勇者様の雑記帳

ゲーム暦40ウン年の勇者様の足跡が書き散らす日記。ゲームや映画、読んだ本などについて、好き勝手に書いています。

映画『ミステリと言う勿れ』(2023年公開)

2024-03-22 05:35:08 | 映画
昨年公開された、『ミステリと言う勿れ』の劇場版が、アマゾンプライムで有料配信されていた。
公開時に家族で観たいな~と言っていたのが、結局そのまま流れてしまったのだが、
休日の暇つぶしに、「じゃ、みんなで観るか」となった。

『ミステリと言う勿れ』は、田村由美原作のコミックの実写版映画である。

2022年にテレビドラマとして放送されていたが、
元々の原作が持っていたストーリーの意外性と、菅田将暉らの好演が相まって、非常に面白かった。
主人公の久能整(くのう ととのう)は大学2年生、もじゃもじゃの天然パーマがトレードマークの不思議くんだ。
作品中では探偵役であり、「僕は常々思うんですが」が口癖で、
出来事を論理的にひも解いて、他の人が気が付かない事実関係を洗い出すことが出来る。

劇場版は原作の2巻から4巻にかけての、狩集家の事件を取り上げている。
広島で知り合いになった、狩集汐路という名前の少女、
彼女は名家である狩集家の後継者候補の1人であり、
当主が亡くなった狩集家では、4人の候補者のそれぞれに、敷地内の4つの蔵の手渡し、1つの謎を提示する。
謎を解いたものが次の狩集家の当主になれるルールで、
久能君も半ばなし崩しに、この謎ときに巻き込まれることになる。

話は4つの蔵を舞台にした謎解きかと思いきや、実はこれは導入に過ぎず、
狩集家で過去から続く殺人と、名家の陰惨なルーツを解き明かす本筋にへと続き、
最初は大したことのない事件と思われていたのが実は・・・という
長尺の映画向けのシナリオである。
TVドラマも面白かったが、映画の方も重苦しくなりがちな名家もののストーリーが、
コミカルなシーンを挟みながらテンポよく描かれており、
もうすぐ小学校にあがる次女も含めて、家族で楽しく観させていただいた。

ヨメ様は、 ドラマ『いちばんすきな花』で松下洸平が演じていた春木椿が好きなのだが、
今回の松下洸平の演じる役どころはなかなかにアレなかんじのキャラなので、
色々と複雑な想いを抱えながら観ていたそうな。

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