ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

備忘録【3/4】

2023年03月05日 08時10分56秒 | マリーンズ2023
≪2023/3/4≫

【オープン戦   ロッテ2-2ヤクルト ( 2023年3月4日    ZOZOマリン )】

 大声援のファンに、ヘルメットを持った左手を高々と上げた。オープン戦初戦。「2番・左翼」で起用されたロッテ・平沢は初回無死一塁でエスピナルの直球を捉えた。打球はファンが待つ右翼席中段へ飛び込んだ。この日からZOZOマリンでの声出し応援が解禁。「(集中していて)打席ではあまり聞こえなかったけど、久々に大声援の中で試合ができてうれしい。シーズンでも今日以上の応援をしてもらえるように頑張りたい」。価値ある先制2ランに、「大河」コールが響き渡ったが、表情は引き締まったままだ。

 昨季は三塁で自身初の開幕スタメン出場。結果を残せず1軍に定着できなかった一方で、2軍で首位打者を獲得した。今季は外野が主戦場となっているが、勝負の8年目を前に「チャンスがあれば、どこでもやる」と必死だ。(横市 勇)


 ロッテの新助っ人、ペルドモ(前ブルワーズ)が本拠地で入団会見を行った。メジャー通算23勝右腕は「コンニチハ、ハジメマシテ、ペルドモデス」と日本語であいさつし、「シンカーでゴロをたくさん取っていきたい」と意気込んだ。

 会見前の練習ではライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。山本と小川を相手に21球を投げ、安打性の当たりは1本に抑えた。吉井監督からは「リリーバーとして期待している」とのメッセージが送られ、「優勝だけを目標に頑張っていく」と誓った。


 ロッテの新助っ人ルイス・ペルドモ投手(ブルワーズ)が4日、ZOZOマリンスタジアムで入団会見を行い、背番号55のユニホーム姿も披露した。

 メジャー通算147試合に登板し、23勝31敗、防御率5・12を誇るドミニカ共和国出身右腕は「低めに集めるシンカーで、ゴロをたくさん取っていきたい」と自身の長所を明かした。

 日本語も流ちょうで、冒頭のあいさつでは「コンニチハ、ハジメマシテ、ペルドモデス」と披露するなど、異国の地に慣れようとする貪欲さも感じられる。

 会見前の練習ではライブBPも行った。山本と小川の若手打者に対し、21球を投げ、安打性は小川の左中間へ飛んだ打球だけだった。

 侍ジャパンの投手コーチも兼務しているため、チームから離れている吉井監督からは「リリーバーとして期待している。制球がよく、ゴロを打たせるタイプ。開幕からチームの勝利に貢献してくれたらと思います」とメッセージが届けられた。

 これにはペルドモも「必要だと言われたところで、投げて全力を尽くすだけ。優勝することだけを目標に頑張っていきます」とうれしそうだった。


 ◎入団会見を行ったロッテの新助っ人ペルドモに対し、侍ジャパン参戦中で不在の吉井監督からメッセージ。「チームの勝利に貢献してくれたらと思います。あと、東條選手に似ているという噂ですが、東條より少し男前です」。読者の皆さんはどうですか!?


 ロッテは4日、マリーンズストアで2023年のホーム、ビジター新レプリカユニホームの販売を開始した。これまでオンラインストアのみで先行予約販売だった。

 今回マリーンズストアで販売される2種類はともに背番号と背ネームのフォントの文字の空間を広くして視認性を高め、全体的にシャープな印象に変更されている。また、ビジターユニホームはストライプが廃止され、純黒の生地となり、左胸には「M」のイニシャルマークが白字で掲げられた「ブラック」を強調するデザインにリニューアルされた。ました。ビジターユニホームの袖には、球団理念にある「勝利への挑戦・勝利の熱狂・勝利の結束」を表現したブラック、ホワイト、グレーの3本線「BELIEF LINE」が描かれている。

 価格はネームなし(サイズ:KIDS、S、M、L、O)が8000円、ネームあり(サイズ:S、M、L、O)は9900円で、中村奨吾内野手はキャプテンマーク付きのため、11400円(全て税込み)となる。
(以上 スポニチ)



平沢大河外野手(25)が、声出し解禁日となったZOZOマリンの右翼席に感謝の弾丸ライナーをいきなりぶち込んだ。1回裏無死一塁で、空振り、ファウルで追い込まれた3球目。「その前の2球はあまり良いスイングではなかったので、とにかく真っすぐに合わせようと思った」。内角高めのボール気味の直球を強振し、先制2ランを放った。

オープン戦の今季チーム1号。ダイヤモンドを1周してベンチでハイタッチ後、「タイガ、タイガ」の平沢コールに応え、かぶっていたヘルメットを左手で大きく掲げ、感謝の意を表した。「やっぱり久々に大歓声の中でゲームが出来てうれしかったし、すごく力になった。シーズンでも今日以上の応援をしてもらえるに頑張っていこうと思う」。外野手にも挑戦して出場機会を増やす今季オープン戦初戦で、ファンの後押しも受けて好発進した。

先発の西野勇士投手(31)も5回4安打3奪三振1失点の好投で、開幕ローテ入りに大きく前進した。ウォーミングアップの時から声援に気持ちを高ぶらせ「頑張れという声も届いていましたし、声援がある野球はいいなと思いました」と応援の力も得て結果を出した。入団2年目の広畑敦也投手(26)は「ヒロッハタ」コールも初経験。3回を投げ、打者9人を完全に封じて見せた。

18日の西武戦(午後1時開始、ZOZOマリン)からは鳴り物も使用した応援も加わる予定だ。かつてロッテのエースとして活躍し、今季から再び古巣のユニホームを着ている黒木知宏投手コーチ(49)も「やっぱり見る景色は良いですね。戦う場所はここ。声出し応援もOKなので、ファンの皆さまの声援を受けた時に、選手が差し込まれるのか差し込まれないのかというところを含めて、どんどん彼らの中に染み込ませていかないと行けない」と感慨深い表情を見せた。

「ロッテの応援」がSNS上でトレンドワードにもなる盛り上がり。19年以来、4年ぶりとなる大声援とマリンの風を感じる日常が、少しずつ戻りつつあることを実感した1日となった。選手にとっても、ファンにとっても。【鎌田直秀】

○…先発の西野が5回4安打3奪三振無四球1失点の好投で、開幕ローテ入りに大きく前進した。ウオーミングアップから声援にも気持ちを高ぶらせ「頑張れという声も届いていましたし声援がある野球はいいなと思いました」と笑顔。フォークの精度を課題に挙げたが、スライダーや高速カーブなどは手応えを得た。6日に32歳となるが「若い子には負けるつもりはない」と競争を勝ち抜く。


ロッテは4日、美馬学投手(36)が明日5日に行われるヤクルトとのオープン戦(午後1時、ZOZOマリン)で先発することを発表した。

美馬は「今季初登板になるので、現状を確認しながら良いスタートを切れるように投げたいと思います」と意気込んだ。


ロッテの新外国人ルイス・ペルドモ投手(29=ブルワーズ)が4日、ZOZOマリンで入団会見を行い、覚え立ての日本語で「コンニチハ、ハジメマシテ、ペルドモデス」とあいさつし、拍手を浴びた。

初来日だが、パドレスの野茂英雄アドバイザー(54)や元パドレス牧田和久氏(38)らから日本の情報を伝えられてきたことで「日本に来たかった気持ちがあった」と笑顔を見せた。「サンディエゴにいる時から、よく日本食を食べていました。すしはなんでも好きで、特にエビ、サーモン、マグロ。和食は全部好きです」。今後は日本の文化も学びたいと言う。

会見前にはライブBPに登板し、小川龍成内野手(24)と山本大斗外野手(20)に対して計21球を投げ、安打性は1本のみ。ストレート、シンカー、スライダー、チェンジアップが持ち球だが「感覚は良かった。打者と対戦出来たことはすごくうれしかった。自分の武器は低めに集めるシンカーで、ゴロをたくさんとっていきたい。チームとして優勝することだけを目標に頑張っていきます」と意気込んだ。

冒頭には侍ジャパン投手コーチとしてチームを離れている吉井理人監督(57)からメッセージも届いた。「ペルドモ選手にはリリーバーの活躍を期待しています。コントロールが良く、ゴロを打たせてとるタイプだと思っています。日本の環境、野球に慣れてもらい、コンディションを整えて開幕からチームの優勝に貢献してくれたら」。追加で「あと、東條(大樹)選手に似ているといううわさですが、東條より少し男前です」のコメントが伝えられると、会見場は笑いに包まれた。【鎌田直秀】


ロッテは4日、新レプリカユニホームの販売を、同日からマリーンズストアでも開始したことを発表した。

これまでは、オンラインストアのみで先行予約販売を行っていた。マリーンズストアで販売されるホーム、ビジターの2種類は、ともに背番号と背ネームのフォントが本来のオリジナルのものから文字の空間を広くして、視認性を高め、全体的にシャープな印象に変更されている。また、ビジターユニホームはストライプが廃止され、純黒の生地となり左胸には「M」のイニシャルマークが白字で掲げられており、「ブラック」を強調するデザインに大きくリニューアルされた。
(以上 日刊)



 ロッテの西野勇士投手が5回4安打1失点の好投で開幕ローテ入りへアピールした。

 初回2死からオスナに内野安打を許すも後続を断ち切り無失点スタート。力強い直球を軸に4回まで3つの三振を奪った。2点リードの5回には2死二塁から武岡に中前適時打を浴びたが、5回4安打1失点とまとめ、最少失点で投げきり「全体的にコントロールできたのは本当に良かった。球種問わず、コースも高さも良い感じに投げられていた。マリン特有の伸びてくれたり変化球もすごく曲がってくれたので、それに助けられたのかな」と振り返った。

 チームは現在当初開幕投手に内定していた石川や開幕ローテ候補でもあった二木ら故障で離脱。開幕ローテ入りへ期待がかかる西野は「とにかくアピールするしかないと思うしまだ若い子に負けるつもりはない。しっかり投げてこれを続けていけたら」と次回登板へ気を引き締めた。


 ロッテの平沢大河内野手がオープン戦1号となる先制2ランをマークした。
 この日「2番・左翼」でスタメン出場し、初回無死一塁、エスピナルの145キロを豪快に振り抜き右翼スタンドへとたたき込むオープン戦1号2ラン。「ストレートが2球続いたので、ストレートにタイミングが遅れないように打ちました」と平沢。

 この日からZOZOマリンでの声出し応援が解禁されており、ロッテファンで埋め尽くされた右翼スタンドからは大歓声。応援も後押しとなった。


 ロッテの新外国人右腕のルイス・ペルドモ投手が4日、ZOZOマリンで入団会見を行った。

 メジャー通算147試合に登板し通算23勝をマーク。20年に右肘のトミー・ジョン手術を受けたが昨季に復帰した。最速150キロ超えの直球と制球力のある変化球が魅力で、この日は移籍後初のライブBPに登板。打者4人に対し計21球を投げ安打性は1本だった。会見では「コンニチハ。ハジメマシテ。ペルドモデス」と日本語であいさつし「今日のライブBPは感覚としてよかったし、対打者と対戦できたのはすごくうれしく思っている。今まで準備してきたものをこのまま継続して練習していきたいし、シーズンに入ったらゴロを取れるようなピッチングでチームに貢献したい」と意気込んだ。

 また現在は侍ジャパンの投手コーチとしてチームを離れている吉井監督からは「リリーバーの活躍を期待している。コントロールがよくゴロを打たせて捕るタイプ。まずは日本の環境、野球に慣れてもらい、コンディションを整えて開幕からチームの勝利に貢献してくれたら。あと、東條選手に似ているという噂ですが、東條より少し男前です」と笑いありのメッセージも届き、会場は“吉井節”で笑いに包まれた。


 ロッテは4日、マリーンズストアで2023年のホーム、ビジター新レプリカユニホームの販売を開始したことを発表した。

 今回販売される2種類は共に背番号と背ネームのフォントが本来のオリジナルのものから全体的にシャープな印象に変更されている。ビジターユニホームはストライプが廃止され、純黒の生地となり左胸には「M」のイニシャルマークが白字で掲げられており、「ブラック」を強調するデザインに大きくリニューアル。ビジターユニホームの袖には、球団理念にある「勝利への挑戦・勝利の熱狂・勝利の結束」を表現したブラック、ホワイト、グレーの3本線「BELIEF LINE」が描かれている。レプリカユニホームネーム無しは8000円、ネーム有りは9900円(いずれも税込み)。販売詳細に関しては球団公式サイトへ。
(以上 報知)



ロッテ・平沢大河内野手(25)がチームのオープン戦1号となる先制2ランをマークした。

声出し応援が解禁された本拠地のZOZOマリンスタジアム。〝大河コール〟が響く右翼席に突き刺し「久々に大歓声の中でゲームができてうれしかった。力になった」と笑った。「2番・左翼」で先発し、一回無死一塁でエスピナルの145キロの直球を引っ張った。

仙台育英高からドラフト1位で入団して8年目。打撃が売りの左打者だが、18年に112試合に出場した後は出場機会が減少。今季から指揮を執る吉井監督は起用法について「打撃を生かすために、いろんなポジションを守れた方が彼は試合に出やすい」と話しており、本来は内野手だが、出番を求めて外野の練習にも取り組む。

「チャンスがあればとどこでもと思って準備している。まずは打撃でアピールしないと」。なりふり構わず、ポジションを奪う。(武田千怜)


ロッテ・平沢大河内野手(25)が、オープン戦1号となる先制2ランを放った。

「2番・左翼」で先発出場し、0-0の一回、無死一塁の場面。声出し応援が解禁され、右翼席から〝大河コール〟が響く中、2ストライクからエスピナルの145キロを豪快に引っ張り、ロッテファンで埋め尽くされた右翼席に運んだ。

平沢は「ストレートが2球続いたので、ストレートにタイミングが遅れないように打ちました」と喜んだ。


ロッテの新助っ人、ルイス・ペルドモ投手(29)=前ブルワーズ=が4日、本拠地のZOZOマリンスタジアムで入団会見を行った。ドミニカ共和国出身で来日は初めてだというが、会見の冒頭では「こんにちは。初めまして。ペルドモです」と日本語であいさつし、笑顔を見せた。

米大リーグで通算23勝を挙げた右腕は、「自分の武器は低めに集めるシンカー」と説明。入団会見前に行われた打者を相手にした実戦的な投球練習「ライブBP」では21球を投げ、安打性の当たりをわずか1本に抑えた。「感覚としてはすごく良かった。シーズンに入ってからも、たくさんゴロで打ち取るようなピッチングでチームに貢献したい」と力を込めた。

日本の野球は「ユーチューブでたまに見ていた」といい、「日本に来たかったという気持ちがあって、奥さんとも話していた。ここにいられてすごくうれしい」と笑った。日本食が好きで、特にお気に入りは「すしとチャーハン」だという。

吉井理人監督(57)は、投手コーチを務めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に帯同しているため、同席はしていなかったが、「ペルドモ選手にはリリーバーの活躍を期待しています。コントロールがよくゴロを打たせて取るタイプだと思っています。まずは日本の環境、野球に慣れてもらい、コンディションを整えて開幕からチームの勝利に貢献してくれたらと思います。あと、東條選手に似ているという噂ですが、東條より少し男前です」とメッセージを寄せ、笑いを誘った。
(以上 サンスポ)



 ロッテは、オープン戦の初戦でヤクルトと引き分けた。九回に同点に追いつかれたが、初回には平沢大河内野手が先制2ランをたたき込むなど活躍を見せた。

 初回、1死一塁で平沢が打席へ。エスピナルの3球目、145キロの直球を捉え、大歓声が沸く右翼席へ突き刺さる先制2ランを放ち、球場を沸かせた。
 投げては先発した西野が5回を4安打1失と力投。二回と四回は三者凡退に仕留めた。2-0の五回2死二塁では北村に中前適時打を許したが、最少失点に抑えた。

 2番手・広畑は六回から登板し、3イニング連続三者凡退と打線を封じ込めたが、九回から登板したカスティーヨが丸山和にソロを浴び同点。その後の攻撃で追加点をもぎ取ることはできず引き分けとなった。


 3年ぶりに声出し応援が戻ってきたZOZOマリンスタジアムに、一番乗りで弾丸ライナーを突き刺した。ロッテ・平沢大河内野手(25)がオープン戦1号2ラン。初回無死一塁で145キロの直球を右翼席へ運び、「久々に歓声の中でゲームができてうれしかった」と大歓声を力に変えた。

 この試合は「2番・左翼」で先発。昨季は開幕三塁を勝ち取ったが、出場はわずか13試合。現在は吉井監督の「打撃を生かすにはいろんなポジションを守れた方が試合に出やすい」という考えの下、外野を中心に守っている。

 だが、これまでの練習試合17試合で打率・184とまだまだアピールが必要だ。試合後には中村奨と練習を行った。2年連続の開幕スタメンへ、一瞬たりとも気が抜けない。


 ロッテの平沢大河内野手が「2番・左翼」でスタメン出場。いきなり、先制2ランを放った。

 声出し応援が戻ってきたで幕張の右翼席へ、一番のりで弾丸ライナーを突き刺した。初回、荻野が四球を選び、無死一塁で平沢が打席へ。エスピナルが投じた3球目、145キロの直球を捉え右翼への先制の2ランとした。「ストレートが2球続いたので、ストレートにタイミングが遅れないように打ちました」と振り返った。

 ダイヤモンドを一周した平沢は、荻野や中村奨とグータッチ。球場は大きな拍手と歓声に包まれた。
(以上 デイリー)



 今季初めて本拠地・ZOZOマリンスタジアムでのオープン戦となったロッテは、野手陣では開幕一軍入りを狙う平沢大河、池田来翔、ショートのレギュラー返り咲きを狙う藤岡裕大が、「今日をチャンスに変える。」と今季掲げるチームスローガンを体現するような働きを見せた。

 この日から野手陣では荻野貴司、角中勝也、井上晴哉といった実績のあるベテラン組が一軍に合流。ベテランが一軍に合流するということは、開幕一軍入りを狙う選手たちにとって、これまで行われていた練習試合に比べてチャンスが少なくなる可能性があることを意味する。つまり、1打席が持つ重要性がより高くなってくる。

 その中で、『2番・左翼』で出場した平沢大河は、0-0の初回の第1打席にヤクルト先発・エスピナルが2ストライクから投じた3球目の145キロのインコースストレートをライトへ先制2ラン。2月14日以降の練習試合では、捉えた打球が多かったものの、打率.138(29-4)、1打点だっただけに、この1本は大きなアピールになった。

 平沢は内野手登録ではあるが、練習試合では守備に就いた試合は全て外野で出場。熾烈な競争を勝ち抜くため「まずはバッティングが打てないと話にならない。打つことと、どこでも守れるように全ポジションチャンスがあればと思ってやっています」と春季キャンプ中に決意を語っている。

 池田は2月の石垣島春季キャンプでのシート打撃で森遼大朗から本塁打、11日の楽天モンキーズとの国際交流試合で走者一掃の3点適時二塁打、15日のヤクルトとの練習試合で本塁打を含む2安打2打点の活躍を見せていたが、26日の西武戦以降は4試合連続で無安打と当たりが止まっていた。

 2月14日以降の練習試合で打率.231(26-6)だったが、4日のヤクルトとのオープン戦では『8番・二塁』で出場すると、2回の第1打席にレフト前へ安打、8回の第3打席は昨季55試合に登板した木澤尚文のスプリットをレフト前に弾き返す安打を放ちマルチ安打を達成した。2回に牽制アウトを食らってしまったが、打つ方ではしっかりと存在感を見せた。

 この日は二塁で出場したが、試合前練習では二塁だけでなく、三塁のポジションでもノックを受けていた。「言われたらどっちでもいけるようにしたいですけど、特にこだわりはない。試合に出ないとあれなので、試合に出られるところで出たいです」と、ポジションにこだわることなく、どこでも出られる準備をしている。

 『9番・遊撃』で出場した藤岡裕大は、3回の第1打席に左のピーターズからセンター前に安打を放つと、5回の第2打席はセカンドへの内野安打。2-1の8回無死一塁の第3打席では、きっちりと初球で送りバントを決めた。試合前練習では、バントマシン相手に入念にバント練習をする姿があった。この日はバントマシンを相手にバント練習をしている選手が藤岡を含めて数人しかしていなかった中で、自分の役割を理解し、試合に向けた準備が結果となり実った形だ。

 オープン戦が始まり、「今日をチャンスに変える。」選手が1人でも多く出てくればより競争力が高まり、開幕一軍、開幕スタメンを目指した争いがより激しくなっていくはずだ。

取材・文=岩下雄太


「こんにちは、はじめまして、ペルドモです」。

 日本語でこのように挨拶したロッテ・ペルドモの入団会見が4日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。

 ペルドモはメジャー通算147試合・468回を投げて、23勝31敗8ホールド、防御率5.12。パドレス時代の16年に9勝(10敗)、17年は規定投球回に到達して8勝(11敗)をマーク。19年にはリリーフを中心に47試合に登板した経験もある。20年にトミー・ジョン手術を受け、ブルワーズでプレーした昨季は14試合・23回2/3を投げ、3勝0敗、防御率3.80。

 メジャーでも実績のあるペルドモは、日本で活躍するために必要なことについて「まず日本の野球、日本に慣れることが大事だと思っています」と日本に適応することを挙げ、「自分のプランに従ってゴロをしっかり取っていければ成功できると思っています」と武器であるシンカーでゴロをたくさん打たせることが重要だと考えているようだ。

 吉井理人監督は「ペルドモ選手にはリリーバーの活躍を期待しております。コントロールが良く、ゴロを打たせて取るタイプだと思っております。まずは日本の環境、野球に慣れてもらい、コンディションを整えて、開幕からチームの勝利に貢献してくれたらと思います」(吉井監督はWBC日本代表投手コーチのため入団会見には不在。場内アナウンス担当の谷保さんが吉井監督のコメントを代読)と期待を寄せる。

 ペルドモは「チームから必要だと言われたところで投げて、投げられるチャンスをもらったら、そこで全力を出すだけです。チームとしては優勝することだけを目標に頑張っていきます」と力強い言葉。

 ロッテのリリーフ陣は昨季“勝利の方程式”を最後まで固定することができず、5位に終わった。リーグ優勝するためには、勝ちパターンと呼ばれるリリーフが複数枚いると心強い。ペルドモにはその1人になるような活躍をしてくれると期待したい。

取材・文=岩下雄太
(以上 ベースボールキング)


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