 佐々木はこれまでの自己最速だった164キロから1キロ更新した。チアゴ・ビエイラ投手が巨人時代の2021年に記録したNPB最速の166キロにもあと1キロに迫った。

 佐々木は昨季、初めて開幕ローテーション入りを果たすと、4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で史上最年少20歳5か月で完全試合を達成。20登板で9勝4敗、防御率2.02だった。
(以上 フルカウント)


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