Got To Get Away Vol.1

2011年4月23日、音楽ライター遠藤妙子さんの初企画『Got To Get Away』を見に二万電圧へ。
遠藤さんとはかれこれ20年以上の付き合いになるが、現在でもこのシーンの目撃者であり当事者でいる遠藤さんにはとても刺激を受ける。

今回の出演は、オルタナ系のGoupil And CとCrypt City、日本独特のサイケ～ロックのAfter The Sludge、Fun☆Anaの4バンド。
バラエティに富んだラインナップで楽しんだが、今回は特にCrypt Cityが良かった。バースデイパーティのようなリバーブ強めのギター、ディスコパンク風なリズム隊、そこにやや軽めだが鋭くVoが絡む。今の彼らの勢いを感じさせるスピード感と爆発的グルーブが気持ち良かった。
あとフナナは元ちゅうぶらんこの人がやってるバンドで、ちゅうぶらんこは昔何度か見に行った事があり楽しみにしていた。サイケ度が増し、ちゅうぶらんこに比べよりディープになってた。
フナナはクリプトの次の出順だったのだが、どんどんグルーブが増しハイになって行くクリプト、重く粘つくフナナ、洋と和、曲作りからライブの持って行き方まで対極にあるライブで面白い対比だった。

企画、色々大変な事は多いと思いますが、今後も遠藤さん的視点の意外な組み合わせで楽しませてもらえる事を期待しています。
お疲れさまでした。