宮城県栄養士会 食のコラム

「食と健康」についての情報発信!!

地産地消~宮城で採れる春の食材~

2013年03月15日 | 食文化

 

宮城は食材王国と呼ばれるほど,大地の恵み,海の恵みどちらも採れるすばらしい土地柄にあります。地産地消の言葉はみなさんも聞き慣れたかと思いますが、宮城で採れる食材を改めて知ってほしいと思い、季節ごとに4回シリーズでお届けします。<o:p></o:p>

 

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 今回は「春」です。<o:p></o:p>

 

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「春キャベツ」:主な産地 県内全域    時期:4月~6月

 

春キャベツは柔らかく甘みが増すのが特徴です。サラダや浅漬けなど生食がおすすめです。食物繊維やビタミン類などが豊富です。<o:p></o:p>

 

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「葉せり」

:主な産地 名取市・石巻市   時期:4月~5月

 宮城のせりは日本一の生産量を誇ります。県内での栽培の始まりは江戸時代初期に現在の名取市で野生せりを栽培していた記録があるほど、歴史のある野菜だそうです。春の七草の一つとして冬が旬のイメージが強いですが、4月~5月に出荷される「葉せり」は、やわらかさと香りが特徴です。<o:p></o:p> 

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「ほや」:主な産地 牡鹿半島以北    時期:4月~9月<o:p></o:p>

 

宮城県沿岸は、ホヤの生育に適した水温ということもあって盛んに養殖され、震災前は全国の80%を占める生産量でした。その見た目から「海のパイナップル」と呼ばれています。その独特の風味も特徴的です。<o:p></o:p>

 


噛ミング30(カミングサンマル)で健康に 

2013年03月01日 | 食・レシピ

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  みなさん、食事のときに何回噛んでいますか?よく噛んで食べましょうと言われますが、実際はなかなか数えながら食べるということはしませんよね。やわらかく、あまり噛まずに食べられる食品が豊富な現代では、昔に比べて噛む回数が減ったといわれています。

 厚生労働省では、ひとくち30回以上噛んで食べることを目標とする『噛ミング30(カミングサンマル)運動』を提唱しています。これは、十分に歯・口を使う食べ方を通して国民の健康増進を図ろうというものです。では、よく噛んで食べることでどんな効果があるのでしょうか?<o:p></o:p>

 

●よく噛むとこんな効果があります●<o:p></o:p>

 【肥満を予防】

 よく噛むと満腹中枢が刺激されて満腹感を得られるので、食べすぎを防ぐことができます。<o:p></o:p>

 【唾液の分泌を促す】<o:p></o:p>

 よく噛むと唾液の分泌が促されます。唾液は口の中の細菌を洗い流し、虫歯や歯周病を予防します。<o:p></o:p>

 【口のまわり筋肉が鍛えられる】<o:p></o:p>

 よく噛むと口の周りの筋肉を使うことになり、言葉の発音がよくなります、また、表情筋が鍛えられて表情がいきいきとします。<o:p></o:p>

 【脳の動きが活発に】

脳への血液循環がよくなり、脳の発達を促します。<o:p></o:p>

 

 よく噛んで食べていても、左右どちらかの顎ばかりで噛むのが癖になっていると、筋肉の使い方が偏り、顔のゆがみや頭痛、疲れ目、腰痛などの体の不調を引き起こすことがあります。片側噛みは虫歯や歯ならびの悪さが原因の場合もあるので、一度歯科医に相談するとよいでしょう。<o:p></o:p>