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喜びを受け入れます

2013年 夏越しの大祓

2013-06-30 22:23:52 | Weblog


今日で6月は終わり。この日は一部の神社で夏越しの大祓という神事が行われてます。

これは大晦日が新年を迎えるための大切な日であったのとおなじように、六月晦日も、神に年の前半のあいだの無事を感謝し、収穫までの後半年の無事を祈るための物忌みの日、祓いの日としたそうです。
夏越祓いの方法は、人形にけがれを移して水に流す方法と、「茅の輪くぐり」とい方法とがあります。
茅の輪くぐりというのは、神社の境内に竹で作った直径二、三メートルほどの輪にカヤを巻きつけたものが置かれ、参拝の人々がそれをくぐることによって身のけがれをはらいます。
そうすることで、夏の恐ろしい伝染病や水の災難を防ぐことができると考えられたのです。


数年前にそういう神事があることを知ってからは何度か茅の輪くぐりをしてきましたが、今年は宮崎神宮で夕方から神事が行われることをしり、さっそく行ってきました。

神宮につくとすでに宮司さんたちがスタンバイして出発するところでしたので、急いで申し込みをしました。
自分の住所と名前を書き、初穂料を納めるのですが、人型の紙に名前を書いてその紙でからだをさすり、さらに息を吹きかけました。それで人型に穢れ移し祓ってもらえるとのことでした。

あわただしく申し込みをして境内に入ると本殿の横に人があつまってました。
そこで待っていると宮司さんたちがやってきました。

まずは白い小さな包み紙がひとりひとりに配られました。
そして大祓いの神事がスタート。
小柄な私は何が行われてるか人ごみの隙間からやっと見れる状態。
宮司さんがお祓いの詞をあげて私たちの前を通る時、頭を下げます。どのタイミングかわからないけど、「おぉぉぉ~」と私たちは答えます。
何度か繰り返したのち、先ほどの小さな包みをあけるよう言われました。
中には小さな紙吹雪が入っていて、それに3回息を吹きかけ、さらにその紙を自分の左側、右側、さらにまた左側へと撒きました。
たぶんお塩の代わりかな?
他にも不要なもの(布を割いたもの)を箱にいれるっぽい儀式とかやってるみたいでしたが、よくわかりませんでした。

そして一連の儀式が終わると、つぎは茅の輪くぐりへ。。。。
お~これこれ!HPの写真で見たら、宮司さんの後について参拝者も一緒に茅の輪をくぐるようでした。
やはりそのような感じで宮司さんを先頭に巫女さん、参拝者が列になって輪をくぐりはじめました。

いったい何人いるのだろうというぐらいの人々。
そしてこの言葉を全員で何度も何度も繰り返しながら歩きました。


水無月の夏越祓いする人は千歳(ちとせ)の命(いのち)、延(の)ぶと言うなり


茅の輪をくぐって夏越祓いをした人は、寿命が千年にも延びますよ、という意味です。
神事に参加してるな~って感じがしました^^



長い行列はなかなか進みませんでしたが、1回目のくぐりは左側をまわり2回目は右側、そして3回目はまた左側を全員がくぐりました。

最後に宮司さんからのお話。
日本人は清々しさを尊び、自然の中のはぐくみ(むすび)を大切にしてる・・・という内容のお話をされました。
心にしみたな~。とくに清々しさ、清浄にするということは日ごろ怠っているので反省しきり。そして自然への敬意もあらためて考えさせられました。

そしてすべての儀式が終了。
茅の輪の草を持ち帰っていいらしく、私もいただきました。(後で調べたら、みなの穢れがついてるので持って帰らないほうがいいとのことでした^^;)

今日の宮崎は1日中雨模様でしたが、儀式が始まる前には雨がやみ、また終わったころになると降りはじめました。

神の計らいだったのでしょうね。ありがたい。

神社のこと、祭られてる神々のこと、ぜ~んぜん詳しくないのですが、神社好きですね。
魂が喜ぶみたいです。

清められた心身で7月以降も乗り越えていこうと思います。

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