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KFSM's

◆ K FROM SPEAR MEN ◆
 
Break On Through(To The Other Side)

)))試聴一盤.12((( 2 many djs『Soulwax Live』

2010-04-01 16:48:20 | Music
こりゃ参った!
これは2メニィDJsのDJライブを収録したものだが、とにかくアドレナリン大量分泌ものだ!ケミカル・ブラザーズに始まりレジデンツやクラフトワークならまだしも、クラッシュ、AC/DC、ニルバーナまでも過激なテクノで料理されている。こんなのフロアで耳にしたら体を動かさずにはいられないな。日本の某DJコンビが少し前に出したCDなんて自分の好きな曲を並べただけのくだらない代物だった。あんなのに自分の名前を付けるのは詐欺以外の何物でもない。このCDも結局元ネタは人の曲だから賛否両論あるだろうが、俺はここまでやるなら納得だな。これ聞いて改めて思ったが、アーティストとしてのDJって“既に構築されてる音楽を破壊して新しい何かを再構築できる人”なんだ。
とCDが良かったんで書いてはみたが、やっぱこのライブでも現場はカラオケでみんなが盛り上がるみたいなパターンなのだろうか?

ハッピー・トーク

2010-03-02 09:34:46 | Music
今更ながらにダムドのキャプテン・センシブルのソロ・ベスト(1982-84)を入手。
ヒットしたハッピー・トークから始まり、ダムドぽい曲やラテンぽい曲まで。基本エレポップだが、この音作りも含めた呑気さがいかにもキャプテンぽくて良いい。おまけに大好きなロビン・ヒッチコックが曲作りや演奏で参加してるのを発見し、かなり得した気分!
良い!

)))試聴一盤.11((( Joe Perry『 Have Guitar Will Travel』

2009-10-21 08:46:15 | Music
エアロのジョー・ペリーのソロ。
やたらポップで華やかになりすぎたエアロより断然カッチョ良い!エアロの70年代のような黒さがある。Voはジョーと新しいボーカリストとでとっているが、どちらもダルな歌い方で良い。フォーキーな曲はアメリカン・サイケぽくブルージー、ヘビーな曲はチープにグルーブしてる。私はエアロの『ナイト・イン・ザ・ラッツ』というアルバムが好きなんだけど、ユルくてもグルーブがある感じがどこと無く似てて気に入った。ちなみに、『ナイト~』はエアロ解散前の最悪なバンド状態の時に出たアルバムで、ジョーは製作途中で脱退してるんですけど。
ジャケのカッチョ悪さとは裏腹に、渋くてテンションの高いロックだ。

コーギスとか色々

2009-10-08 14:24:42 | Music
コーギス。以前から気になっていたが未聴だったバンド。ややNWぽい感じのAOR。トッド・ラングレンみたいに職人的で派手さは無いがジンワリ来る良さがある。秋の夜長に(まだ早いか)心地良く聞き込んでます。最近聞いてるのはベストなのだが、アルバムはNWだったりするのか?
マッドネス。1stとベストしか聞いてなかったが、これも良かった。スカのその後、てな感じの音作りと声が素敵だ。
オーケストラル・マヌバース・イン・ザ・ダーク。エノラゲイ。ピロピロピロピロ~ですね。
トーマス・ドルビー。NWには、ギャング・オブ・フォーとかポップ・グループのようなパンクから発生した組と、ポップ・ミュージックの進化系としてテクノロジーを取り入れたニ系統があると思うが、この人は典型的な後者。実験的ではあるけどあくまでポップ・ソング。このバランスが面白い。
スイング・アウト・シスター。ベストは全体的にはポップス。”ブレイクアウト”みたいな曲をもっと聞きたいんだけど・・・。
ダイアー・ストレイツ。“悲しきサルタン”がその昔大ヒット。後に聞いたら結構地味だった。が、今聞くとディランとかJJケールみたいで渋みが効いててグッド。マーク・ノップラーは良いギター弾くよな。

)))試聴一盤 .10((( The Feelies『Crazy Rhythms』

2009-09-11 23:09:24 | Music
フィーリーズのアルバムが再発された。
で、この1stは、トーキング・ヘッズ、ジョナサン・リッチマン、バイオレント・ファムスあたりを彷彿させる歌と演奏。(2ndは未聴)ヴィック・ゴダードのサブウェイ・セクトにもどことなく似てる。要するにあの頃のネオアコ~NWなバンドだ。
しかし、昔聞いた時はもっとヘタウマでガチャガチャしてたと思ったが、今聞くと演奏・曲共にしっかりしてる。ジャケの大学生みたいなイメージと違い、マイナーだがスピード感がある曲が多くオルタナの原点としても面白い。
進むにつれタイトル通りクレイジー・リズムになって行く。さすがアントン・フィア、脱退後ラウンジ・リザーズに入るだけの事あるわ。
いや~、80年代は深い!

Pink Floyd DVD

2009-09-02 14:11:09 | Music
ピンク・フロイドの映像は雰囲気があって良い。
今回買ったDVDはAtom Heart Motherのコーラス隊&オーケストラとのセッションと70年前後の定番曲のライブが収められてた。Atomは全収録ではないが、コーラス隊のルックスも含め当時を垣間見る事が出来て面白かった。他は岩場を切り開いたような所でのライブ。ポンペイもそうだったけど、ピンク・フロイドは大宇宙というより人間の神秘を表現してる感じが好きだ。全く、当時ライブを見た人が羨ましいね。
しかし、これだけ長く生きハードロックやパンク・NWをタイムリーに体験していても、古い音楽は懐かしいとは思えど古くは感じず斬新にすら感じてしまうから面白い。コピー・バンドのような若手を聞いてるよりよっぽど刺激的だ。

CAMEL

2009-06-20 08:45:55 | Music
高山の総括を書こうと思ってたが、仕事が激忙しくなって長文を書いてる暇がなくなってしまったので最近気になってるバンドの事でも。
そのバンドは70~80年代に活躍したプログレ・バンド“キャメル”だ。何を今更?って思った?
CD屋で流れてた『ブレスレス』というアルバムが気に入って、ベストを買ってみたらなかなか良かったんです。
派手ではないが、アニマルズとか炎のピンク・フロイドにどことなく似てて、好きなタイプの曲が多かった。
昔はクラシカルで地味なプログレはあまり好きでは無かったが、今はこれ位が丁度良い。
アルバムはコンセプト・アルバムが多く面白そうなので、今度はそっちもチャレンジしてみよう。

)))試聴一盤.9((( Jim Morrison/Five To One

2009-05-29 23:04:15 | Music
タイトルはジム・モリソン、フューチャリング・アルバート・キング。
一瞬ドアーズとは別のセッションか?とも思ったが、やはりドアーズの1970年のライブ。全く、このタイトルとアメリカン・プレイヤーをアレンジしたジャケは紛らわしい。これまでジムがドアーズ以外で歌ってたのは、ジミヘンとのセッションと、フランスでストリート・ライブしてたの位しかないので期待したが、やはり期待した俺が馬鹿でした。とは言え内容は十分に興奮物!ただしマニアには(笑)。マニアには音が悪かろうが、アルバート・キングがどこでプレイしていようが分かんなくても良いんです。ドアーズは最高なんです!

Llik Your Idols

2009-05-19 17:05:07 | Music
RからDVDを借りた。
80年代中期から90年代初期にNYで起こった“シネマ・オブ・トランスグレッション"という映画監督達によるムーブメントを捉えた作品『Llik Your Idols』。と書いてはみたもののそんなムーブメントがあったのは知らなかった。でもここに登場するリディア・ランチ、ジム・フィータス、スワンズ、ソニック・ユース等のイカレた人達がクロスオーバーしてた事を考えながら見ると、かなり興味深く面白く見れた。(※演奏シーンはほとんど入っていません。)
宣伝のビラにはNO NYってデカデカ書いてあったけど、これはどちらかと言うとNO NY以降に確立されたシーンだと思う。1984年あたりにアメリカから入って来た沢山のジャンク・バンドのレコードに感じてたやばい空気が見事に凝縮されている。こういう雰囲気を説明するのって難しいけど、これだけしっかり時代を切り取ってるのって凄いと思う。ここではムーブメントの中心人物達の作品を細切れに見せているからワクワクするが、実際の作品はどうなのだろう?見てみたい。
エロ、グロ、ヴァイオレンス、アート。さすがNY、イカレテル!

三角帽子

2009-04-30 01:24:31 | Music
図書館でファリャの“三角帽子”と“恋は魔術師”がカップリングされたCDを借りた。
ファリャとはスペインのクラシック作曲家で、三角帽子は高校の時やってたブラスバンドのコンクールの時にどこかの高校が演奏してたのを聞いて気に入った一曲だ。バレエ音楽なので分かりやすく、スペインというお国柄もあり情熱的なとこが良い。カルメンとか闘牛の雰囲気をバレエにした感じと言えば分かり易いかな。
この曲は私的には全然古さを感じないんだけど、初演は1919年なんだよね。凄いな。

ところで、先にコンクールでって書いたけど、私がクラシックを聞く理由の一つがここにある。コンクールやコンサート会場の静寂と緊張、クラシックを聞くと思い出すんだよね。
私は子供の頃は音楽が苦手だった。中学に入学した時に友人と何となく入ったブラバン。あの時ブラバンに入っていなければ今私は音楽をやってなかったと思う。

今日はそんな思い出の一曲を聞きながら眠ろう。